4/4


アイフルの新しいCMで、


最愛のペットであるチワワのくぅ〜ちゃんが行方不明になってしまい、


やっと帰ってきたと思ったら妻と数十匹の子犬を連れてくる話がありますが、


清水章吾は借金して全部養う気なんでしょうかね?



いくらなんでも数そのものが多すぎる上に、


一時的な入用じゃないんだから、


今度こそ破産しそうです



まぁそれ以前に、


マンションで犬飼ってる時点でかなりやばいんだが。





さて、


まぁそうは言っても世の中には「ペット専用マンション」というものもあるらしいですし、


あの清水章吾なら犬のために引越しもしかねないわけで、


ここはひとまず直接アイフルのお姉さんに訊いてみようと思います。




というのもアイフルの公式サイトには質問コーナーがあり、


そこに質問文を打ち込めばコンピューターが解析して、


アイフルのお姉さんが質問に答えてくれるシステムがあるんです。



たとえば、「金利はいくらですか?」という質問をすれば、



利率ですね?各商品によって異なりますので、該当する商品名をクリックしてください。
【eきゃっシング】 【不動産担保ローン】 【事業者ローン】




という答が返ってくるしくみです。




ちなみに現在質問に答えてくれる人はCMにも出演している安田美沙子さんですが、


以前は別のお姉さんでしたが、


「学歴は?」と尋ねると「○○短大の英文科卒です」と言っていたわりには、


「Can you speak English?」という質問に「日本語しかわかりません」と答えるなど、


学歴詐称疑惑のある女でした。




ちなみに現在の安田美沙子さんは、


「蝶野正洋(注:プロレスラー)ってかっこいいですよね?」という質問には


ペット についてはあまり知識がありません」


と答えるウルトラS女さんです。






さてそんなわけで閑話休題、


安田美沙子さんに、


「どうしてマンションでペットが飼えるんですか?」


という質問をぶつけてみると・・・




申し訳ございません。




ペット についてはあまり知識がありません。








ふむふむ、


つまり清水章吾がマンションで犬を飼ってる理由は、


マンションでペットを飼ってはいけないことを知らなかったってことですね





居直ってますアイフル






それとも何か?



この場合「ペット」とは別の意味なのか?









まぁそんなわけでCMの謎はさらなる謎を呼んで消えていったわけですが、


最後に安田美沙子さんに一言だけ言っておこうと思います。





「あなた音痴ですね」





それに対する返答



私についての質問ですか?完全に内容を理解できませんでした。もう一度別の表現で言って頂けますか?








