4/2



こないだK−1韓国大会で角田相手にようやく勝ち星を挙げた曙ですが、


3日にアメリカのWWEプロレスに参戦するんだそうです。




ほんで、


先日行われた公開計量の最中、


WWEレスラーのベガスが突如乱入。曙のデビュー戦が急遽行われたそうです。




曙はその試合でベガスを圧殺


秒殺で見事な白星発進をしたんだそうな。





その話を聞いて普段あんまプロレスに興味ない人は


「すげー!曙すげー!プロレスラーのほうが絶対向いてるじゃん!!」


とか思うかもしれませんけど、


プロレスファンなら誰でも知ってる話、WWEはヤラセ。



もちろんプロレスはほぼすべての団体に多かれ少なかれ演出が施されますが、


WWEの場合、


複数の脚本家がストーリーを作成し、


必殺技や勝敗までしっかり決まってます。




つまりWWEは「プロレス団体」を舞台にしたエンドレス連続ドラマでして、


レスラーたちは脚本に合わせて竹刀で殴られたり、机が割れるまで叩きつけられたりしながら、


昼メロばりのドロドロ愛憎劇を繰り広げるわけです。





俺は曙はプロレスが一番向いてると思うんですが、


WWEとなると強さよりもパフォーマンスができなきゃ意味がないわけですから、


ちょっと今のままじゃ残るのは厳しいでしょうね。





もしあの体格で華麗な空中殺法ができたりすれば物凄く人気が出ると思うんですが、



そんな運動神経があればK−1でも強かっただろうな




あとはボブ・サップやベイダー、スコット・ノートンみたいなパワー一点張りのレスラーぐらいしかない気がするんですが、



そーゆーレスラーは人気が薄いし、外国には少なくないので、


帰化したとはいえ日本人の曙がアメリカで人気者になれるとは思えないんですよ。




そこで俺が考えるWWEにおける曙の最高のキャラクター、それは




悪 役







横柄な性格に設定して子分をいっぱい侍らせ、


気まぐれでリングに乱入し試合をぶち壊す。



歯向かう者はその比類なきパワー(設定)で屈服させ、


武力を背景とした専制独裁政権を樹立しようとするファシストっていうキャラクターがいいと思うんですよ。



アメリカ人こーゆー悪役大好きだし、


これなら曙の無愛想な顔でも十分通用します。





ということでWWEのシナリオライターの皆さん、


是非この設定で曙をトップレスラーにしていただけないでしょうか?





ただし彼が、



日本の武道をやってたことは内緒で頼む

ホントにこうなったら横審はトチ狂うだろうなぁ




4/5



文部科学省の教科書検定で、


つくる会の扶桑社などが「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している」としたところ、


文科省側が「領有権について誤解される恐れがある」と指摘し、


わが国固有の領土であるが、韓国が不法占拠している」という内容に書き換えられて合格したそうです。




ほう、


たまにはお役人も国のために頑張るみたいです





んで、このニュースを報じる毎日新聞の見出しが以下。






教科書検定: 竹島は「韓国が不法占拠」と修正 外交問題へ








はて?




