ツッコミ☆バトルロワイアル

第一話



サカモチョ「えー、これからみなさんにボケ・ツッコミ合いをしてもらいまーす。」

川田「いきなりかい!」

サカモチョ「おー今回は気合入ってるなー。川田。さすがは大阪。」

秋也「“今回は”ってなんですか“今回は”って。」

サカモチョ「んー?まぁ、・・・いろいろあるんだよ・・・・」

三村「意味深だなオイ!」

川田「いや、バラすなや!」

桐山「わーい、言っちゃえ言っちゃえ〜〜」

川田「キャラちゃうわお前!!!」

典子「じゃー行こっかー?」

川田「まだルール説明しとらへんやろ?!」

サカモチョ「おーそうだったっけか?」

川田「ってオイ!」

ノブ「ねぇ・・・・・疲れない?」

川田「疲れるわボケ!!!」

サカモチョ「そうだぞー。ツッコミは体力が勝負だぞー。そうそう、ルールは・・・・

  1、おもしろくないボケ・わざとらしいボケは失格とする
  2、タイミングの悪いツッコミも失格とする
  3、ノリの悪い人間も失格とする
  4、優勝者はボケ一人・ツッコミ一人の計2名とする

    ・・・の4つだー。簡単だろー?そうそう、ボケ志願者にはボケボケグッズ、ツッコミ志願者にはハリセンかスリッパだ。」

川田「ツッコミには2種類だけかい!」

サカモチョ「もうゲームは始まってるからなー。ボケっぽいやつには勝手に渡すから、ツッコミは自分で貰え」

兵士A「坂持さん!」

サカモチョ「なんだー?」

兵士A「この少年はボケかツッコミか判断しかねます!!」

兵士Aは杉村弘樹をさしだした。別段、うろたえる様子もなく、平然としている。確かに、ボケと判断するか
ツッコミと判断するか微妙なところだ。

サカモチョ「う〜〜〜ん・・・・・みんなはどう思う?」

秋也「ボケ・・・・じゃないか?」

川田「いや、ツッコミやろ」

貴子「ボケよ!絶対。幼なじみの私が言うんだから、間違いないわ」

サカモチョ「よし!じゃぁ『杉村弘樹はボケかツッコミか』討論を始めましょー。」

川田「マジかい・・・・・・・・ι」