「歌が下手ですよね」




おっしゃることが把握できませんでした。

別の表現で言い替えて頂けますでしょうか。








「あんな歌でテレビ出るな下手糞!」






申し訳ございません。


電化製品についてはあまり知識がありません







ん〜、



どうやらCMで歌ってるアイフルのお姉さんは、




正体は電化製品だったようです






4/6



しんちゃん、住民票取得




「エロい」「親を呼び捨てにする」「生意気」等など、


批判を浴びながらも10年ぐらい続いている人気漫画『クレヨンしんちゃん』の主人公、野原しんのすけの一家が、


このたび埼玉県春日部市の特別住民票を取得したそうです。




なんでも春日部市では、市政50周年を迎えるにあたり、


「カスカベ防衛隊」など作品内でしきりに春日部市をアピールしているしんちゃんを、


市のイメージキャラクターとして採用したんだそうです。




春日部市民のイメージガタ落ちな気もするがな





ま、そんなわけで、


その記念の住民票交付だそうですが、


去年のタマちゃんからさらに発展し、ついにバーチャルの人物が住民票を取得することになったわけです。






さて独立行政法人としてのスタートを切った我らが金沢大学も、


このようなユニークなアピールを内外に示していくことが大切だと思います。



そのためには春日部市が市政と民間の壁を破ってしんちゃんを採用したように、


大学当局が我々学生のアイディアを吸い上げ、発展させる必要があると思います。




林学長、および大学運営に携わっている人々に私は提言したい。






しんでつとむ君に学籍を



4/7



「首相が靖国参拝したせいで精神的苦痛を受けた」との理由で、


211人の人々が国を相手に一人当たり10万円の損害賠償を要求していた裁判は7日、


福岡地裁で、「賠償は認めないが参拝は違憲」という判決に至ったそうです。




これに対し小泉首相は「勝訴でしょ」と確認したうえで、


判決の理由が理解できないとの理由で従来どおり参拝を続ける意向を示しました。





う〜ん・・・



俺個人の意見としては判決が出た以上それを尊重すべきであって、


他の裁判所で違憲ではないと確認されるまでは参拝を控えるべきではないかと思います。



つっても今までの似たような裁判では違憲か合憲かの判断を示さず棄却という例が多いそうなので、


毎年参拝したい首相が有利な判決を待つことはできないと判断したんでしょうか。



まぁいずれにせよ強引な対処だと思います。





しかし一方で判決の理由がわからないというのはまったく同感なわけです。




というのも「参拝」って行為は、


確かに宗教的意味はあっても、宗教活動というよりも伝統行事に近いもので、


昔からある祭に参加するのと何が違うのかっていうのがまず引っ掛かります。



判決を出した亀川裁判長は、


一般人の宗教的評価、目的、一般人に与える効果、影響などを考慮し宗教的活動にあたる


として宗教的活動と見なしていますが、



一般人の宗教的評価は前述のとおり「死者に祈るための伝統的な形」であるし、


目的である「死者を尊敬し冥福を祈る」っつーのは日本の伝統的な文化だし(まぁ日本に限らないけど)、


一般人に与える効果、影響って言われても具体的にどのような影響があるというのか明確ではありません。



靖国神社は確かに宗教施設ですが、


日本の伝統文化とほぼ完全にシンクロした“神道”という宗教であるため、


首相が神主の格好で祈祷するならともかく、ただ一礼して献花するぐらいだったら、


単に一国の伝統に従って伝統的な手順を一国の代表者が踏んだだけのこと。



おかしいというほうがおかしい気もしてきます。






さらに判決理由では、



自民党内や国民に批判があったのに、政治的意図に基づき、


戦没者追悼場所として必ずしも適切でない靖国神社への参拝を続ける意向を示しており、


今後も違憲行為が繰り返される可能性が高い




と指摘。




まぁ参拝に政治的意図(票集めなども含む)があったのは間違いないですが、


自民党内や国民の批判の多数が、「中韓を刺激すべきではない」という政治的意図



中には「戦犯を神とするな」とか「軍国主義の復活」などのよくわからない話もありますが、


これらは結局日本の将来の指針を決めるという点で、多数の保守派の主張する「伝統の復活」と変わりがないか、


あるいは個人的な好き嫌い(「軍靴の音が〜〜」など)に基づくものであって、


政治的意図という理由で禁止するっつーことは、



憲法には「政治すんな」って書いてあるんでしょうかね




さらにわけがわからんのは、


靖国神社が戦没者追悼場所として必ずしも適切ではないってこと。




まぁ一部の朝鮮人や台湾人の遺族は異論を出してはいますが、


圧倒的大多数の戦没者たちは、




戦死したら靖国に行けると思って戦争にいったわけだが。






それなのに死んだら靖国の英霊として奉ってもらえなくなっちゃったなんて、






国民年金の将来を見ているようです




4/9


日本人三人がイラクで人質に取られた事件ですが、


政府与党も民主党も大手新聞も「屈してはならない」的なこと言ってるんで、


前例から判断しても自衛隊の即時撤退はなさそうです。

(朝日新聞は、「再発防止のために」撤退を主張している)




