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ディカプリオの出世作なら
さっき僕が録画しておいたから
もう少し話をしよう
眠ってしまうにはまだ早いだろう

この星を見てるのは
君と僕と あと何人いるかな
ある人は泣いてるだろう
ある人はキスでもしてるんだろう

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
出来ることと言えば
涙を流し 瞼を腫らし
祈るほかにないのか?

ただただ抱き合って
肩叩き抱き合って
手を取って抱き合って

左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ

この世界に潜む 怒りや悲しみに
あと何度出会うだろう それを許せるかな?
明日 もし晴れたら広い公園へ行こう
そしてブラブラ歩こう
手をつないで 犬も連れて
何も考えないで行こう

戦って 戦って
誰がため 戦って
戦って 誰 勝った?
誰がためだ? 誰がためだ?
誰がため戦った?

子供らを被害者に 加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう?
でももしも被害者に 加害者になったとき
かろうじて出来ることは
相変わらず 性懲りもなく
愛すこと以外にない

ただただ抱き合って
方叩き抱き合って
手を取って抱き合って
ただただただ
ただただただ
ただ抱き合っていこう

戦って 戦って
誰がため 戦って
戦って 誰 勝った?
誰がためだ? 誰がためだ?
誰がため戦った?

(ミスチル「タガタメ」)
2004.4.11 Sun.

突如思い出してしまった 強烈な匂いと味は
夜中じゅう 私を悩まし
消えることなく 朝日を昇らせ
私はだから 途方に暮れる

何故あんなことになったのか
何故こんなことになったのか
何処にも答えなどなくて

ただ残るのはこの
匂いと味と
臭いと味と

生きながら放たれる腐臭を
私はただ呑みこんで生き残るしかなかった
それはきっと 誰とも共有し得ない
どうにもならない記憶たちで
私はだから
これを自分で背負って死ぬまで歩いてゆくしか術はなく

もうやめようよ、と
もう終わりにしようよ、と
一体誰に声をかけたらいいのか
もうやめよう、と
もう終わりにしよう、と
どんな声で言えば伝わるのか

もう、
2004.4.11 Sun.

それはとてつもない驚きだった。
事情あって電話をした美術館の、電話に出た人の声。
まさかそんな。
頭が真っ白になるというのはこういうことかと思った。
もう少しで、あなたはあの人なんですか、と、尋ねてしまいそうになった。
でも。
尋ねられるわけもなかった。

とおい昔、確かに私はその人を知っていた。
悲しくなるくらい知っていた。
その人の弱さも醜さも、そして、優し過ぎる故に人を傷つけることも。
いろんな経緯を経て、私とその人との縁は切れた。
ぷつん、と。

時々思い出す。もしあのとき、と。
でも、もし、なんてものはあり得ないんだ。

もう少しで、あなたはあの人ですか、と、私は尋ねそうになった。
でも、尋ねることはできなかった。
私が今気づいてしまったように、きっと電話の向こうでも、その人は私に気付いている。
そんな気配がした。
だから、私はもう、尋ねることはできなかった。
尋ねてはいけない。交わってはいけない。
もう私たちの道は決して交叉しない、してはいけないのだから。

さよならも、言えなかった。あの時。
さよならも言えなかった、今。

知らないふりをして、何もなかったふりをして、
何も気づいていないふりをして、電話を切った。

もう二度と、この場所に電話をすることはないだろう。
もう、決して、二度と、交わってはいけない。
すれ違うことさえしてはいけない。

あまりに哀し過ぎて
あまりに切な過ぎて
私は、途方に暮れる。

多分しばらく私は、この電話を、持て余す。
ほんの数分の、この電話のことを。
2004.4.14 Wed.

真夜中に目が覚める。すっきりと目が覚めてしまったので、いっそのことと起き上がる。途端に、真横にごろんと転がる娘。寝息はすぅすぅ。
私が足掻いている間に、二人の友人から荷物がそれぞれに届く。二人が二人とも、私だけにではなくて、娘にも贈り物を包んでくれていて、娘はもうそれは大喜びで。
ありがたいなぁと思う。
そうやって亀のように一日一日をえっちらおっちら過ごしているうちに、少しずつではあるけれども落ち着いてきた気がする。まだ臭いも味も消えたわけではないけれど、でも、それを受け容れるだけの土台は、少しできたような気がする。気がするだけかもしれないけれど。
でも、錯覚でもいいんだ。そんな気がする、と思えることが、私を支えるから。

