風力発電機を調達せよ


 エアー403は、カナダのウエッブサイトで見つけた400ワット風力発電設備で充電回路、過回転防止、強風対策などがとられていて、直径1メートルちょっとの球状の空間があれば設置できてしまいます。また、太陽電池パネルを組み合わせる事で蓄電池の深放電を避けることができます。400ワットの実力ですが、実働10分の1かと見積もっています。CQ誌で電菱社が販売していることを知りましたので早速ホームページから問い合わせをしました。

1999.12.07
 それから、もう一度、調べてみました。altavistaでAIR-403 manifacturerと打ち込んだらhttp://windenergy.com/がヒットしました。ウエッブサイトは更新されたばかり。住所がわからないのでyahoo.comにつないでwindenergyと打ち込んだらアメリカはアリゾナの会社であると返ってきました。南西風力社、です。ところで、www.windpower.comはNorthan Alternative Energy社でした。ややこしい。やはり風力発電をやってますが、我が家にはちょっとインストール出来ませんね。メガワットクラスのウインドファームのプロジェクトをやる会社ですので。

 南西風力社のサイトでで製品情報をみるとルーフトップにイージーインスタレーションとあります。これは楽しみ。ルーフトップにマウントするキットは安いじゃないですか。そこで工務店の端末から工務店のエンジニアの名前でメイルでといあわせ。心配なのは本体のバイブレーションです。

 もう一つ、日本のゼファー社が真新しいサイトを立ち上げていました。ゼファーのスペルが特殊なのと、うしろにecoが付いていたので検索していて思いつかなかったのです。そろそろサーチエンジンのロボットが訪れたでしょうから、引っ掛かると思います。こちらならディープサイクルバッテリを含めてフルセットで買えますが、ポケットマネーでちょっとというわけにはいきません。最も安いセットのインバータは矩形波で、エンジニアとしてみれば太陽電池も22ワットととりあえず付いている、程度です。電菱社の取り扱い部品と同じものですね。電話をするとパーツ買いもOKだそうです。それなら、商用電源との自動切り換え器など欲しいと思いました。2度のメイルのやり取りで、代理店の桐生を紹介してくれて、そこから資料が届きました。ZephyrシステムはAIR403に独自の塗装と振動対策を施したものと見受けられました。防振マウントやタワーなどを自社開発しています。コンプリートキットで供給し保証するという姿勢は今後の飛躍が期待されると感じました。

1999.12.13
 South East Wind Power社のアジア環太平洋総代理店となっているESI社から工務店へ電子メイルの返答がありました。私のブロークンな英語で書いたメイルが転送され早速対応してくれたというわけです。その対応の早さは評価できます。ただ、InstituteというからNPOかと思いましたが、営利目的の有限会社であるようです。どうもトップページは「総代理店」とは思えないし、会社概要としても説明不十分で不安です(1999.12.13現在)。しかし、ようやく供給元のおおもと(の1つ?)に近づきました。このあたりは交渉の間に明らかになることを期待します。

 そこで、販売品目の一覧を見ていてふと気がつきました。インバータです。この型番、まちがいなく未来舎のものです(当時は型番だけだったのです 00.03.15)。散々苦労して選定したインバータがすでにアッセンブルされていたのでした。安心するやら気が抜けるやら...としていないで早速見積もり依頼です。

1999.12.15
 工務店を介して当たってもらうと、価格は電菱より多少安いものの電菱は送料を負担してくれるとのこと。ESIは長野、電菱は東京という差があるのでしょうか。しかし、未来舎とも交渉をしなくても済んでしまうのですからESI社は魅力があります。もう少し、価格的あるいは他の面で頑張ってくれないものかと思いました。

 結局、日本における唯一の総代理店であるというESI社におねがいすることになりました。いろいろな問い合わせにご回答いただいた各社様、ありがとうございました。
 ところが在庫が切れて、為替変動で2000円ほど高くなってしまいました。まぁ仕方がありません。のんびりと納入を待つことにしました。

2000.03.22
 じつは99年12月、ESI社のウエッブ担当の方とやりとりをして、サイトのデザインについてコメントをしました。当時は型番しか載っていませんでしたし、日本国内では利用できないキットもリストされていました。私の辛口なコメントに対して、即座に対応して下さり、正確な情報が親切に公開される形に変更して下さいました 。おかげで拙文「インバータを求めて」はなんだか無駄になってしまいましたが。
 また、ESI社は2000年3月15日付けで、アースグッズに名称変更になり、独自サイトを運営しています。会社のミッションがはっきりとし、オンライン販売に力を入れていくとのこと、さらにはAIR403には一年間ですが損害保険が付きました。素晴らしい!!