完全に危険な地域であることが明確なバグダッド周辺にいること自体は自業自得ですが、


まぁつっても日本人が殺されそうなのを指をくわえて観てるわけはなく、


タイムリミットすらはっきりしない時間で犯行グループと接触しなければならない政府は大変ですわな。



このニュースは各国で大きく取り上げられ、


イギリス政府は「犯行グループの情報が入ったらすぐに伝える」とコメントしましたが、


それって特別何もしないのと一緒なんじゃ・・・



まぁ受けられる援助に限界があるのは当然ですが、


もうちょっと気の利いたこと言ってほしいもんです。





さてさて、


今まで「米英のファシズムとたたかう勇敢なイラク市民と連帯してたたかおう!」なんて宣伝してた自治会なんかにとって、


いざ蓋を開けてみれば


女や少年を含む丸腰の民間人を人質に取る卑劣な無法者だったわけで、


しかも人質に取られたのは



米英のファシズムとたたかう勇敢なイラク市民とたたかうためにイラクに行った人々だったわけで、



そのへん一体どう解釈というか、自己暗示するのか注目ですけど、


まぁ自治会とおんなじような主張していた運輸・交通関係労組は、


日比谷で集会を開き、



今回の事件を起こした最も大きな責任は自衛隊派遣を強行した日本政府にあることは明らかだ



との採択を可決したんだそうです。







一番悪いのは犯人だと思うのだが。






ほんで元レバノン大使という経歴を持つ天木直人さんは、



日本が誇るべきは平和国家。中東の人たちは今でも日本に尊敬と好意を持っている。

事件の解決策は自衛隊の即時撤退しかない




とコメントしていますが、



国内で論議の末決定した自衛隊派遣だけど暴力に屈して曲げちゃってもいいわけですか?




「平和国家」を誇りに思うのは勝手ですけど、




「民主主義のできない国家」は

恥ではないんでしょうか?









さてそんな中、


被害者の家族や仲間たちの心配は想像以上なわけで


エリート街道を驀進しながら高校で左翼活動にハマって大学へ行かずNGOの代表になった今井紀明君の、


掛け持ちで加盟してる市民団体「劣化ウラン廃絶キャンペーン」の会員は、


命は地球より重いのに、民間人を見殺しにしてまで自衛隊の派遣を保つのか




なるほど、命は地球より重いわけですか。



人命のためなら倫理も法律も国際関係も民主主義も一切関係なし、と。




じゃあこの人は、麻原彰晃が


「俺を総理大臣にしてくれなきゃ自殺しちゃうぞ!」


って言ったら総理大臣にしちゃうんですかねぇ。




普通の人なら、



「勝手に死ね」だと思うがな





まぁそんなわけで、


俺の意見としては、自治会の反応を楽しみつつ


「救出のために全力は尽くすけど撤退はしないべき」


という政府や大新聞の今の主張に意義はないなと思っています。


まぁ俺の主張なんてどうでもいいでしょうが、「勝手に死ね」で完結させると俺の裏のメッセージと思われかねないのでw
俺だっていくら左翼でも日本人死ぬのは嫌ですよ、念のため。





4/12



金大では今日から前期の教養科目がスタートし、


ほとんどの金大生が金大を訪れました。




特に一年は今日から授業始めということもあり、


昼休みの中庭には久しぶりに、




教養自治会が涌きました






普段昼休みにシュプレヒコールしても、


一般学生からは騒音公害としか認識されていない自治会ですが、


今回は人質事件もあってか、


自衛隊撤退を求める署名活動までしている始末。



いちいちテーブルまで出して署名してくれるよう、


音割れの酷くて何を言ってるか聞き取れない拡声器で呼びかけていましたが、



もちろん概ねスルーです




その横で、



順調にビラを受け取ってもらえる各サークル



それでも、


俺たちは悪の日本政府を止めようとしてるんだ!


と言わんばかりに声を張り上げる自治会を見てると、



どっかいい病院ないのかなぁと思えてきます




これはやはり今まで「勇敢なイラク人民」と信じていたせいで、


どうしても民間人拘束で犯人に同情しきってしまうサヨクたちと、



ずっとクールな目線でイラク戦争を見ていたために、


今丸腰でイラクに行ったということがいかにバカな行為か実感できる一般人の違いが出てるんだと思います。






さて、


今回も自治会は同時にビラを手渡ししていまして、



誰も取らないので俺がもらってやったんで、


人質事件に関しての部分を読んでみたいと思います。


小泉政権はただちに、自衛隊を撤兵せよ!