「再婚しないの?」と突然言われた。
うぅむ。そりゃぁねぇ、何というか。
したくないわけじゃない、ってか、結婚には拘ってなくて、それよりも、友人なり恋人なり、そういうものは、欲しいと思う。私の友人たちは何故かみんな揃って、「さをりはもてるから大丈夫だよ」とか言う。何を根拠にそんなこと言ってんだ、まったくよー笑、と思う。私はどちらかといったら、周りから敬遠されるタイプだもんさ。
再婚より、まずは友人。それが男でも女でも。
それから先のことは、その時になって考えるよ。
というわけで、友人よ、再婚は、今のところないね、笑。そんなこと言ってる暇あったら、あたしに男でも女でも紹介しておくんなましな。…って、おいっ苦笑。
ま、そんなことはさておいといて。要するに、私は人間が好きだから、私はもっと、いろんな人と笑いたいし、泣きたいし、じゃれあいたい。と、思っている。

そういえば昔、小学生の頃、
私は世界中の人たちと友達になるんだ!などという壮大な夢を抱いていた頃があった。
私はそれができると信じていた。
なんと無邪気な子供だったろう。
今はそれを信じることはできない。どうやったって現実的に無理だと私が知っている。
でも、そういうことを夢見ることは、してもいいんだと、思う。
2004.4.16 Fri.

うおー、夜が明けたわな。でもいい感じ、調子いい感じ。
これは夜中から起きてるからエンジンかかってるってことなのかな。それとも要するに、テンション上がってるのかな。さぁて。
朝から写真をしこしこいじっている。もう今のお風呂場で暗室作業をするのは辛い。狭いしさー、パッドとかまともに置ける場所ないしさー。どうすんねん、あたし。
でも、贅沢は言えない。住める部屋があることは幸せなことだ。

最近はミスチルの新しいアルバムを繰り返し繰り返し聞いている。
あんまり余計なこと考えなくて済むんだよね、ミスチルの歌って。要するに、いい耳栓代わりになるってことなんだけど、私にとっては。
耳栓代わりって言うと、誤解されてしまいそうだけど、私にとってこれは重要なことだ。外界のざわめきやよどみから自分をシャットアウトして、自分の中にそっと座るということ。
これができるかできないかはすごい大きな差が出て来る。

神様のボートという本を、友人からプレゼントされて読んでみた。私と娘の物語のような気がするのとその人は言っていた。
読んでいると、あぁそうかもしれない、あぁほんとだ、と、苦笑したり鼻をこすってみたりして読んでいた。
もちろん、いろんなところが私や娘とは違っており。あくまでそれは物語であり。でも。
向こう岸の誰かに手をふるような、そんな気持ちになった。

あー、やっぱこれ、テンション高くなってるな。要注意。
2004.4.16 Fri.

今日も真夜中に目が覚めて、それから目ぱっちり。起きている。
白鳥マイカのアルバムを繰り返し聴いている。何となく、今の私にはフィットするような。気のせいかもしれないけれど。


あなたは元気ですか。
今まで住んだことのない街で新しい生活を始めて、そうして今、何を考えていますか。何を感じていますか。
もう全ては過去になったのでしょうか、あなたの中で。
過去になってしまっていたら、いいな、と思います。
そして、もう、死ぬまで二度と開けることのない箱の中に、全てを畳み込んで、仕舞い込んで、今を一生懸命生きていてくれたら、と思います。
私はといえば、まだ少し足を引きずっています。過去と現在と未来との間を、あっぷあっぷしながら泳いでいるといってもいいのかもしれません。
もう二度と会うことはないと思います。だから、ここから言わせてください。
がんばって。
生きてください。
精一杯、
生きてください。
そして、毎日一つでもいい、一瞬であってもいい、幸せでいてください。


さようなら。
2004.4.17 Sat.

目がぱっちりと覚める真夜中は、通りをゆきかう車の音ばかり。
それも途切れ途切れの音。だから私はこういう時間が好きだ。

部屋を片付けようと思うけど、思うように進まない。
気持ちがきりきりしてるのかな。
片付かない。

明日は弟夫婦が実に久しぶりにやってくる。
だから、折角真夜中に起きたんだからと、さっきからカレーを作っている。
煮込んで煮込んでぐつぐつと。
玉葱は10個も入れてしまった。
とろとろの玉葱が大好きだから。
で、にんじんもたっぷり。でもじゃがいもはちょっとだけ。
娘が食べれるように、甘口気味。
ぐつぐつ、ぐつぐつ。
煮込んでいる。

スープは人の愛情に似ている。
いや、愛情だけでなく、いろんな感情に似ている。
ぐつぐつぐつぐつと煮込まれて、最後に残るものは何?
最後にそこに現れるのは何?
2004.4.21 Wed.

