増山式風車を見に行く


 増山式風車というのは2000年5月10日の拙頁の「出来事」の話題で登場した木製揚水風車です。アサヒグラフ誌の1999.12.3号の中ほどに「増山式風車」の記事で紹介されたことからずっと気になっていました。
 つくば市金田(こんだ)は1950年ごろまで約100台の増山式風車が見られ、栄村は文化村栄村とよばれたそうです。当時の水田への揚水は足踏み水車などを用いた人力が主体でしたから、それが風車で行われるのです。農家はおおいに助かったにちがいありません。それを復元した中心人物が岩崎真也さんとおっしゃるビデオ制作会社茨城ビデオパックの経営者の方です。
 今年も再建された、というので早速見に行ってみました。場所は、金田地区というだけでさしたる情報もありませんでしたが、えいやっと記事で見当をつけて行ってみました。
 すると、ありましたありました。全高4メートルはあろうかという木製の風車が。およその場所は、こちら、です。 (iモードカーナビ:tokyo,N36.05.39.70,E140.08.21.20)

増山式風車

 増山式風車の構造を簡単に見てみます。風車は木製6枚羽で、こちらを見るとピッチの付け方や木材の使い方が分かるかと思います。は鉄製のクランク、竹のスリーブを通った鉄製コネクティングロッドにより回転運動は往復運動に変えられ、手漕ぎの井戸ポンプ、いわゆるガチャコンポンプを直接駆動して揚水する、というものです。テールフィンがついていますから一応、風上を向く様です。壊してしまうと行けないので手を触れずに見てきました。
 筑波の地は霞ヶ浦の帆引舟や日光おろし、筑波おろしといわれるほど風が利用できたのですね。問い合わせは茨城ビデオパック社(0298-57-2726)まで。


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