 4月8日、日本人3人が「サラヤ・ムジャヒディン」と名のるグループによって拘束されました。11日に一旦は「24時間以内に解放する」という声明が明らかになったものの、12日現在いまだに解放されていません。「3日以内に自衛隊を撤退せよ」という彼らの要求に対して、福田官房長官は「自衛隊はイラクの人々のために人道復興支援を行っている。わが国として撤退する必要はない」と突っぱねたのです。しかし、今まさにブッシュ政権がファルージャを包囲しイラクの人々を虐殺しているときに、この占領軍に自衛隊を送り込んでいる日本政府が「イラクの人々のため」などと語ることは許されません。





ハァ?



ファルージャを包囲した米軍が、


ブッシュ政権の命令でイラク人を虐殺しているかどうかも疑わしいですが、



「だから日本政府が『イラクの人々のため』なんて言ってはいけない」って言われても、



自衛隊は占領作戦にはまったく関与していないんだけどさ




「占領軍に自衛隊を送り込んでいる」って言っても、


「占領」ということに関しては他国軍に守ってもらう始末。




むしろ足引っ張ってるわけだが

復興支援以外の存在価値を教えてくれ





だいたい「語ることは許されません」って、




お前ら政府のすることは全部許さないだろ






さらに文章は続きます。


 しかも、国民の反対の声を押しきって派兵を強行した責任は棚に上げて、「邦人にはイラクに入らないよう要請してきた」などと、“無視して行った3人が悪い”とばかりに言い放っているのが福田長官です。






それが普通の感覚です







あのなぁ、


自衛隊が行こうが行くまいが、



「イラク、特にバグダッドは危険な場所」なんてのは世界の常識



去年殺された外交官も日本人かどうかの区別もなく襲われたわけで、


イラクに行くことの危険性は中学生でもわかると思うのだが。




こういうこと言ってるやつ見ると思い出すのが、


子供のころ遊んだ近所の神社でして、


昔は回りブランコや普通のブランコ、鉄棒や滑り台がありましたが、


今は「危険」という理由で砂場ぐらいしか残ってないんですよ。



ある程度しっかりした子供には物足りない遊び場となってしまったようですが、


だってほら、小学校低学年以下の子供って、



何が危険かわからないじゃないですかぁ









つまりイラクに行った3人は、






政府という“大人”が行動範囲すべてを安全に整備してやらないと、



そうと判断できずに危険に飛び込んでしまう


低学年以下の子供なわけだな






今井君はまだ未成年とはいえ、


全員社会人として自己責任の下で自由を得ているはずなんですけどね〜〜。





大人になれば何が危険で何が安全かの判断ぐらい、




猿だってつくはずなのだが。






つまり自治会は、


3邦人の知能レベルを、



猿以下だと言いたいわけですね。






ふふふ、自治会さん、




五十歩百歩で負けてますよ






あと、


「国民の反対の声を押しきって派兵を強行した」っつっても、


自衛隊派遣の時点で世論はやや賛成派の方が優勢。



いずれにせよ長いこと国論を二分する状態が続いていたわけで、


もし自衛隊を派遣しなかったとしたら、自治会は、



「国民の賛成の声を押しきって派遣の中止を強行した」と言うんでしょうか?





ちなみにネット上での多くのサイトのアンケートによると、


7〜8割以上の人が「自衛隊は撤退すべきではない」と答えているようで、



撤退なら強行してもいいんでしょうかね







さて、文章は最後に


小泉政権はただちに、自衛隊を撤退せよ! いまこそ首相官邸に署名を集中しよう!





というフレーズで終わるんですが、



ビラ自体にはもっと文章が載っているものの、


人質事件については上記でおわり。



実に全体の6分の1ぐらいしかありません。



あとはファルージャについてや首相の人格を攻撃したものなどがあるだけで、



結局ビラ全体を通して見ても、




「人質解放のために行動しよう」


とか、


「人質には頑張ってほしい」


といった類の文章は



一切ありませんでした。




あるのはただ、


ブッシュ政権の弾圧と小泉首相への非難だけ。




自治会よ、はっきり言っておく。




お前ら自衛隊が撤退さえすれば、


人質なんかどうでもいいのか?












