戒め
目の前にいるのは誰だろう?
私の体を執拗に責めたてる、この人は誰?
もう とっくの昔に壊れた廃ビルの一室。
月明かりだけを頼りに、二つの影が動く。
金色の髪の方はただなされるがままの状態。
艶やかな体を露わにしながら、
その行為を受け入れているのか、拒絶しているのか
よくわからない感じなのだ。
「相変わらず、オレに敵意があるみたいだな」
「・・・っ 当たり前だっ・・・・んんっ」
「なれ、どうして受け入れているんだ?」
カッと頭に血がのぼり、金髪のクラピカは
のしかかっていた相手を突き放した。
黒髪の額に逆十字の男はただ無表情に体を離す。
「受け入れてなどいないっ・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「私はお前が憎い!家族を、仲間を奪ったのに・・・・」
クラピカの目がまた一層紅くなった。
また、この目が。
私の、不幸の、元凶の目。
「・・・・やっぱり。」
黒髪の男、団長はクラピカのまぶたを触りながらつぶやいた。
クラピカの瞳は知らないうちに涙が流れていた。
「やっぱり本物の、生身の目が一番綺麗だな。」
生涯を賭けて殺そう、苦しめようと決めた男。
それなのに殺すどころか憎みすらできない男。
目の前の、この男は私にとって誰だろう?
【光琉(本人)コメント】
ゴメン、落ちない上にまとまりなくて意味不明・・・
やっぱり慣れないことはしない方がいいよね(爽)
ってか、これだけ言わせてください。
団長、浮気しないで。
・・・独り言です。
【紅葉(管理人)コメント】
これ(コメント)見たとき爆笑しました。そう、彼女はノーマル推進派。
ちょっとコメントで本性が見え隠れしてるところがさらに愛。
さらに言うと、彼女は「隠れ」です。他のどのサイトに行っても光琉のSSは
読めませんよ!(宣伝)HNだってうちがこれをUPするために勝手に付けたんだから(え)