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「わぁたぁしはぁぁぁぁ あぁなぁたをぉぉぉぉ あいしぃてぇるぅぅ〜♪」
「わぁたぁしのぉぉぉぉ ほんとのぉぉぉ きもちをぉぉぉ わかってぇぇぇぇ♪」

と、まぁここまでは別に、なんてことはない、いつもの彼女のお歌で。
天気の良い日曜、私がベランダの花々に水をやっている最中、彼女は彼女でベランダから道路に向かって大きな声で歌っており。

「わぁたぁしをぉぉぉぉ たぁすぅけてぇぇぇぇ!」

おいっ、ちょっと待った。
振り返ると、彼女はにこにこ笑いながら、やっぱり大声で歌っており。

「わぁたぁしはぁぁぁぁ こぉこよぉぉぉぉ わぁたぁしをぉぉぉぉ たぁすぅけてぇぇぇぇ」

お願い、やめて。
まるで私があなたを拉致してるみたいじゃないのよ。
慌てた私はそそくさと部屋の中へ逃げ込み、でもやっぱり逃げ込めば余計に変に思われるかも、とか思って、再びベランダに出て水遣りを続けるのであった。

のであった。

あー、娘よ、あんたって奴は。

…おもしろい奴だ。あぁ。
2004.2.1 Sun.

娘の寝顔を見ていると、もう何もかも赦せるような気がする
私の中に、私の心の底にどろどろと蠢く何者かを
もうそのまま放置して、赦してしまいたくなる
でも
そう簡単には、私は赦すことができなくて
気づけば掌に食い込む爪に
痛みも感じず、ただ握り締めているその拳に
ぼんやりと俯く
ぶつける相手のない拳は宙をゆくばかりで
私はただ、熱さえも失われてゆく拳を
ぼんやりと見つめるばかりで

赦すって一体 何だろう
そんなもの この世界にあり得るんだろうか
そもそも赦すなんて術、
人間に許されているのだろうか
私は

何処にゆくんだろう
2004.2.9 Mon.

体重計に乗ってびっくり。おりゃー、どうすんだっ。
やっぱり冬というのは脂肪を貯めこむ時間らしい。それは分かったけれども。
あがががが。どうすんの。私。
知らないフリして見ないフリして、それで済むもんでもあるまい? あー。

久しぶりにこれはいいなと思った作家の作品を立て続けに読んでみたのだけれども。ちょっと当てが外れたかなと思ってみたりする。
世界を描くにしても、同じ方法ばかりを使ってそれを見せようというのは、あまり好かない。いやもちろん、それが作毎に磨かれているのならば、それはまた別なのだけれども。
骨太の作品と出会いたい、と思う今日この頃。
何度読んでもそのたびにほぉっと息をつきたくなるような。
緊張感の溢れる、それでいながら人間臭い、骨の太い作品を。
それは、小説も絵画も写真も、すべてにおいて。

今日は夕焼けが見えない。曇った空の向こうで、きっと今頃、太陽が堕ちてゆく。
2004.2.9 Mon.

ミニバラの葉にアブラムシがついたので、駆除駆除駆除。
昨日から煙草の吸殻を漬けておいた水を霧吹きに入れてシュッシュッシュ。
くっそー、こんにゃろ、私の愛する薔薇の葉にたかろうなんて百年早いのよ、とか何とかひとりでぶつぶついいながら、思いっきり霧吹き。
大輪の薔薇の樹には、全然アブラムシいないんだけどなぁ。

いきなりですが、ポストカードを作ろうかと思って。ちゃんと印刷屋さんに出してさ。
といっても、お金がなきゃできないんだけど。お金お金お金。
貯金箱のぞいてみたりして。でも、誰も買ってくれなかったらどうすんだ、私。
…余計なこと考えるのやめよ。
2004.2.10 Tue.

足、挫いた。
段差も何もないところで。
病院からの帰り道、処方箋を受け取って、ぼーっとしてたら、ぐきっと。
音が聞こえたかと思ったよ。
腫れてるなー。痛いなー。

ドジ。
2004.2.17 Tue.

なんか変だな、と思いつつあれこれ雑事をこなし。
ふっと椅子から立ち上がって。
ぐらっと揺れる地平。
ぐぁぁぁっと。
気づいた時には後頭部をしこたま床に打ちつけてました。
あー、火花が散った。
それにしても。一人のときにこういうぐらりは避けたいもんだ。
あー。
2004.2.19 Thu.

昨日、指を思いきりドアに挟んだ。
痛かったけど、まぁすぐ治るだろうとたかを括っていた。
が。
痛い。指の腹あたりが何かに触れるととにかく痛い。
あざでもできてるかなぁと思って見てもそれらしいものはないけれど、
なんか膨らんでるなぁとは思う。要するに腫れてるってことか?と思いつつ、
家事やら何やらこなそうとしても、いちいち指が痛い。
化粧水を顔にはたきこむその振動さえ痛い。
たかが指先だろ?
たかがドアにはさんだくらいだろ?
このくらい、どうってことないやんかっ!

と、思っているものの。
やっぱり痛い。あー、やだやだ。
2004.2.25 Wed.

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