雨水タンクを埋める!
家もだいたい形になり、住めるようになると懸案の雨水タンクを埋めようということになりました。中古のプラスチックタンク、ステンのタンク、コンクリート製などいろいろ検討しました。結果は予算オーバー。工務店にお願いして、いまや注文生産になってしまった
12人槽というサイズの浄化槽を準備してもらいました。見積もりは埋め込み費(重機損料)込みで16万円。799リットルの容積が有ります。中に入って掃除も出来るようなマンホールがついています。グリーンエンジェルスのミニダムシリーズは魅力的だったのですが、やっぱり地下タンクにこだわりたかったので。これから雨水利用をしようと言う方には天水尊やミニダムほか、最近は市販品も多くなってきましたので是非検討されたらよいかと思います。検索エンジンで雨水タンクで検索すると製品や転用方法などいろいろ見つかるかと思いますし。わたしもたくさん資料をあつめましたが、安価にあげるのは改造浄化槽が一番でした。自治体によっては既設の不要浄化槽を雨水槽に転用することに積極的なところもありますので調べてみると良いでしょう。
さて、タンクが届いてしばらくするとちっちゃなゴムクローラの重機がやって来ました。
あっという間に穴をほりあげます。残土処分は処分料がかかりますので、家の近くに寄せながら庭にならしてもらいます。土を押してもらった場所というのは集中豪雨の時に見ておいた水たまりの場所です。これでいくぶん敷地の高さも稼ぐことが出来、残土処分料を浮かしただけでなく、水たまり対策まで無料で出来てしまいました(笑)
タンクを穴におさめ、重機と手作業で土をもどしてならしていきます。あらかたおわったら雨水タンクに半量ほど上水を入れていました。これをやらないと雨が降って乗せた土が緩むとタンクの浮力で浮き上がってきてしまう、とのことでした。後日、雨の日に歩いていってみると、タンクを埋めた部分はまるで泥田のようになっていていともたやすく長靴のくるぶしまでズボッと沈みます。ぐりぐりやっていると底なし沼。タンクは埋めたらすぐ水を入れておくこと、これが肝要です。
さて、雨がやんで乾きだすとタンクを埋めた穴の形に土が有る程度沈み込みましたので、私が手作業で土を補充しました。とはいっても近くの土を薄くかき集めて平らにすることを雨のあとごとに数回繰り返しただけです。埋めてから1か月ほどたちますと、地面もだいぶ落ち着いてきます。タンクの水は使ってはいけません。
そんなある日、職人さんが2人きて、庭を掘って配管をしている、と妻から職場に連絡が来ました。いそいで工務店に確認すると「予算で見ていますから」との返答でした。私自身、雨水集水システムをあれこれ考えていてのんびりやろうと思っていたところでしたが、いったいどうなってしまうのでしょうか。確かに、工務店には「どんなアイディアがあるか考えてみて欲しい」と伝えては有ったのです。帰宅して調べてみるとプラ雨水升3個と80ミリの塩ビ管がタンクまで配管されていました。これでフェンス際のガーデニング計画もパー、初期雨水カットはマスによる沈殿のみ、おまけに一つのといは雨水タンクに直結。これではちょっと計画と違ってしまいます。
結局、工務店の取り違えで、アース工事、雨水配管工事は工務店の勇み足でした。このあたり言った言わないの水掛けにならないようにメイルで発注していたのですが、なぜか後半になって設計と監理をやってくれている工務店の若い方が持病で入退院を繰り返すことになり、そのたびにミスが積み重なっていきました。雨水配管は実費だけにしていただきましたが、アース工事は8万円かかってしまいました(;_;)
ガチャポンプインストール!
