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[Q] xterm の -bg オプションで背景色を数値で設定するにはどうすれば良いのですか ?
xterm の背景色を変えるために
#!/bin/sh
xterm -bg #ffffffffffff
というスクリプトを書いて実行したのですが、エラーがでてしまいます。
コマンドラインから直接入力した時は問題なく動くのはなぜですか?
- [A]
-bg #ffffffffffff
の部分の #
は、シェルの non-interactive モード
では、コメントとして扱われてしまいます。
/usr/X11/bin/xterm -bg \#ffffffffffff
の様に \ を付けてエスケープすれば OK です。
また、 interactive モード(コマンドラインでの入力)では普通は#
はコメントとして扱われなくなっています。
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[Q] xfilemanager が SEGV します
xfilemanager
を起動しようとして枠が出て位置決めのクリックをすると一つ目の大きめの枠が
出て,次に小さめの枠を出す所でチラっと表示してすぐに消えてしまいます。
- [A]
strlen() に NULL を渡した時に SEGV しているので、strlen()
に NULL が渡ってきた時に 0 を返すように strlen に一枚被せてやれば良いです。
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[Q] fvwm を起動するとコンソールに PEX の font がないというエラーが出るのですが。
- [A]
PEX の方は PEX を使わない場合は無視して大丈夫です。
必要な場合は Slackware-3.0 なら xd3/x312pex.tgz を展開すれば大丈夫かも。
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[Q] PEX とはなんですか?
- [A]
PEX というのは X に3次元グラフィック機能を付加する物です。
が、この頃は OpenGL を使う場合が多いので不要です。
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[Q] xdmを使うとkterm等で一部の文字が表示できなくなるのですが...
具体的には "#","@" などですが、その他に Ctrl-C も使えません。
- [A]
- 最初に stty sane -parenb; stty erase ^H を実行する。
- ~/.Xresources に以下の設定をすればよい。
*XTerm*ttyModes: intr ^C erase ^? kill ^U
*KTerm*ttyModes: intr ^C erase ^? kill ^U
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[Q] X のリソースやその他のの設定の方法について書いてある本はありますか?
- [A]
- 入門 X Window 松田 晃一・歴本 純一 共著
アスキー/\2,000/ISBN4-7561-0166-6
- いろいろなXアプリケーションやリソース,各種設定ファイル,
日本語環境(国際化),ウィンドウマネージャ(twm) などについ
て書いてあります。( fvwm について書いてないのが残念。)
- 「Xウィンドウ・システム」シリーズ‐第3巻
Xウィンドウ・システム・ユーザ・ガイド (Motif Edtion)
Valerie Quercia, Tim O'Reilly 著 大木 敦雄 監訳
ソフトバンク(日本語版)/\8,000/ISBN 4-89052-442-8
- いろいろなXアプリケーションやリソース,各種設定ファイル,
ウィンドウマネージャ(mwm)などについて書いてあります。
各アプリケーションについて詳しいマニュアルがついています。
(↑オンラインマニュアルの訳だと思うけど…)
fvwm について書いてないけど、mwm についての記述が参考にな
ると思います。
また、リソースについての詳しい情報があります。
- UNIX入門 フリーソフトウェアによる最新UNIX環境
- fvwm のことが、カスタマイズも含めて書いてあります。
- 「Xウィンドウ・システム」シリーズ(日本語版は、ソフトバンクより)
第1巻… Xlibプログラミング・マニュアル
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X lib プログラミングの手法について書いてあります。
リソースについては、記述方法だけでなくどのように
処理されているかについてもに書いてあります。
- 「Xウィンドウ・システム」シリーズ
第4巻… Xツールキット・イントリンシクス・プログラミング・マニュアル
第5巻… Xツールキット・イントリンシクス・リファレンス・マニュアル
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個々のリソースについての詳しい情報があります。
- 「Xウィンドウ・システム」シリーズ
第8巻… Xウィンドウ・システム管理ガイド
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Xの環境構築、セキュリティ、フリーソフトのコンパイル
などについて書いてあります。
- 「Xウィンドウ・システム」シリーズ
…… X11 Release5増補版
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X11R4とX11R5の違いについて書いてあります。
国際化/フォントなどなど
本以外の情報としては
- オンライン・マニュアル(man コマンド)
- ソフト付属のドキュメント/アプリケーション・デフォルトファイル
- editres
- viewres
- ヘッダー・ファイル/ソースファイル
- FUNIX MES(18):X Window System
- FGANNEXT MES(6):雑談]酒のつまみにOSは OS/2,Unix
- fj.windows.x(GO INETNEWS→2→18→MREAD ROOM:9)
- 「Xaw Programming ドキュメント‐TEXT/HTML版」(FFMHOBO/LIB06‐#0458)
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[Q] xfilemanager が立ち上がらないんですが...
