「助けられず」と無力感 一時保護3回の女児虐待死/千葉
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  母親と祖母から虐待を受け死亡した千葉県我孫子市の小西加織ちゃん(5つ)。肩や胸などには古いものを含め多数の傷があり、長期間の虐待がうかがわれる。児童相談所が一時保護を3回しながら、家庭という“密室”で起きた悲劇。「助けられなかった」と関係者は無力感に包まれている。
 母親の無職由美容疑者(27)と祖母の無職恵子容疑者(53)は16日、暴行容疑で逮捕され、拘置の際、傷害致死容疑に切り替えられた。2人は我孫子署の調べに虐待を認め「死につながったかもしれない」と供述したが、「しつけだった」と繰り返しているという。
 千葉県柏市の柏児童相談所は2001年10月から計3回、加織ちゃんを一時保護した。しかし人口約13万人の我孫子市を担当する職員は1人で、常に数十件の相談を抱えていた。

2003.11.24 共同通信