不法占拠の時点で外交問題のはずだが



4/6



昨日に引き続いて教科書検定の話。




世の中男女共同参画です。



つーことで教科書でも、結構ナイーブに男女平等な記述をしてるみたいです。




なんでも検定前は圧倒的に男性のイラストが多かった教科書が、


イラストの男女数をほぼ同数に合わせた、なんて話もあるぐらいです。





でもねぇ、


いくら男女平等っていっても、


性差を意識し出す中学生の教科書をそんなにするのはいかがなものか。




だって女性のイラストを増やすって事はつまり、




男子生徒のエロ落書きも増えるって事だろ






学歴社会の反省から、与えられた価値観に固執しない想像力が求められていますが、



鍛えられるのは妄想力だと思うぞ



4/7



入学式も行われ、


いよいよ新学期が始まります。




さて新入生が入学して間もないこの時期は、



あの方々の信用度がピークに達するときです。




そう、



自治会の。





そんなわけで春は自治会の活動が活発です。



5月も半ばになると完全に信用を失ってますからね




それに先駆けて、


今年も自治会のパンフレット「金沢大学の新しき仲間へ」を頂いたので紹介します。




まぁパンフのタイトルにまずツッコめば、



お前らなんか仲間じゃない。





んでまぁ去年同様全文引用していちいちツッコんでくのも大変なんで、


とりあえず今日は新入生に自治会の組織を説明するための架空の対話文、


君も今日から自治会員 これが教養教育学生自治会だ」を読んでいこうと思います。




登場人物は去年同様大口副委員長と、


自治会に都合よく設定された架空の人物、角間さん。




まず、大口副委員長の最初の挨拶から始まります。



大口「入学おめでとう! 角間さんも今日から自治会員。新たな仲間として心から歓迎するよ!」





去年は最初の挨拶として、


「初めまして! 副委員長です、よろしく!」


と、肩書きだけで名乗らないという失礼な態度を見せた大口副委員長。



今回は自分の身分を明かすことすらしません




で、それに対する角間さんの返答。



角間「はい、ありがとうございます。ところで誰が自治会員になるんですか?






この女、人の話聞いてません






しかしそこは四年生の副委員長、


先輩として、やさしく教えてあげます。



大口「角間さんが所属するのは、この教養教育学生自治会。『教養的科目』を履修している(主に一・二年生が中心)が全員加盟するんだよ。」

角間「じゃあ入学して一年間は全員、教養自治会ですね。」

大口「うん、そうだよ。」





ん?



ってことは大口副会長って、



四年なのにまだ教養取ってんのか?





い、いやまて・・・




大谷委員長は現在五回生だぞ





まさかまだ教養科目埋まってないのか

早い人は一年後期で埋まるのに・・・





自治会執行部の衝撃の事実が発覚したところで、


最初のトピックス「自治会って何?」が始まります。



角間「先輩、自治会って高校の生徒会みたいなものですか?」

大口「生徒会と、形は似ているけど違うものなの。指導する先生もいないし、あらかじめ与えられているものでもない。すべて学生が自主的に決定し運営していくんだよ。」





なんかこの建前と、実際の自治会を比べてみると、




朝鮮“民主主義人民共和”国を連想しますね





大口副委員長の台詞は続きます。



大口「学生にふりかかる様々な問題(大学の中のことから政治的・経済的なものまで)を解決するために行動する学生の自治組織――と、まあ簡単(?)に言えるかな」





大学の自治会は大学のことだけやってりゃいいわけで、


政治とか経済についての活動したかったら別の組織を学外につくるべきだと思いますけどね。




ほんでまぁ一応確かに政治的な活動はしてはいるみたいですけど(効果はないが)、




自治会の経済的な活動って、何よ?





もしかしてアレか?





新入生からカネ巻き上げて、




革マル活動家の家計を助ける経済か?






こんなわけのわからん話では、角間さんを納得させることができない大口副委員長。



角間「うーん、難しいですね。」

大口「ごめんごめん。要は学生ひとり一人がバラバラになっていては何も解決できないからこそ、団結して行動することが必要になるでしょ? そのために自治会という組織をつくっているの。」





自治会があっても何も解決されてないがな





しかし角間さんはそんなこと露ほども知りません。



角間「へー、さすが大学生。学生の力でいろんな問題を解決していくんですね!」





と、




現実とはかけ離れた夢を見ています




大口「そう。大学側と交渉したり、政府の政策にも抗議するんだよ。また学生の親睦を深め、交流するためにスポーツ大会などいろいろなクラス活動にも取り組むの。詳しくは「クラス活動をやろう!」のページを見てね!」

角間「はい!ところで大学にも「クラス」があるんですか?

