白文鳥のつがい

1999/03/28.

種類によらず、文鳥のつがいを飼う時は雛を見たいからだと思うのですが、だいたい9月くらいから粟玉を与えます。このアワタマを与えるという事は、メスの発情を促すためなのです。すると、2週間程してくちばしが赤く艶々輝いて来ます。そしてさかりがきます。だから、粟玉を与え始めてくちばしが艶々して来たら巣箱と巣材を取り付けます。巣材は餌の近くに取り付けてやると興味を持つのが早いです。卵を産んだら粟玉は与えないようにします。与え続けていると雛が孵る頃にまた新しいさかりがきて抱卵を中止してしまうからです。雛が孵ったら粟玉をたくさん与えます。カナリーシードもいつもより多めに与えます。育雛時期は水浴びをさせません。すぐに巣に戻るので雛が濡れてしまうからです。雛は生後35日位で一人餌を始めます。生後15日で親から離して餌を与えると手乗りになりますが、遅くても20日までには親から離さないと人になれにくいです。さかりがきて抱卵育雛している時は気を使いますが、後は飼い主の生活に合わせて朝、餌をやり、飲み水を変えて、毎日新鮮な菜っ葉を与え、水浴びをさせ、駕籠の掃除をしてやればいいのです。卵を産んだら駕籠に覆いをしてやり、薄暗くして落ち着かせます。抱卵1週間目に検卵したら無精卵か有精卵か分かり無精卵を取り除けますが、文鳥と信頼関係(良く馴れた手乗り)が無ければ抱卵を放棄しますからお勧めできません。

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