<人権救済>自己啓発セミナーで児童虐待 弁護士が申し立て/栃木
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 栃木県那須町などにある自己啓発セミナー「ホームオブハート」の施設で、子供5人が児童虐待防止法に基づき一時保護された問題で、紀藤正樹弁護士らは9日、日本弁護士連合会に対し、子供の人権救済を申し立てた。5人を含めた施設で暮らす未成年の救済を求めており、日弁連も調査に乗り出す方針。

 施設からは、セミナーで活動するメンバーらの家族の女子児童3人と1歳女児、2歳男児が保護された。申立書によると、子供たちは登校や外出を禁じられていたほか、女子児童が幼児の世話をさせられていた。幼児は身長の高さほどの段ボールに寝起きしており、紀藤弁護士らは、一連の行為が児童虐待防止法の身体的虐待や心理的虐待、養育放棄にあたるとしている。

 一方、「ホームオブハート」広報は、「不登校は本人の拒否による」「虐待等は一切ない」とする同日付の文書を報道機関に寄せた。【児童虐待取材班】

2004.4.9 毎日新聞