さてジョイフル本田に行って手漕ぎポンプを2万円で買ってきました。カネヨ式ポンプ、という鋳鉄製の昔懐かしいガチャポンプとかガチャコンポンプとか言うものです。19800円のリストプライスでした。それに重量ブロックを4個、塩ビ管水道管とポンプへのアダプターを買ってきました。全部で2000円ほどです。
帰ってきたらタンクの回りを平らにしします。これは四角いスコップ(角スコップ)を裏返して先端でゴシゴシ、カリカリ、ガリガリと地面をひっかいていくとうまくいきます。10センチぐらい掘り込みました。そこに数センチ砂を敷いて、木切れの適当に重いもので平らにならして水平を出しておきます。砂の上に重量ブロックをそーっと乗せてロの字型にレイアウトをしていきます。ゴムハンマーで軽くたたいて微調整して水平をだしたら、掘りあげた土を戻します。その上に家に買ってあった1X8の防腐木材で四角く枠を作って乗せます。上に重たい鋳物のポンプが乗るので乗せただけで安定します。ポンプの木の台座を木枠の上に渡して両わきに厚さのそろった板をならべます。それらを木枠のすぐ外の際で裏側から垂木を渡し、コーススレッド(粗目造作ビス、クギのかわりに多用される細身の木ねじ)で止めていきます。反対がわも同様にしてずれないようにします。止めているのはポンプ台座と木枠とを、ではなく、ポンプのついたフタを作っているような状態ですね。
次に一旦「ポンプ付きのフタ」をはずしておきます。塩ビ直管をタンクにそーっと差し入れてみます。乱暴に放り込むとタンクの底を突き抜くかもしれないので気をつけます。で、ポンプまでの縦配管の長さを決めます。ポンプへのアダプター分を差し引いて管の先端が底から1〜2センチになるようにします。私は枠の上に板を渡して目安にし、マジックでマーキングして、金切りノコで切断しました。切り口を半丸ヤスリで掃除してから、そこに塩ビのアダプターを塩ビ接着剤で取付けます。直管の側に塩ビ管用接着剤を1センチ幅ぐらいで塗り付けたら、アダプターに差し込むと溶剤のおかげできっちり奥まではいります。塩ビ管は仮組しようとしてはめこむとかしめてしまって抜けなくなります。まぁそれで抜けなくなればいいのですが、突然抜けることもあるので、注意が必要です。
接着剤が乾いたら、アダプターの付いた直管をまたそ〜っとタンクの口に差しいれておきます。そうしたら木製ブロック〔木切れ)を2個、木枠に渡し、そのうえに先ほどはずしておいた「ポンプ付きのフタ」をのせます。丁度、木製ブロックがスペーサになり、腕が入れられるようしたわけです。ですから、ガタンと落下したらギロチン状態なので、くれぐれも安定したスペーサになるようにします。で、縦配管をポンプ下部のネジ口にねじ込んでいきます。テフロンシールテープを巻こうかと思いましたが、鉄のメスネジなのでそのままねじ込んで手でしめておしまいにしました。はずしたくなることもあるかと思ったのです。で、スペーサの木を取り除いてきっちりとセッティングできていることを確認して完成です。
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さっそく漕いでみますが、最初はとても硬いのとゴムやポンプ内部からアクみたいな真っ黒い色がでてきました。しばらくは漕ぎはじめはとても硬いです。馴染んでくると昔懐かしい感触の手漕ぎポンプになりました。
次は雨水再配分配管の設置です。塩ビ管と点検口、エルボウなど必要なものを買ってきます。
あとは木づちでコンコンとたたき入れながら擁壁にそって点検口と交互にかしめて行きます。接着剤は使いませんでした。点検口のフタのネジ部には4ミリの穴をドリルであけ、点検口をひねると水が出るという仕組みです。流し込むのは塩ビのアタッチメントをガチャポンプに取付けるだけです。画像で見える白い円盤がトラップの雨水升です。
この雨水升の中で、ステンレスの茶こしを地下配管に差し込むことでフィルタにしています。これでかなり水は奇麗になりました。ときどきはずして洗ってやります。庭の水やりにたいへん重宝しています。風力発電機と双璧の我が家のアクセントです。
ホーム|10万円風力発電|自立住宅(旧)|自立住宅トップ|根本正|2001.09.10|Mod. 01.12.09