(ふた付きバケツ100円、作業時間1時間)
コンポスト(たい肥培土)化のためのEM菌や一部ではミミズを使ったコンポスト容器が利用されていますね。製品として買うとそれなりに高価ですし、発泡スチロールのトロ箱などでも代用できるのですが、ここでは100円ショップで買ったふた付きバケツを利用てみましょう。工作は、小学2年生の息子に全部やってもらいます。4才からノコギリやねじ回し、5才からげんのうやくぎ抜きなど使わせていますので、割合と安心して作業させることができます。なにごとも経験第一。ビデオゲームなんかよりずっと面白い工作です。そこで、他の頁と趣を変えて、ちょっと小学生向けガイド風に書きますね。
今回は「キッズのための50のガーデニング(ISBN 4-944091-13-3) 」を参考にしてそのミニチュア版を作ってみます。
じゃあ、さっそくはじめようね!
さいしょは、4ミリのドリルチップをつけたハンドドリルをつかってバケツのへりに8つ、あなをあけるんだ。ハンドドリルのつかいかたはおとなの人におそわろう。ドリルチップははものだからちゅういすること。手を切ったり、足の上におとしたりするとたいへんだからね。
あんぜんにあなあけをするのには、まず、よこにのびたじょうぶなはしらの上に、きずがついてもかまわない木ぎれをおいておく。そこにバケツをかぶせて台にしてあなをあけるとうまくいくよ。がびょうで先にあなをあけておくと、ドリルのさきがあちこちいかなくていいかもしれない。ぼくのやっているのを見てみて。
一つあけたらそのはんたいがわ、そうしたらその2つのちょうどあいだ、そのはんたいがわ、と4つのあなをあけるんだ。そのあと、そのあなのあいだのちょうどまん中にあなをあけていくんだ。するときれいに8つのあながあくよね。
こんなふうに足でささえるとバケツがゆがんでドリルの先がすべるからやっちゃだめだよ。ケガをするからね。ほんとうは長ズボンのほうがいいし、サンダルはやめたほうがいい。
こんどはバケツのそこから1センチ半のところにも同じように穴をあけていくんだ。8つあいたらこんどはその5ミリ上のところに、ずらしてまた8つあける。これでバケツの下の方にはジグザグに16このあながあいたことになる。
このバケツはふたがぴっちりしまらないから上は8つでいいけど、ミミズにはしんせんなくうきがひつようなんだよ。ぴっちりしまるフタならもっとあなをあけたほうがいいよ。
ぜんぶあなをあけるとこんなかんじになるはず。ちょっとわかりづらいけど、上のあなは8つ、下のあなは16こあるんだ。ちょっと白っぽくみえているのがあなだよ。とってはじゃまだからはずしてしまおう。このバケツは中みが入るととっても重くなるから、はずしてしまったほうがあんぜんなんだ。
つぎにバケツのそこに2センチぐらいじゃりをいれる。おとうさんがもっていたのこりものの白い「さいせき(砕石)」をつかったよ。
そしたら、せっかくできたコンポストがじゃりのなかにおちてしまわないように、しんぶんしをまるくおりたたんでぴっちりいれるんだ。かべにそっておしつけて、少しおさらのようになるようにする。バケツの大きさによるけど、1まいで十分だった。
それから、しんぶんしの上から水をかけてやる。ミミズはしめりけが大すきだからね。おもいっきりたっぷりでもだいじょうぶ。
おとなの人にたのんで「えんげいようの土」をすこしもらおう。とうぶんのあいだ、ミミズたちがそのばしょになれるために土がひつようなんだ。2センチぐらい入れて平らにしておく。もちろん土には、しめりけがひつようだよ。
そこにミミズを放す。シマミミズというしゅるいで、しまもようがはっきりとしているやつだ。つりのえさで「きじ」ともいうよ。つりばりにさすと、きいろい「ち」がでるから「きぢ」っていうんだって。あつめるのは、いもうともてつだってくれたよ。てにはいらなければ「つりえさのおみせ」でかえるかもしれない。ふつうのミミズはやさいクズを食べないんだ。しゃしんでのせている青いおさらはバケツのフタだよ。20ぴきぐらいいれたよ。
いよいよ、生ゴミをいれる。やさいクズ、バナナのかわなんかがいいよ。ミカンのかわはきらいなんだって。土がかくれるぐらいにしておいて、たくさんいれすぎないように、ね。
さいごのしあげ。しんぶんしの1まいのはんぶんをおりたたんでやさいクズのうえにぴったりくっつけてふたにする。のこりの半分もその上からもう一かい。あとはバケツについているフタをのせてお日さまのあたらないすずしくて風とおしのよいところにおいておくんだ。
ほら、見て。なつだったので、2しゅうかんでみんな食べてしまったよ。この土はしょくぶつをそだてるのに、とてもえいようのある土なんだ。ぜんぶ食べちゃったら、また生ゴミをのせてあげる。そのときはしっかりと水をきっておかなくちゃいけない。しめりけはすきだけれど、びしょびしょはよくない。これでバケツがいっぱいになるまでつかえるんだ。ふえたミミズはおとうさんとつりに行くときのエサにもなる。