追記


結構うまくまとまったのに蛇足ですが、


自治会の副会長が書いたと思われるコラムが異常なまでに面白かったので紹介します。


「人道復興支援」の本性見たわよっ

「給水・医療支援活動」のために派遣された自衛隊の飲料水、ぜーんぶ、イラク国外から調達した「ボトル・ウォーター」だってこと知ってる? 自分たちでイラク人に“給水”している水は絶対飲まない。なぜかって? 米軍のぶっ放した劣化ウラン弾のせいで、現地の水は放射能に汚染されているのを知っているから。ひっどい。やい小泉首相、なにが「イラク人のため」よっ。まずは「誰がこんな水にした」って、ブッシュの胸ぐら掴んで、イラク人に土下座させるのが「人の道」てえもんでしょうが。そもそも給水活動やる隊員は千名中、たった三〇人。
「人道復興」って言やあ、私ら騙せると思ったら大間違いよ!





免疫のない日本人が海外で水道水を飲むとどうなるかってのは常識ですし、


放射能に汚染された水をそうと知ってる自衛隊が半袖で取り扱ってることに疑問を感じなかったってのも確かに不思議ですよ。



人質に取られた同志を一切気遣っていないのに、


救出のため奔走している首相に対して「人の道」を講じていることも確かに不可思議なとこなんです。




だけどなにより摩訶不思議なのは、


これを書いたと思われる副委員長さんは、





この春三年になった女子大生です

おっさんのイメージする「ギャル」って感じだわな。







4/13



膠着するイラク邦人人質事件ですが、


そこで自衛隊の撤退運動で大騒ぎして、テレビなどの出演頻度も増えた人の中に、


元レバノン大使の天木直人という人がいます。




この人に関しては、


当サイトで初めて人質事件を取り上げた4/9付けのコラムで批判していますが、


今日改めて彼の公式サイトに訪れてみて、


同志たちへのメッセージ


など、やたら怪しげな雰囲気があったので、


改めて取り上げてみたいと思います。





彼のサイトにある人質事件に関する文章は3つ。



10日付けの「緊急メッセージ『3人の仲間を救い出す為に」


12日付けの「緊急提言」


13日付けの「緊急提言に関するお礼のメッセージ(小泉政権打倒のシナリオ)」



以上の3つなんですが、


まず「緊急メッセージ『3人の仲間を救い出す為に」は、




三人の仲間を救い出す為に我々一般の国民がなすべき事、できる事はただ一つ、
小泉首相にこれまでの誤った政策を改める勇気を求める事です。

直ちに自衛隊をイラクから撤退させる決断を求める事です。

それが出来ないようであれば即刻首相の座を降りる事を求めることです。





という文章から始まって、


「イラク戦争は間違っていた。日本が巻き込まれる道理はない」


と訴え、自衛隊の撤退を求めています。





つづく「緊急提言」では、



  今緊急に行う事は、三人を救済する唯一かつ最善の方法が自衛隊の撤退であるという認識の下に、小泉政権を内閣総辞職にもっていく動きを国民が直ちに行う事です。小泉政権は「自衛隊を撤退しない」と言っているのですから。その小泉を引き摺り下ろすしかない。答えは自明です。彼は国民の手で選ばれた代理人でしかない。その代理人が国民の生命と安全を軽視するどころか脅かしているのですから、即刻退陣を求めるしかない。第一報を聞いても二時間も酒を飲み続けたという事実一つでも辞職に値します。
 繰り返して国民の皆さんに申し上げたい。スローガンを「自衛隊の即時撤退」から「小泉首相の即時退陣要求」に切り替えたほうがよい。それはアルヤジーラを通じて世界に発信するメッセージとして、さらには三人の救済にとっても最善です。彼らが無事なうちに小泉退陣に追い込めば必ず三人は解放されます。小泉退陣の要求を強く求めていきましょう。私はその先頭に立ちたい。




と、


首相の人格攻撃まで交えて小泉首相の退陣を要求しはじめました。



まぁ実際小泉内閣では自衛隊の撤退はありえないので、


ある意味もっとも確実な方法ではあるんですが、


今から退陣を要求したところで


三人の解放はいつになるんでしょうか?




