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| 柴咲コウの「思い出だけではつらすぎる」をインターネットで娘に見せてやったら、いたく気に入ってしまって、「ねぇおねえちゃん可愛いね」「おねえちゃん何処に住んでるの?」「何処に行ったら会えるの?」。 「うーん…ママも知らないんだけど…」。返答に詰まる私。 そんなあたしに構わず、モニターを見つめながら一緒に歌い始める娘。いやぁなかなか。 それにしても。彼女はなんでこう、渋いというか何というか、そういう曲にはまるんだろう。彼女がおなかにいたとき、私が毎日Coccoや中島みゆきやらをがんがん聴いていたせいか? もしかしてあたしのせい??? うーん。苦笑 まぁいいんだけど。私も好きだし。 それから。 テレビで、オザキとかいう会社の制服のコマーシャルが流れると、彼女はぱっと立ち上がって踊り出す。テレビでも女の子が激しく踊っている。で、足を開脚するという場面になると彼女はどてんと床に転がる。どうも真似しているつもりのようなのだけれども。それが可笑しくて私はいつも笑う。彼女も笑う。そうしているうちにコマーシャルが終わる。短いダンス。でも可笑しい。 |
| 2003.9.5 Fri. |
| いろんな人間がいる。だから、別に自分と考え方が違うとか、そんなことでどうこう思わない。あぁこういう考え方もあるんだな、って思う。 でも、なんていうんだろうなぁ、人間の、とてもとても基本的な部分。 それが欠けてる人とは、私はつきあえない。 それがどんなに立派そうな体裁をもっている人であっても。 |
| 2003.9.13 Sat. |
| たとえば想像力のない人。 自分がされたらイヤだと喚くくせに、自分が誰かに同じ事をするってことには全然無頓着な人。こういう人ってたとえばだけど想像力がないと思う。 もし自分が同じ事されたらどう感じるかなってことを考えることができないわけだから。そりゃぁ人間、感情的になって、言わなくてもいいことややらなきゃいいことをががっとやっちゃったりすることもある。でももしそれに気づいたら、ともかく謝るよね、私だったら。 ってか、そもそも、自分がされてイヤだと感じるだろうなってことは、基本的にしないよな。もしするとしたら、それは、相手に厭味を言ってやろうって思ったとき。遠回しに、なんというか、棘棘する言葉を吐くと思う。苦笑 でもなぁ、だからさぁ、自分の不安を解消するためだけに会話をしようとする人って、これどうよ、あたし、やっぱそういう人とは近しい間柄になりたくねぇな。いや、こういう人との言葉のやりとりってさ、そもそも会話にならないんだけど。一方通行なんだよね、言葉が。まぁそれは置いといたとして。 やっぱねぇ、自分がされるとぎゃぁぎゃぁ喚いて暴れるくせに、それと同じ事を自分がすることは全然厭わないって人、やだわ。うん、いや。 |
| 2003.9.14 Sun. |
| 人生そんなに長くもないからさ、もうあたしも三十三だし。そんな無駄使いしてられる時間、ないわけさ。 その大事な時間を割いてもつきあっていきたい相手をこそ大切にしたいわけで。そういう関係をこそ育んでいきたいわけで。 なんというか。人、選ぶよ。嗅覚で。 あたし、心の壁薄いからさ、すぐ相手に踏み込まれてあたふたすること多いわけ。あたしも馬鹿だから、踏み込まれても、多少のことではイヤって感じないんだよね、まぁいいかとか思っちゃったりしてさ。まぁそうやってずかずか入り込んできちゃう人もいるわよね、ってな感じでさ。ま、いいか、とか思っちゃうんだよね、あたし。ってか、そんな具合であたし鈍いから、よほどのことがないかぎり、あら踏み込まれちゃってるって気づかなかったりするんだよね。 でさ、そんなあたしがだよ、ちょっと待てよ、こいつ危険かもって思ったら、それはよほど危険なんだよね。