200円でつくるソーラークッカー

太陽熱調理器の製作
(レンジ下敷き100円、プディングの型〔中)2個で100円、作業時間3分)
:作って仕掛けて、子供のおやつを作ってしまいましょう。

 ソーラークッカー(太陽熱調理器)というのは電気もガスも石油も使わずに太陽熱だけで料理をしてしまおうというまさに究極のエコグッズです。実はハンディなソーラークッカーがあれば、クロスカントリースキーをしながら調理がすすむなぁなんて以前から漠然と思っていたのです。そこで見つけたのが、こちらのページ。なるほど、ようするに反射材と吸熱できる仕組み、それも放冷しないためのカバーがあればいいのね。空き缶に黒塗りすれば「かま」になるわけか。ちゃんとやるには耐熱塗料がいるかな、などとうなずいていました。考えてみれば、家の熱コレクタも、炎天下のクルマの中も100度近くになりますからね。で、100円ショップへ出かけます。

 ありました、ありました。レンジの下敷きにする、ボール紙にアルミがコートしてあるものが。総アルミではなく、アルミコートした紙なので、ハサミでじょきじょき切れますね。ウエッブのサイズよりやや小振りですが、まぁだいじょうぶでしょう。あとは釜になるものを探します。色が黒くて、熱に耐え、100円ショップにあるもの...
 そうです!!プディングの型です!!真っ黒とは行きませんが、かなり黒いです。おまけにオーブンに入れることができますから、耐熱性バッチリ。さらにはこびりつき防止機能もついてしまう!中サイズだと二個で百円です。これこれ、これで決まり!!これを口を合わせて重ねれば、ほれ、耐熱釜のできあがり!!詳しい作り方と使い方はソーラークッキングのページを参照していただくとして、アルミコート紙をじょきじょき切ってなんとなくお椀型にまげてテープで仮止めしていきます。この作業は子供にやらせます。ソーラークッカー光を集めるのに影になって役にたたない部分を切り取って集光の足しになるように双方に切り欠きをいれてセロテープで上部へつぎ足して止めれば出来あがり。右の画像ではまだ上部は止めていないので広がっています。主なところをクリップで止めました。製作には3分もかかりません。あとはペットボトルの胴切した底の方と割りばしを準備しておきます。
 で、クッカーの底に割りばし2本を乗せ、その上に洗ったジャガイモを入れたプディングカップの釜、そしてペットボトルの底を使ったカバーをかぶせます。水はいれません。

 いざ、お日さまに向けて、上部のつぎ足し部分の角度を調整して釜が明るく照らされるようにして上部を止めます。ソーラークッカー背面 切り込みとクリップ止めですので、調整は簡単です。手をかざすとほんのり暖かい。アルベドなどと言う言葉はすっ飛ばして、子供たちにもやらせます。「あったかい!」コレならいけそうです。ためしに天ぷら鍋の温度計をペットのカバーの上に置くとあっという間に47度。これなら内部は100度近くなるでしょう。カバーをどけて「釜」の頭を触ってみると「あちっ!」頭で分かっているのと体験するのではやっぱり体験したほうがインパクトが有ります。息子にも熱いからね、といって触らせます。そうとう熱かったらしく、びっくりして手を引っ込めています。まずまずの教育効果、しめしめ。ちょっとフタを取ってみると、といっても同じカップなんですけど、ほんわか湯気が。ようし、これなら、とさらに1時間放置しました。

  たった1個のなんの調味もしていない小さなジャガイモを兄妹が取り合いで食べました。もうひとつやろうとしたのですが、もう夕方。雲も出て来てしまいました。しかたがないので、ソーラークッカーをキッチンに取り込み、半煮えのジャガイモを電子レンジで火をとおして娘のおやつとなりました。まずは大成功!



 ちょっとぉ、ソーラークッカーだかなんだか知らないけど、これ片づけてよぉ!
しまった、やっぱり妻の発電がはじまりました。くわばらくわばら...後片付けはちゃんとしましょうね。

作成時間:01/11/18 12:35
このクッカーの形状だと太陽高度の高い夏場はうまく温度があがりません。パラボラ型に近くなるような反射板の形状とプディングのカップの高さを調整する必要がありそうです。02/06/20追記
このソーラークッカーに味をしめてしまって本格的なパラボラ型ソーラークッカー(太陽熱調理器)を導入しました!みょうに楽しく面白いスローライフ・スローフード!おひさま料理だ!へ。02/11追記
start page  >>next>>>