ほのかな疑問を残しつつ、


「緊急提言に対する反響へのお礼のメッセージ」を読んでみます。



 私の緊急メッセージに対し多くの方々からすばやく賛同の反応をいただきありがたく思っています。お礼をかねて私の考えをさらに詳しく披露させていただきます。

 拉致問題にしても、今回の三人の救済にしても、小泉という首相がいかに国民の命に関心が無いか、自分の首相としての地位の確保のために米国のことしか考えない人間であるかが明らかになったと思います。小泉首相の辞任要求の動きを全国的に盛り上げていく(署名運動とかデモとか訴訟とか)ことが当面の行動であると思いますが7月の参院選挙で51議席割れに追い込めば責任問題になると青木参院幹事長が言い始めたのでとりあえずの行動目標を
7月の参院選挙に絞ることが現実的であると思います。

 7月の参院選挙に照準を当てた場合どうすればよいのか。 私は個人的にはこの年になって政治的野心も名声欲もなにもありません。しかし今の小泉自民党政権がこれからも何年か続き、その間に日本の平和と国民の心豊かな生活が破壊されていくことを黙って見過ごすことは我慢がなりません。

  私はこの国の国民の中には自民党はだめであるが民主党も似たようなものだと感じている国民がたくさんいると肌で感じてきました。どうしたらそれらの人たちが結集して第三の勢力に束ねられるのか。例えば、以下のような方針(略)で、全国的に同志を束ねていける影響力のある人がいないか。その下に、どれだけの数の人が結束していくと考えられるか。

ご意見を聞かせてください。





7月まで待てるか馬鹿






つーかここへきてついに、



人質事件にはほとんど言及しなくなってます。





つーかさぁ、


この人明らかにさぁ、



私は個人的にはこの年になって政治的野心も名声欲もなにもありません。



って言ってる割には、




「天木さん出馬してよ」って声を待ってるよな







でまぁ省略した方針なんですが、


1つだけ触れとくと、




基本方針 1.既存政党、イデオロギー、宗派、組織などを超えた柔軟な政治


イデオロギー 【(ドイツ) Ideologie】 (2)一般に,政治的・社会的な意見,思想傾向。






政治的意見を超えた政治って一体・・・







まぁそうは言っても調べてみると、


かつて日本で既存政党もイデオロギーも超えた政治が行われたことがあったんですよ。






その名も







大 政 翼 賛 会








いや〜、天木さんっててっきりサヨクかと思いましたが、






思いっきり極右みたいです






4/14



前々からほしいと思っていたんですが、


新入生にだけ配られている自治会のパンフレットが今日ようやく手に入りまして、


少しパラパラと読んでみたところ、


全体的にツッコミどころはあるんですが、


30ページ以上あるものを全部写すわけにもいかないので、


「自治会とは何か?」ということを説明するための対話形式の文章、



「君も今日から自治会員」



という項を読んでみようと思います。

(3ページもあるので一部端折ります)




登場人物は、


「人の道」てえもんでしょうがの名台詞でお馴染みの大口副委員長(O)と、


副委員長に会ったばっかりに世間と同じ人生を歩めなくなってしまう架空の新入生、角間さん(K)。

(金大生以外の方のために説明しますと、「角間」というのは金大のキャンパスの大部分がある地名です)



さてまずは、


O「初めまして! 副委員長です、よろしく!」




と、


肩書きだけで名前を名乗らないという、


副委員長のいきなりの無礼で始まります。




すると角間さん、


目には目をと言わんばかりに、




K「角間です、よろしく!





先輩に対していきなりタメ口です。





去年配られたチラシ(6/16)でも、


入室前にノックした新入生に「なぜノックを?」と聞くところなど、


どうも自治会ってのは



社会通念がなってませんね





O「入学おめでとう! 角間さんも今日から自治会員。新たな仲間として心から歓迎するよ!」

K「はい、ありがとうございます!」


O「角間さんはこれから四年間の学生生活を送ることになるけど、『これだけはやりたい!』ってものはあるの?」

K「やっと受験勉強から解放されたんだし、いろいろやってみたいと思ってます。何か新しいことに挑戦したいな〜って。」

O「それはいいね! 大学時代はいくらでも可能性を切り拓いていける時だから。いろんなことに挑戦していく中で、きっと新しい自分を発見できるよ!





