Hybrid Child 中村春菊 スーパービーボーイコミックス 「俺は葉月でないとダメだと言ったのだ 小太郎がごみ捨て場で拾ってきた人形・葉月は 持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッドチャイルドだった。 ひたむきで純愛な春菊流お伽話」 今いちばん好きな漫画家のひとりの中村春菊さんの漫画ですー。 もともと、春菊さんは 幕末モノ(とくに会津)で同人活動されてましたし。 もう今はやってないかもだけど、数年前までしてましたねー。 なので、着物の描き方なんかは慣れていらっしゃるし好きなんでしょう。 漫画1冊の中で着物をきた男たちがわらわら出てきます。 最近、和風のブームが私の中にあるので美味しかった・・・! ハイブリッド・チャイルド絡みの3部作になってます。 独立して読めるけど、でも繋がってる感じです。 毎回主人公がかわりますー。 好きなのは、1話と3話(前後編) 2話も好きだけど、ンー、2話で出てくる瀬田は3話のときのほうが好き。 1話はわりと独立してると思う。 ハイブリッドチャイルドの生みの親、黒田が出てくるというところは繋がってるけど。 泣けたのは1話と3話ですね。 とくに3話は泣いた泣いた。 いや、1話も泣いたけどね、でもハッピーエンドだから。 3話はさ・・・ものすごく私好みでね、アハハハハハ。 藩の名前が出てこなかったけど 設定からすると会津藩なんじゃなかろうか。 春菊さん、会津藩がお好きだしね。 自分好みに育てられるハイブリッドチャイルド。 いいなー欲しいなーっ。 どうせなら、葉月が欲しいですけどね。 あんな殺し文句さらりといわれちゃぁね。乙女は正気じゃいられません。 主従関係っていいよなぁ、うっとり・・・。 和風大好きで、主従関係大好きで、 しかも下克上だと美味しいな!って思う私にはストライクゾーンでした。 うーん。めちゃくちゃ満足です。 何度でも読めます。