風力発電ではないけれど

ソーラーチャージャでお得快適乾電池ライフ

風力発電でウハウハもうけるのは難しい

 奥様方も納得の自然エネルギー利用、それは乾電池に太陽光を詰め込むことです。乾電池と言ってもマンガン電池やアルカリ電池のような使い捨ての電池の話じゃありません。充電可能な電池、これを2次電池といいますが、に繰り返し充電して使うというお話なんです。

 最近は単三型とよばれる電池を多用しますよね。ウオークマン型の機器やデジカメやらハンドヘルドの一部などで。じつはエコ人間は特殊な電池ではなく単三型電池で動く機器を選ぶと良いのです。で、新鮮な電池はモータの入った機器やカメラのストロボ、フラッシュライト、高出力の無線機のように高電圧と大きな電流を利用する機器に最初につかいます。(最近は無線機も電池使い切りのために低電圧で駆動できるように動作電圧範囲を広く設計されていますが。)それらの機器で使えなくなった電池は安物のAMラジオや壁掛け時計に入れて使い切ります。発光ダイオードのオモチャ、液晶時計なんかでもいいです。特に安物のAMラジオがたいへんに具合が良い。音がひずんでくるまで使うとほとんどスッカラカンになるまで使えます。FMがついているラジオはどうもうまく行きません。なんにしても電池に電圧が残っているうちに捨ててしまうのはもったいない。

 そうやって電池は完全に空にする週間を身に付けるのが第一段階。乾電池の容量チェッカは必需品ですね。それも負荷抵抗入りのやつを。電圧だけ出ていても電流がとれないというのがはっきりわかりますから。

 さて、電池使い切りの術を身に付けたら自然エネルギー利用です。風力だけで実用的な電力を取りだすのはとても難しいと繰り返し書きました。400ワット高速型高出力風車の1割の40ワットのそのまた半分の消費電力の蛍光灯(17ワット)を夜間だけ点灯させようと思っても難しいのです。

 でも、こちらならどうでしょうか。

 用意するのは4000円ぐらいで手に入る太陽電池パネルを装備した小さな「ソーラーチャージャ」です。単三型2次電池としてはニッケル水素電池を選びましょう。ニカド電池でも良いのですが、ニカドは化学反応でガスの出入りがあるし、カドミウムを含むので廃棄に気を使うし、使い方間違えて重金属汚染をするのもよろしくないので、価格も下がってきたニッケル水素電池を買います。私は秋月電子通商でセットで買いました。かわらカタログの電池の頁で程よいのが見つかるでしょう。私が手に入れたものは最低保証容量1600mAh(ミリアンペアアワー)、つまり1.6アンペアの電流を1時間流し続けられる容量のものです。セットで買っちゃいましたから、1本190円です。

 では一度限りしか使えないアルカリ乾電池と、ソーラーチャージャーを使ってニッケル水素電池を繰り返して使用する場合で、比較してみましょう。
 アルカリ電池の価格は、ジョイフル本田で2本で98円でした。消費税を無視すれば1本49円とずいぶん安く買えます。

 ニッケル水素電池は、今や嬉しいことに1本190円で手に入ります。ついでですが、NiMH電池ともいいます。Niはニッケルの元素記号、MHはメタルハイドライドつまり水素吸蔵合金の事です。ですんでNiMhなどと書くのは限りなく誤記に近いです。ニカドもニッケルとカドミウムを使っているからNiCdでNICDではないのです。

 ニッケル水素電池は、200〜300回、条件がよければ500回以上、充電して使えます。 少なく見積もって250回としましょうか。

 まず激安アルカリ電池の場合のコストは、49円×250本分=12250円かかります。

 それに対して、ソーラーチャージャででニッケル水素電池を充電して使うと、
ニッケル水素電池代=190円
ソーラー充電器=4000円
だから合計は4190円 ですね。

 激安アルカリ電池は12250円使っているうちにニッケル水素電池+ソーラーチャージャは半額以下。限りなく1/3に近い。そして廃棄物は一切出していないんです。素晴らしい!

ケイヨーD2では10本397円なりのアルカリ電池を売っていました。それでもまだお得ですね(^^)v
マツモトキヨシでは8本248円!!なぁにまだまだ圧勝!!

NiMHも負けちゃいません、現品.COMでは格安なNiMH電池を揃えています!!

 この250回繰り返して充電というのは実はずいぶん短く見積もっています。ソーラーチャージャの充電電流をみてみるとせいぜい120mA(ミリアンぺア)ぐらい、どんなに多くても150mA程です。これは充電池に優しい領域です。ですので250回といわず、もっともつでしょう。つまり、その差は広がるばかり!!

 ただ、平均充電電流80mAとして1600mAhの容量を完全充電するにはロスを無視して20時間かかります。充電電流はソーラーチャージャを直射日光のあたる窓辺においたところで朝夕の日射の角度の悪いときにはほとんど流れませんから、5日から1週間、まぁそのぐらいかかるでしょう。晴天の直射日光下でマメに向きを変えてやればつねに120mAぐらい流れるように出来ますから数日で1本完了です。市販のチャージャは複数本充電できますから、そのぶん充電時間は延びますけれど太陽の力でためた電池の量産もそこそこ可能です。でも、1週間で1本じゃ足りない!?そのときはライフスタイルを充電サイクルにあわせて変えるか、ソーラーチャージャを買い足せばよろしい。先の算術を信じれば、ね。

2001.11.14付記
秋葉原でなんと同型のチャージャを税込み950円で見つけてもう一台買いました。このチャージャは単三型専用なのですが、スリムな単四型電池ボックスをアダプターとして使うと単四も充電出来てしまいます。そこで700mH単四型を4本買いました。1本200円しますが、これで使い捨ての単四電池を買わずに済みます。

 私は満充電にはこだわりません。この種の電池の場合、過充電は電池を傷めるのです。でも電池使い切りは必要です。ニカドやニッケル水素電池はマメに充電する人間ほど損をする、と覚えておいてください。

 本当のこというとニッケル水素の電池も並列充電するときは特性を揃えたほうが良いです。私はちっちゃな太陽電池パネルで充電しているのであまり気にしませんが、充放電特性のあった電池を組みにして使うのが正解です。

solar charger

 私はこのソーラーチャージャででクリスマスのミニチュアをLED照明しようとおもっています。さぁ、使い捨て乾電池から脱却してお得な自然エネルギーを享受しましょう。

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