とまぁ、中年みたいなこと言い出す副委員長。




まぁ確かに、


政治思想は70年代レベルですが。




K「新しい自分かー、いい響きですね。でも私、内気だから自信ないな〜。先輩は新入生の頃どんな感じだったんですか?」

O「私? 私は臨床心理士になる勉強をするために金大に来たの。悩みを抱える生徒の支えになりたいって思っていたから。そのためには大学で心理学の基礎を学んで大学院に行くぞ! ってね。」





臨床心理士といえば何より患者との信頼関係が重要だと思うんですが、


少なくとも金大において、自己紹介で「自治会副委員長です」なんて言いだす奴は



信頼性ゼロです。




つーか俺が悩みを抱えた患者で、カウンセラーの人が、



「私、大学時代自治会の副委員長やってましてね」



なんて言い出したら、



その時点で悩みが1つ増えます




そんなわけでどうして副委員長は、


自らあえてイバラの道を行くのでしょうか


続きを読んでみましょう。




K「先輩燃えてますね。その目標を実現するために今もがんばってるんですか?

O「うん。でも『心理学だけ勉強してていいのか。精神的に不安定な生徒が多いのは、社会の歪みのせいではないのか』って思うようになったんだ。だから目標を達成するには、大学の授業だけではなく、この社会の矛盾と向き合い、社会を根本から変えないとダメだって気付いたの。」







私は、この大口さんとまったく同じ理由で、


皆のために社会を何とかしようと努力した人を知っています。




その人は大病院に勤める医者で、


苦しんでいる人々を救うことに心から意欲を燃やしていたのですが、


ある日こう考えたそうです。





病気を治しただけじゃ、本当の苦しみは取り除けない!





彼が敵視したのは、


我々が生活するうえで必ず襲い掛かってくる矛盾




その矛盾とたたかうために、


彼は同じ志を持つ仲間と一緒に、社会を根本から変えるため


私を捨てて、一心不乱に努力したそうです。





彼の名はほとんどの方がご存知でしょう。




その男の名前は







林 郁 夫




〔林郁夫〕   オウム真理教元幹部。1947年、品川の開業医の家に生まれた。 慶応大医学部卒業後、アメリカに留学、帰国後つくばの病院に勤めるが、1989年オウム真理教に出家。師長になり、94年には教団の治療省大臣に。教団の秘密を知る信者の記憶を消すなどの活動に従事。95年地下鉄サリン事件の実行犯として、千代田線にサリンを撒布、2人を殺害、231人に重軽傷を追わせた。その他6件の罪で起訴されるも、捜査協力などの酌量が認められ、98年東京地裁で無期判決。確定し、現在服役中。








まぁ大口さんが林郁夫みたいにならないことを切に祈るばかりですが、


「社会を根本から変える」ってそれ則ち、




「革命」・・・だよなぁ・・・







さて、


そんな大口さんのビッグマウス(あんま面白くないか・・・)に、



K「へ〜、すごいですね」



気のない感動を見せた角間さん。



その後話は進み、


角間さんは「自治会とは何か?」という疑問を持ち始めます。




K「ところで先輩! さっきから気になってたんだけど「自治会」って何ですか?」

O「あっ、まだ説明してなかったね。う〜ん、『学内や、社会の様々な問題を、学生の利害を守り抜く形で解決することを目指して、私達学生自身で作り出している組織』ってトコかな。」





「自治会とは何か?」と聞かれて、



即答できない副会長って何なんでしょうか







大体「利害を守り抜く」って、






「害」まで守ってどうすんだよ










それと、



イラク戦争はどう学生の利害に結びつくんでしょうか?





