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ドクター(よ)ねもとの
ざ・自立志向住宅プロジェクト始動!!
--住みやすくて、万が一にも安心。そういう工夫のある家に暮らしたい!--
この自立住宅プロジェクトはテレビ朝日系(民教協)「情報バザール」(2001.11.13関東地方放映)で紹介されました
このプロジェクトの一部、風力発電機設置の模様は雑誌ドゥーパ!20号〔2001年1月)で紹介されました
ご視察(2001年):茨城県議、つくば市議(2名)、阿見町議、自然農法市民団体様(小生不在ですみません)ほか


 近年の住宅性能は高気密、高断熱をベースにどんどん上がっていますね。メーカーのカタログにはそれらの数値やイメージが溢れています。それはそれぞれ快適な住まいを指向し、現代の技術で具現化した例示と見ることができましょう。私は、それをベースに工夫で実用的な自立志向住宅を計画してみました。

自立志向住宅とは?

 太陽光発電をベースにした「エネルギー自給住宅」「ゼロエネ住宅」という商品としてある程度自立的な住まいはすでに大手メーカーより提案されており、かなり高価になるもののそれなりに注目を集めているようです。
 しかし、どうも、コンセプトハウス的、アドバルーン的な印象が拭えません(1998年現在)。自立志向住宅は、環境との共生を目指しつつ、雨水や風力など自らに蓄え水不足時や災害に備えようという「こころざし」を持った人の工夫の住まい、です。できるだけコストのかからないように工夫する実用のエンジニアリングを目指します。ある種、知的なオアソビだと思ってくださってけっこうです。
 始動した私の計画をここに公開しますので、ぜひご意見をくださいませ。


個人、メーカー、エンジニア、販売店、工務店の方へ

 自立志向住宅の提案は工夫と試行錯誤の段階です。ぜひ、技術やアイディアのご提供をお願いします。もちろん、部材の無料あるいは格安提供も大歓迎です(笑)。実装を試みたものについては、本ページでレポートしてみたいと思います。また、基本的に自分自身の工夫や体験としてリポートします。できるだけいろいろな方が「こうやれば楽しみながらできるんだ」と追体験していただけたらと思います。こうだったらいいなぁという理想の部分も書いていきたいとおもいます。
 情報提供はこちら→終了しました

 

高気密・高断熱・計画換気ソーラーハウスをベースにして自立を目指す

 OMソーラーハイブリッドソーラーなら、太陽熱温水器がつきますので、上水の貯水も最初から可能です。独自の温水器も太陽熱の有効利用に加え、上水の備蓄という点で有利です。しかし、屋根上にタンクを持つタイプの温水器は屋根が重くなって、家の重心が高くなりますから、耐震性としてはお勧めできません。他には深夜電力を利用する貯湯タンクも上水の備蓄という点から利用できますね。
 私が選定したハイブリッドソーラーシステムは太陽熱から温水と床下蓄熱コンクリートを利用した床暖房を提供するもので、24時間計画換気の高気密高断熱住宅と組み合わせることで最大の効果を発揮するというものです。標準で370リットルの断熱貯湯タンクを備えるので、災害時、数日間の飲料水を確保する事ができますので目的に合致します。  


雨水利用

 雨水は、初期の2ミリ程度を捨てればかなりきれいな水ですので利用価値の高いのです。散水、洗車など、ガーデニングをやる方には野菜や道具の泥汚れを落としたりと、上水を節約しながら水を有効利用できます。石灰岩を入れておけば酸性雨も中和できます。エビアンやボルビックは石灰岩(カルスト)で作られるミネラルウオーターですからね。

 自治体によっては下水料金が上水と連動しているので、雨水を下水に流すことが出来ない、あるいはあらたな課金が生じる場合も有るでしょう。しかし、雨水を備蓄しておくことは、万が一の上水の停止があっても、洗濯水、トイレのフラッシュ、あるいは足立区異交会(今野製作所)の雨水飲用化装置ニュービガーやサバイバル用品のフィルターを使えば飲用化できるでしょう。水さえあれば心強いものです。

 住宅に雨水タンクを備えるには浄化槽利用や、RC造で建築時に造っておく他、グリーンエンジェルス・ソフトエネルギー研究会などで食品輸入に用いられたタンクを利用した安価なものを分けてくれますので、地下に作らずとも出来ます。農業用のローリーは耐候性と言う点で疑問を持っています。また、可塑剤としてフタル酸エステルを含むのではないかと疑っています。  