ここでいう危険はさ、ヤクをやってるとかアル中で暴力振るうだとかさ、そういう危険じゃなくて、心の危険、っていうのかな、うまく言えないけど。 恐ろしいって思うよ。それが幾つも年下とかさ、そういう相手なら許容できるんだよね、ま、しょうがないか、とか思って。でもさ、自分と同い年とかそれ以上の相手にそういうことされるのはさ、やっぱおかしいよ、この人、この歳になっても人間関係のとても基本的な部分をないがしろにするのか、って。それ、危険だよ、おかしいよ、って思う。で、そういう人の近くにいるのは、あたしみたいな人間は、とても危険だと思う。どんどんずかずかと心に上がり込まれて、その挙句、あたしの尊厳を踏みにじっても、多分、その人気がつかないんだよね。そういう人は。平気なカオなんだよね。 そうされてもあたしはしょうがないんだ、なんて、自分をひたすら卑下して小さくうずくまっていた時期があたしにはあったけど。 でも、今はもう、そういうの、できないよ。 あたしはあたしなりに、自分を大事にしなくちゃって思うもん。自分が大事にしたいものあるからさ、娘なり友達なり。そういう大事にしたいものをちゃんと大事にするには、自分が自分の足でちゃんと立ってなきゃ大事にできないもんな。自分にとって大切だと感じるものをちゃんと大切にするために、自分を大事にすることってのが必要なんだって、もう気がついちゃったからさ、あたしは。だから、やっぱ、いやなものはいや、って、拒絶しなきゃ。 で、話飛ぶけど。 あたし、馬鹿で不器用でどうしようもない奴だけど、それでも友達っているんだよね。腹割って話せる友達ってのが。ちゃんといる。あたしみたいな馬鹿でちょんでどうしようもない奴にどうしてこんな素敵な奴らがいてくれるのかしらって時々思っちゃったりするけど、それでもさ、そういう友達が私のそばにいてくれるってことは、自信もっていいよな、って思うんだよね。叱ったり励ましたり、本気でしてくれる奴らがちゃんと身近にいるってこと。誇っていいと思う。 人はさ、どうやったってひとりだけど、生まれるのも死ぬのもひとりだけど、でも、ひとりで生きてるわけじゃないんだよな。 それを忘れてる或いは分かってない奴とは、話、できないやな。そんなに自分が自分がって言うなら、何処までもひとりでやってるつもりになれば?ってなもんで。 あたし、本当に大事な友達がSOS出したら、やっぱ飛んでくよ。いや、もしかしたらその時、たとえばあぁこが熱出したりして実際には飛んでいけないかもしれない、でも、心は飛ぶよ、友達のとこへ。必死になって、何とかして、自分のできること探すよ、心の底から。本気でね。 友達って、大事だよ。ほんとに。 だからたとえば。友達を大切にできない奴ってあたし、あんまり信用しない。信用できない。 またさ、友達ってのは数じゃないんだよ、数じゃ。付き合いの浅い友達をたくさんもってりゃいいってわけでもないんだよ。たった一人でも二人でもいいから、自分が声を大にしてこいつはあたしの友達だ親友だって言える相手をちゃんと持ってるか、それが大事だと思う。 あー、めんどくさ。いいのよいいのよ、これはあたしの言い分だし。これが全く正しいとなんて思っちゃいないし。いいのいいの。 ま、要するに。あたしはこう考えてるってだけのことよ。 |
| 2003.9.14 Sun. |
| 急に寒くなった。 園の帰り道聞えていたはずの蝉の声がぱったり止んだ。 止んだと思ったら、今度は、夕飯時、窓の外で鈴虫の声がした。 今年の夏はちょっと変だったな。 そしてその変な夏は突然こうやって秋になるのかな。 夜明け前に目を覚まして、玄関を開けたら、朝日に染まった空にうろこ雲。その端っこに、爪の先のような白い月。 |
| 2003.9.23 Tue. |
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