気付けばもう午前3時。こんなんでいいのか、自分。
でも眠れないんだよね、一度真夜中に起きちゃうと。
さっきから白鳥マイカのアルバムを繰り返し聴いている。
Coccoと同じ根岸さんがプロデュースに関わってることを、今更だが知った。
なるほど、音がなんとなーく似ている気がする。
ただ、Coccoのように剥き出しに歌い上げるのではなく、
淡々と、実に淡々と歌う彼女の声は、風に似ている。
2004.4.21 Wed.

娘が好きだ。大好きだ。どうしようもなくらい好きだ。
だから時々恐くなる。
この子に何かあったら。
この子がある日突然いなくなったら。

考えても何にもならないと知りつつ、私は震える。
そんなことは、
そんなことは、
絶対にあってはならない。
そんなこと、許されない。

「ママ、あぁこね、ママが死んじゃったら一緒に死んじゃうよ」
「ママも、あぁこがいなくなったら死んじゃうよ」
「あぁこ、ひとりぼっちになっちゃうからやだよ」
「ママもやだよ」
そういって二人で時々ぎゅうっと抱き合う。
そういうやりとりが、いいのかわるいのか私には分からない。
でも、私たちは時々、そうやって抱き合う。必死に抱き合う。ぎゅうと抱き合う。
本当に、本当に、死んじゃうよ。

だから私は余計に、必死に生きる。
2004.4.21 Wed.

一度、「幸せになってね」と送り出した人に、そりゃあ最初の頃は想いは残るけれど、それはやがて昇華され、残るのはまさに、「今日も君が幸せでありますように、充実した一日でありますように」という祈りのようなもののみ。
でも、そう言うと、信じてもらえないことの方が多いよな。仕方ないけど。
でも、私の場合、本気でそう思うというだけ。他の人が違うと言っても、私はそうだ、と言う。
真正面から、にっと笑って。

だからいわんこっちゃないんだよ。下手に交叉しちゃいけないんだよ。
本当に私が心の底からそう思っているといくら言葉で説明したって相手には通じないのだから。
それはその人だからというのではなく、たいていの人がそう受け取る、という話で。

私がよく読みにいくサイトの管理人さんがこんなことを書いていた。
いつでも私の心は閉じているように思うと。
私は?
私は、閉じていることもあれば、これでもかってほど開け放していることもある。
どちらかだけ、ではない。

Kちゃんが、言った。
「だから、おめーはやさしすぎんだよ」と、そう言って苦笑した。
だから言ってやった。
「あたしはやさしくねーよ」と。
で、二人で声を上げて笑った。
やさしいもやさしくないも、両方持ってるのが私だと思う。
冷たいもあったかいもそう。
嬉しいも哀しいもそう。どちらかだけじゃ成り立たない。
光と陰が、共に存在しなければ、どちらかだけでは存在し得ない、それと多分似通ってる。

わたしゃ結構バカだから、
やっぱり祈るわけだよな。
今日も君が幸せでありますように。
もう二度と会うことのない相手であったとしても。
心の底からそう願う。

そして少し、首を傾げてみる。涙は零れるかな、と自分に尋ねてみる。
「零れないよ。っていうか、今、痛くないよ。哀しくないよ。逆に
幸せになろうと頑張ってるその人を知ることができて、嬉しいんだよ」と。
私の心の奥底からそんな声がする。
だから私は、声に出して言ってみる。

「幸せであれ」
と。
2004.4.21 Wed.