風力利用

 日本で遅れているのは風力利用です。水力発電はいくらダムを造っても土砂に埋まってしまえばおしまいですが、風力はそうではありませんし、北米など、電力を得るのが難しい広大な牧場などでは風力発電の定評があります。それになんとつくばは風況地図では余り芳しくないものの、風力利用の歴史があることを知ったのです。
 日本で遅れている理由は恒常的に風が吹いていて採算のとれる場所を選ぶのが遅かったこと、個人用では土地が狭く、シュンシュンと音をたてて回る回転翼の心理的恐怖感などが理由でしょうか。ですので定評有る小さな風力発電機を屋根のすみっこでオブジェの様に回す、というのはどうでしょうか?私が目をつけたのはエアー403風力発電機です。これ、流行りますよ絶対。

 インバーターを利用し交流100ボルトに変換し、外部電源供給ソケットより住宅に給電します。発電機回路には避雷機を設置する必要があるでしょう。またかなりの直流大電流が流れますので、配線の発熱や接合部分のアークにはくれぐれも注意しなければなりません。インバータは雨水ポンプ駆動(突入電流10倍程度?)、蛍光灯照明等(点灯時電流2倍程度)を考慮しバッテリと共に電源容量(当初100Ah程度か)を計画すると高価になりすぎるでしょうか。風力発電機設置に関しては住宅の構造躯体に振動や騒音が伝わらない構造としなければなりませんね。また、矩形波ベースの安価なインバータはノイズを盛大にまき散らしますし、白熱灯の寿命を延ばそうとサイリスタ調光器を利用しようとしても動作しません。廉価版ですので売電は最初から考慮せず、商用電源とは独立に発電し、独立に消費します。

 風力発電の蓄電池は自動車用シールバッテリなどを転用します。もちろんディープサイクルバッテリが良いのでしょうが、このへんはアマチュアです。安価なバッテリを使います。発電実績に応じて並列接続で容量を検討する必要がありましょう。硫酸漏れや水素吸収体の劣化による水の電気分解による爆鳴気生成を避けるため、屋外の軒下などに蓄電池室を作ります。発火しても家には影響が内容にするためです。

 そうそう、風力発電に向いているディープサイクルバッテリは小型船舶用に使われています。はたと思い出してインターネット釣り具店の社長にバス釣り用のエレキにつかう24ボルトのバッテリの出物をお願いしました。やはりすぐにダメになってしまうかもしれませんが、船で使うディープサイクルバッテリの一種のはずです。この辺はアタマを柔らかくして、なんでも利用してみるのがアマチュア的態度ですね。それに電動カート用などが使えるかもしれません。
 通常は補助電源の動作を確認するため出入り口夜間防犯灯やトイレの夜間低照度電灯などに利用し、日常的に動作を確認する予定です。常夜灯には17ワット型球状蛍光灯など長寿命のものを用いることになります。   


電源対策

 商用電源とは完全に独立した配線で外部電源利用のコンセントを設けます。また、風力発電機の蓄電池の完全放電時を考慮し、発動発電機等異なった電源を結線できるように外部電源入力に結線を変更できるようにコネクタを利用するか、切り替えスイッチを備えることが必要です。当然、商用電源を結線することも出来るので利用の自由度は高くなります。いいかえれば、コンセントの一部を非常用に切り替えて利用できる、となります。現在のところ法的規制がどの程度有るのかわかりませんが、是非とも欲しい機能です。

 配線は安価な矩形波・疑似サイン波インバータを利用することを考慮し、ノイズの混入を避けるため、商用電源配線から出来るだけ離して設置する必要がありましょう。この配慮は風力発電機に落雷があったときの巻添えで商用配線を損傷しないためでもあります。

 コンセントは階当り最低1個は確保し、夜間の生活に最低限の照明や情報機器等へ電力を提供します。コンセントは商用と色を変える等して区別します。このあたりは計画している夜間ホームシアター(夜シアター)との兼ね合いです。   


情報をください!!

引き続き情報の提供は受けて着けておりますが、取りあえずどれも解決することができました。結局、決心だけの問題なんですよね(笑)。 おかげさまでようやく一応の完成を見た我が住宅の仕様をまとめましたのでこちらでご参考まで公開します。
引っ越しの顛末をチラリと書いた引っ越しはおおわらわ、というのもあります。 また引っ越して1年経った住み心地も書いてみました

@Nemoto's自立住宅トップ根本正