K「・・・。生徒会みたいなものですか?」

O「形式は似てるけど、生徒会が学校の方針に基づいて組織され、学校側の指導のもとで運営されているのに対して、学生自治会は、あくまで学生の利害を守るため、私達学生が自主的に運営するもの。だから時には、大学側にも要求したりするんだよ。





だめだ大口さん、


完全に「利害」と「利益」の区別がついてない・・・






一応この人、




文学部なんだけどね







これで大学院に行きたいなんて今も思ってるのかどうか知りませんが、



社会の矛盾と向き合う前にまず





自分の教養と向き合った方がいいと思う








さてこのあと大学側との闘争について、



O「駐輪場やサークル棟も、私達の先輩が団結してかちとった成果なの」



という、将軍様の経歴並に胡散臭い自治会の歴史を紹介され、


すっかり感動してしまった角間さん。



興奮した角間さんはこんな会話まですることに・・・



O「いま国立大学の『法人化』の問題があるの知ってる?」

K「あ、知ってます。今年の四月からですよね?」

O「うん。詳しくはP24で説明するけど、とにかく学生の利害を脅かす大変な問題なの。だから、今こそ私達学生は団結してがんばらないといけないね」

K「なるほど、そうですね!」







一体何に納得したんだ角間さん!!






さて、ここで完全に角間さんの思考停止に成功した大口副会長。




ついに本題に入ります。




O「ところで角間さん。自治会は学内の問題だけに目を向けているわけじゃないんだよ。」

K「どういうことですか?」

O「私達は、社会の問題を解決するためにも、討論を重ね、積極的に行動してきたの。」





革マル派の上意下達機関である自治会が討論を重ねているところなど見たことも聞いたこともありませんが、


この怪しげな話に対する角間さんの反応は・・・



K「どんなことをやってきたんですか? 教えてください!」






めっちゃ食いついてます






果たしてこれが2ページ前に同じような話題に対して




「へ〜、すごいですね」って言ってた女でしょうか?





さて詐欺師並の話術で角間さんの心を捉えた副会長は、


ここで自治会の活動を紹介します。




O「二月に陸上自衛隊の本体がイラクに出発したでしょ?」

K「うんうん。」

O「私達は、それを阻止するために代表団を結成して、現地旭川で反対行動に取り組んだの。そしてゲート前で突きつけてやったんだ。『自衛隊のイラク出兵を許さない』っていう私達の意志を。」

K「現地まで行って声を上げるなんて・・・すごい!」





ああ、確かにすごいさ。




物凄い自治会費の無駄遣いだよ






K「私も、イラクへの自衛隊派遣にはギモンがあるんです。」

O「政府はイラク派兵を機に、憲法を変え、日本を戦争のできる国に変えようとしている。この大変な時代に生きる学生として、
私達学生一人一人に、政府の戦争をストップさせる責任があると思うの。だから、自治会全体でこの問題に取り組んでいこう!





K「はい、そうですね!」














洗 脳 完 了










さて完全にマインドコントロールに成功した副会長。




やる気は見せるもK「う〜ん、私なんかに出来るのかなぁ。」と逡巡する角間さんに悪魔の囁き




O「今までの自分のカラを破って、一歩大きく飛躍しよう。」



K「え〜い、やってみます。」



O「よし、がんばろう。」







こうして角間さんもまた革マルさんになりまして、






常識のカラを破って、

社会から大きく逸脱することになりました









このように自治会の左翼活動は一見素晴らしいことをしていますが、


所詮は浅はかな感情のみに突き動かされたものでしかなく、


イラクで人質になっている人らの家族のように、頑張れば頑張るほど四面楚歌という状況に陥っているのが事実です。




まぁ洗脳されちゃう前に、


自治会のクラス委員になった人は


ソフトボールが終わる頃には関わりをなくしていってほしいと思いますし、


友達にクラス委員になってる人がいたら過激派がバックにいることを教えてあげてほしいと思います。


(ちなみに「クラス文集」は自治会が個人情報を収集するためにやってることのようなので、あんま参加せんほうがいいです)





予告


次回は自衛隊派遣&法人化反対のページを斬る!?

(めんどくさくなって斬らないかもw)






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