去年、東京から北海道へ活動拠点を移したsoramiさんと会う。
二人とも寝不足で、話をしながらも瞼が落ちてくる。
眠気が逃げてくれない。
だからどうでもいいことまで必死に話をする。でないと寝ちゃうから。笑

彼は、展覧会を私が催すと必ず足を運んでくれた。それに対して、私は、いつも行けなかった。
でも久しぶりに会って、お互いの写真を見せ合って、あれやこれや話をする。
soramiさんの白黒写真は、グレーのトーンがお見事。
私が同じものを撮影したとしても、多分、彼のようには焼き上げられない。
私はきっと、ああでもないこうでもないとあれやこれや手を込んでしまうだろう。
ネガをでき得る限りそのまま現像する、ということ、私にはできないこと。
だから、すごいなぁと思う。
私はまさに白と黒の画面。
彼の写真には、白や黒はほとんど登場しない。あくまでグレーのトーンが描く画。

これからもどうぞがんばって。活動していってください。応援してます。
2004.4.22 Thu.

なんかヤバイぞ。テンション高くなりつつある。
注意、注意、要注意!
なので、白の大輪の薔薇が咲いたので、早速剪定。で、花瓶にいけたそれに鼻をくっつけて思いきり息を吸い込んでみる。あぁなんてうるわしい香り。本当にいい香り。もうこのまま倒れてもいいわなんて思ってしまうほど。
香りのある花って好きだ。
最近の花は何故か、みんな、香りが薄い。花屋さんで売ってるのなんて、ほんと、香りがほとんどしない。つまんない。

いきなりですが。
にのみやを上品な人間なんて思ってはいけません。
射影鏡、なんてタイトルをでかでかと掲げていて、なんかいかめしいな、なんて思っている方、今のうちにその幻影を掻き消しておいた方がいいです。
私に実際に会ったことのある人は、すごーくよく分かってらっしゃると思いますが、もう、典型的浜っ子です。よく喋るし、声でかいし、うるさいです。うちの親は、私が喋り出すと、「うるさい、声でかい」と毎回毎回文句をいいます。そういえば、昔、生徒会役員選出の折、応援演説を頼まれてやったことあるんですけど、私が喋るときだけ、放送委員がマイクの電源切ってました。いやー、よく分かってるなぁ、マイクなんかなくても講堂に響き渡ってましたから。もちろん爆笑されたのは言うまでもなく。

要するにですね、口は悪いわ、ずけずけ言うわ、自転車で暴走して毎日のように事故るわ、娘にはたしなめられるわ、もうそういう人間ですので、私。
家事サボるのも得意だし、真夜中から起きて明るくなっていく空見ながら、いえーい、今日も早起き、とか、意味不明なこと思ってたりしますし。歩く速度が速いから、みんな、私と歩くと文句言うし。ヒールはいてようとスニーカーはいてようと、その速度、ほとんど変わりません。要するに、ばっかばっか歩いてるわけです。街を闊歩するとは、こういうことを言うのです。ほんと、我ながらそう思います。

で、何が書きたかったんだ?
そうだ、ヤバイって書こうと思ったんだ。
だってさー、なんかテンション高くなってるんだもん。
こういうのってさ、あとで反動来るんだよね、きっと。今から身構えておかねば。って、身構えてどうなるっていうんだ? 身構えるだけ無駄って話もある。

どうでもいいんだけど。
もう娘の夏服の注文用紙が届いて、今日中に金も揃えて出さねばならぬ。
貧乏人の私に、一体どうしろというんだよー! もちろん、ブタちゃんの貯金箱全部ひっくり返して、一生懸命お金数えましたよ、私は。それでも足りないから、泣きそうになりましたよ。
もうどうでもいいからさぁ! 私に仕事くれ。何でもやるから。

それにしても。白鳥マイカいいなあ。
ってか、Cocco、聴きたいなー。生で。

この文章、絶対読み返したくない。恐ろしい。一体どうなってんだ、この文章は。
日本語めちゃくちゃ、支離滅裂、思考回路破裂、って奴か?
ま、いいや。そろそろ逃げようっ
2004.4.28 Wed.

午後9時過ぎ、娘と布団へ。
少しうとうとする。が。
やはり私の目は11時半にぱっちり開いて。
現在に至る。現在午前3時12分。
まったくよー、どうなってんだよー、あたしの体は。
ってか、主治医曰く、脳が常に覚醒している状態だとか。
だとしたらさ、私の脳味噌、もう相当に歳とってるよな。
今年で私は34になるけど、きっと脳味噌自体は、その三倍四倍は
年老いてんじゃないの?
うげー。今想像してしまった。
梅干みたいにしわしわになったばあちゃんが私の脳味噌の真中に座ってるの。
それが私の脳味噌の本来の姿だったりして。
…うーむ。
2004.4.30 Fri.

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