- [A]
JE4 のものを使用するには以下の手順でリコンパイルが必要。
- JE4 CD-ROM の インストールCDをマウントする。
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cd /usr/local/src
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tar -xvzf /cdrom/slackware/source/xap/xfileman/xfileman.tar.gz
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cd xfilemanager
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dir.c
の、先頭に下記を追加する。
#define strlen(x) ((x)?strlen(x):0)
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$ xmkmf ; make
$ su
$ make install
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[Q] 中解像度のモニタでVIWはできますか?
- [A]
XF86Config をいじって中解像度 VIW モードを作ってやれば出来ます。
まず、中解像度用の 256色+32K色の2画面のモードを定義します。
(例)
ModeLine "640x480v" 640 480 640 480 3
0x0001 0x0000 0x0002 0x0300
0x0060 0x031f 0x0002 0x020c 0x0090 0x0310 0x0023 0x0203
0x0000 0x0280 0x0000 0x01e0 0x0400 0x0200 0x0000 0x0000
0x0102 0x0000 0x0018 0x000000ff 0x00000000
0x0000 0x0258 0x0000 0x01e0 0x0258 0x0200 0x0000 0x0000
0x0103 0x0000 0x0018 0x00008000 0x00008000 0x0001
次に、このモードを使うスクリーンを定義します。
(例)
Subsection "Display"
Name "viw256m" # VIW, 256-color, Middle Resolution (640x480)
Depth 8
Modes "640x480v"
ViewPort 0 0
Virtual 1024
Transparent 0x0100 0x0100 0xff00
EndSubsection
で、
startx -- -dname viw256m
と実行すればOKです。
(TOWNS Linux-2.0.14, Xtowns4.0β で確認)
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[Q] VIW でサターンの画面をうつすにはどうすればいいんですか?
- [A]
xtv.c の 42 行目で vc.mode に 3 をセットしてますが、これを 1 にすれ
ば映るようになります。但し、それだけだと上下に潰れるので XF86Config の
ModeLine "640x480v" の所の最後の行
0x0103 0x0000 0x0018 0x00008000 ・・・
を
0x0103 0x0100 0x0018 0x00008000 ・・・
と変更して縦を2倍ズームします。
あとは、xtv のサイズを綺麗に映るサイズにリサイズすればOKです。
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[Q] CLGD-5430 を使うにはどうすればいいんですか?
- [A]
- startx の代わりに startxC30 とすればOK
です。
例えばオプションに、 "-- -bpp 16" として起動すると、
標準 hireso で起動したくらいの画面サイズと色数 65k で X
が使えます。
上の方法は、インストールしたままでは root でしか使えません。一
般 user で使うには修正が必要です。
- FFMHOBO DL-6 No.318 XSVGA.TGZ (GD543X対応Xサーバ) を使う。
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[Q] ktermの起動時に not in a VT と出ます。
- [A]
.bashrc 等でコンソール上でしか使えないソフトを
無条件に動かしているとでます。
(kanjimode コマンドとか。)
この場合は、.bashrc 等で
TERM 環境変数をチェックして、それに応じて実行するように
書けば大丈夫です。
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[Q] fvwm 起動時に fvwm: can't get font 5x8 というエラーがでます。
- [A]
X11 のフォント 5x8 が正しくインストールされていない可能性があります。
対処方法
- 5x8 をインストールする。
- /usr/X11R6/lib/fonts/misc に 5x8.pcf.Z を入れる。
- mkfontdir をする。
- fvwm で 5x8 でなく違うフォントを使うようにする。
~/.fvwmrcの中の
PagerFont 5x8
のような部分に違うフォントを設定する。(fixed とか)
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[Q] XFree86 の仮想画面と実画面の解像度を同じに設定するには
- [A]
XF86Config 中に
Modes が 768x512f だけの display subsection を書けば大丈夫です。
(例)
Subsection "Display"
Name "normal2"
Depth 8
Modes "768x512f"
ViewPort 0 0
Virtual 1024
EndSubsection
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[Q] XTOWNS で画面の表示範囲を変更する方法を教えてください
- [A]
例 800x600 で試してみる
800x600x15l の設定を元に、少しずつ変更して試して下さい。