なぜ12ボルトを標準に?

 素朴な疑問です。どの会社もなんで大電流を生じる12ボルトが標準仕様なのでしょうか。ひとつは直流12ボルトは意外と使い勝手が良いことがあげられます。自動車用の機器がそのまま使えますから。電菱はアマチュア無線機も手がけていますから、移動運用用としては理解できます。しかし、最大の600ワットが12ボルトででると50アンペアも流れます。やはりここは24ボルトで電圧降下と大電流を避けるのが賢明です。なにしろ配線は経験があるとはいえ素人がやるわけです。設置高を考えるとケーブルはそれなりの長さが要ります。12ボルトだと配線の損失を考えると太くて重い線を使わなければなりません。48ボルトだと周辺機器の選択肢が減ってしまい、安く上がらなくなります。そこで私は24ボルト仕様でシステムを構築することに決めています。でも近い将来、自動車の軽量化の一つの手段として電源電圧の40ボルト程度への高電圧化が言われていますから、今後はその辺も視野に入れないと行けないかもしれませんね。

 しかし、本当のところのAIR403の流通経路はどうなっているのでしょう。エンドユーザ(候補)としては気になるところではあります。また、販売チャンネルが混乱すると個人用風力発電の普及に水をさすことになります。このあたりはソーラーハウスの歴史の妙なわだかまりが頭をよぎります。

2000.04.28

 さて、やっと納品されたAIR-403ですが、なんと日本語マニュアルがありません。窓口になっていただいている工務店の若いエンジニアも、「ディスカウント価格なので日本語のマニュアルはつかない」と言われたというのです。これはPL法に抵触する可能性大の大変なことです。アースグッズ社を勝手に応援しているつもりの私にとっては重大です。さっそく、社長宛にメイルを出しておきました。すくなくても日本唯一のオーソライズド・ディストリビューターなのですから、安くしたからサービスを削る、なんてことは言ってはいけません。ましてや、日本語マニュアルを故意に省いたがためにユーザがケガをしたりケガをさせたりしたらどうなることか...どんな製品であれ、価格を抑えたからといって製造物責任法を逃れることは出来ないはずです。輸入品の場合には輸入総代理店が責任を負うことになると思われます。

2000.05.02
 手に入りました。日本語マニュアルや保証書。なんかの手違いで入れ違いになっていたようです。担当者同士の誤解もあったようですが、無事に手にはいりました。それにファー社長から直々に謝罪のメイルをいただきました。また、アースグッズ社の母体であるESI社は様々な教育的、啓蒙的なイベントを提供しています。その情報もファー社長からいただきました。ウエッブで確認できます。

 このところAIR-403は奇麗に塗装されて売られることが多くなりました。納入されたものは、まったく武骨なダイキャストのボディそのものです。そこで塗装をすることにしました。それもコストをかけずに...ちょっと考えて私は、自動車板金屋さんにお願いすることにしました。

新築祝に格安か出来ればタダで有り合わせの塗料で塗ってくれない?

 コストをかけないために電話をかけたわけです。もちろん、2つ返事でOKをもらいました。ただ有り合わせですから何色になるかわかりません。でもいいじゃないですか、個性的で。もちろん、自前でスプレーを吹いてもいいのですが、現状で作業場が思うように取れないこと、本格的塗装設備にかなわないことなどから人任せにすることにしたのです。こうやって旧交をあたためることもいいものです。

 いよいよ設置です。→設置の実際

自立住宅(旧)1999.12Mod. 2000.10