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| 気づいたら、三十三になっていた。これこそ「いつのまにか」というところ。 |
| 2003.6.5 Thu. |
| 大切なものを大切にする、という、そのとても簡単に見えることが、なかなかできなかったりする。大切だから背を向けてみたり見ないふりしてみたり。 大切だから、失うことを恐れて、こっちから手放して逃げてみたり。 でもそうやってどこまで逃げれば、大切なものを大切にするということに辿りつけるのだろう。 きっとそっちじゃない。 大切なことを素直に大切だと声を大にして言えるようになりたい。大切なことをただそのまま大切にしてみたい。 大切だから。大切にしたいから。 |
| 2003.6.10 Tue. |
| とどまることを知らないかのように 私の環境は日々、変化していく。 私が変化しているのか、環境が変化していこうとしているのか。 どちらにしろ、この波に乗り遅れてはならないと、私の奥底の声が言う。 |
| 2003.6.15 Sun. |
| はじめに作ったのは「彼の地」だった。切り刻んだ痺れる腕で思いつくまま音を綴った。そんな状態で作った音だったのに、音はやさしかった。何故だか知らない。 次々生まれてくる音を、そのたび記した。記しても記してもまだ足りなかった。 まだ娘が生まれる前のことだ。多分あれが私のどん底の時期だった。 |
| 2003.6.16 Mon. |
| いろんな思い出が、私の中から溢れだし、いろんなものを作らせた。 生々しい思い出も、痛いばかりの思い出もあった。もちろん(多分)幸せな思い出だってあった。 あの場所から私は、どれほど遠くまで飛んできたのだろう。分からない。 分からないけれど、多分それなりに、遠くまで歩いてきた、飛んできた。そんな気がする。 いいよね、もう十分だよね。やれることは全部やったよね。あの場所でやれることは、全部やったよね。何度も自分に問い掛けてみる。 答えは返ってこないけれども。 でも。 あの場所でできることは、きっと全部やりつくした。 私は、また一歩、歩き出さなくちゃいけない。 |
| 2003.6.16 Mon. |
| 思わず、ほんとかよって、声を大にして言っていた。 そのくらいぐるんぐるんといろんなことがいろんなふうに私へと落ちてくる。 まさに眩暈。くらくらする。 ふと思う。 今生きてここにあるということは、奇跡なんだ、と。 それだけでもう、叫び出していいほどに、奇跡なんだ。 生きて、今、ここに在るというそのこと。 |
| 2003.6.20 Fri. |
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