変更するのは ModeLine "800x600x15l" の 3 行目、
0x0084 0x0450 0x0006 0x026c 0x00e0 0x0400 0x0012 0x026a
HST VST HDS HDE VDS VDE
です。
HST がスキャンラインの長さで、そのうちの HDS から HDE の期間が表示エリ
アです。ですから、画面一杯に表示させるためには HST を小さくして、表示
エリアがスキャンライン中に占める割合を大きくしてやればいいわけです。
垂直方向も同様です。
但し、
HDE - HDS == 0x320
VDE - VDS == 0x258
HDE < HST
VDE < VST
を保って下さい。
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[Q] TOWNS のモニターのドットクロックを自由に設定する方法を教えてください
- [A]
TOWNS の表示システムでは DotClock を自由に設定出来ません。
アクセラレータを使う場合は出来ると思います。
ただ既存の ModeLine の DotClock の設定方法は
現在わかっている範囲では
bit7-4: レイヤ0 の DotClock セレクト
bit3-0: レイヤ1 の DotClock セレクト(2画面重ね合わせ時)
で、それぞれ
0000: 640x480 モード (25MHz)
0010: 1024x768 モード (64MHz)
0100: 1152x864 モード (? MHz)
です。
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[Q] X の画像を取り込むにはどうやればいいのですか?
- [A]
- xgrabsc
- xv (grab のボタンを押す。
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xwd -frame | xwdtopnm | ppmtogif > foo.gif
上記の様にすると、十字カーソルが現れますので、目的のWindowの上でマウス
をクリックして下さい。
-
[Q] X で ALT キーがきかないのですが...
- [A]
- ~/.Xmodmap に add mod1 = Meta_L などと書く
-
xmodmap -e "add mod1 = Meta_L "
などとする。
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[Q] startxC30 がエラーで止まってしまうのですが...
- [A]
startxC30 は root 以外では使えません。
対処方法は
cd /usr/X11R6/bin
rm X
ln -s /usr/towns/usr/bin/XF86_SVGA X
cd /usr/X11R6/lib/X11
rm XF86Config
ln -s /usr/towns/usr/lib/XF86Config_CLGD5430 XF86Config
として
startx を使用します。
詳しくは、FTOWNS1 MES14 #152,362 および、
FTOWNS1 LIB08 の
LinuxFAQ集
#6,7,8 の中の『環境設定』→『ユーザーの環境設定は?』
をご覧下さい。
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[Q] fvwm で fvwm: can't get font k14,r14 と言われて日本語が表示できないのですが
- [A]
JE 版の fvwm をインストールして下さい。
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[Q] startCX30 とすると no command ... とでて X が立ち上がらないのですが
- [A]
インストール元が、『RunRun 2』or『Linux入門 2』でしたら、root で
# chX C30
を実行してから、好きなユーザで startx を実行してみてください。
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[Q] LINUX JAPAN 2 からインストールした CLGD5434 用 X-server が動きません。
- [A]
chX C34
した後、/etc/XF86Config を /etc/XF86Config.std とかにリネーム
してから
startx
してみて下さい。
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[Q] xman で sh: gtbl: command not found となって表示できないページがあります。
- [A]
/usr/bin で
ln -s tbl gtbl
ln -s eqn geqn
して下さい。
但し、これでもうまく表示出来ないページはあるようです。(man コマンドな
ら正常)
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[Q] startxC30 で画面にノイズがでるのですが
- [A]
/usr/towns/usr/lib/XF86Config_CLGD5430
の
Graphics device section 中の
Option "fast_dram"
をコメントアウトする。
#1024x768
Mode "1024x768"
DotClock 65 <-ここを 62 に変更する
#1152x900についても、DotClockの変更が必要です。
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[Q] nifty4u で以下のようなエラーが出るんですが...
"Can't locate object method
"autoflush" via package "IO::Handle" at .nifty4u line 57."
- [A]
nifty4u スクリプトと event.pl の
STDOUT-≤autoflush(1);
の部分を
select((select(STDOUT), $| = 1)[0]);
に書き換えてください。
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[Q] TOWNS II HR で CLGD5434 は使えますか?
- [A]
使えません。