ドバトの雛の野生復帰

1999/03/27.

ドバトの雛は、生後2週間ほどすると、自分で少しだけ小粒の餌を食べようとしはじめます。この頃、飲み水入れを与えてなれさせて下さい。少しずつ自分で水を飲もうとしはじめます。

生後3週間くらいでは結構食べられるようになりますが、生後1ヶ月ほどまでは自分で十分には食べられないので、まだまだ餌を人間が与えておかなければいけないと思います。

生後25日くらい経つと、少しずつ飛ぶ練習をはじめます。1週間ほどで、1人前に飛べるようになります。親鳩は、この頃には仔鳩を巣から追い出して、新しく卵を温めはじめ、卵を温めていない方の親が、近くでうろうろしている仔鳩に餌を口移しで与え、生後1ヶ月半で完全に仔鳩は巣立ちをし、一人で餌を食べるようになります。

育てて下さっている鳩も、自然に、飛べるようになりますし、何時の間にか外にいたのが、そのうち恋鳩を見つけ、帰らなくなると思います。

ただ、可愛がられていた記憶は残っていますので、外で餌を取ろうとせず、餌をねだりにいつでも帰ってきてしまう事も、あるかもしれません。

完全に親離れをさせたいと思われた時は、厳しく追い払わないと、毎日でも餌をねだりに帰ってくる鳩になるでしょう。がんばって育て上げて下さいね。

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