大口「うん。それぞれの学科や過程ごとに二十八のクラスあるの。自治会はこのクラスを基礎にして活動するんだよ





いや、



実際には執行部が、執行部を基礎にして活動してます






無知とは恐ろしいもので、


角間さんはこれにも疑いの目を向けません。




角間「へー。じゃあクラスの中で中心になる人が必要ですね。」

大口「そのとおり! 各クラスから役員を選出し、この役員を中心にして自治・クラス活動をすすめていくの。そして
全クラスの役員が代表として代議員会に参加して討論をおこない、自治会の活動方針を決定していくんだよ。






はっはっは、




虚偽もいいとこです





全クラスの役員が代議員会で討論って、




実際には自治会の指示で働いてるだけだがな





まぁ代議員会ってのは言ってみれば、




中国の全人代みたいなものです




全人代は近年、それなりに議論する場にもなってきているそうですが、




自治会はサッパリ変わってません






んで、その続き



角間「そうなるとクラス役員をまとめたり、代議員会を呼びかけたりする人が必要ですよね?

大口「そう、それが執行委員会。執行委員会は全自治会員の直接選挙で選出された委員長・副委員長を中心に構成されてるの。」

角間「じゃあ先輩も選挙で?」

大口「うん。去年の十二月に選挙があって、委員長と私は一三八五名の投票のもと約八十%の信任で選出されたの。」






大口副委員長!


大事なことを伝えるのを忘れてますよ!!




票を数えたのはあなた方でしょ?








角間「なるほど。だいたい自治会のおおまかな仕組みはわかってきました。」

大口「それはよかった。他に何か聞きたいことはある?」

角間「さっき『学生が団結して行動する』って言ってましたよね? これまでどんなことをやってきたんですか?」





何もやってませんよ




そんな風に口を出したくなりますが、


これから次のトピックス「駐輪場やサークル棟も学生の力で!」が始まります。




大口「例えば、いま私たちが当たり前のように使っている駐輪場やサークル棟も、私たちの先輩が団結して大学側に求め、できたものなの。右の票を見てみて。」




で、


このページの右側には「これだけは知っておきたい金大学生自治のHISTORY」という、


今まで自治会が大学側と交渉して成功した大学施設・運営に関する歴史が一覧されています。



以下内容。




93年
角間キャンパスへの移転にともない、大学側は新サークル棟の管理を強化しようと画策。これに抗議して、500名の金大生が学生課にむけてデモ行進。その結果、全国でもまれな
サークル部室の24時間自由使用をかちとる!

95年
「教養部」の解体と「教養教育運営機構」への改編にともない、教養自治会の存続が問題に。
自治会存続を代議委員会で決議し、大学側にも認めさせた。

96年
金大祭休講(授業が休みになること)削減に反対して150人が団体交渉

2003年
各階トイレにショボネット設置

2004年
総合教育棟の教室へのクーラー設置に向けて大きく前進

その他にも
・駐輪場の屋根と電灯の設置
・エントランスホールの暖房の設置
・エントランスホールでの弁当販売の実現(食堂混雑解消のため)
・バスの増便
・10番教室のクーラー設置の約束
                  をかちとってきました!






えーっと、



サークル棟が24時間使えるようになったのと、


駐輪場に屋根と電灯がついたのが仮に自治会のお陰であったとしても、




駐輪場やサークル棟が自治会のお陰でできたということにはならんと思うが。




大学側がつくった施設にちょっとケチつけて、


当局が注文受け付けて改善すれば「その施設は私たちが求めたからできた」ですか。




んなこといったら大学作ったのが自治会になっちゃうぞ





ちなみに個人的には、


どうして96年の大学当局がもっとがんばってくれなかったのか疑問です。






さてそんな明らかに大袈裟に説明する大口副委員長ですが、



角間さんは細かいところには気付かない設定みたいです



角間「わあ、すごい! 今どき、学生が大学とわたりあうなんて聞かないですもん。」





なんか随分嬉しそうな角間さん。



「今どき聞かない」ってことはかつてそーゆーことがあったことは知ってて、


今はなくなってしまって残念だと思ってるってことでしょうか?





つまり、



全共闘時代に憧れがあるんでしょうか?




大口「そうでしょ? これも自治会あってこそなの。学生が声を出さないと大学側はなかなか腰が重いのよ。去年は、六二八枚の『諸施設改善アンケート』を集めて、大学側に提出してきた。そして最も要望が多かった総合教育棟へのクーラー設置に向けて前進したの。」





まぁ同じ自治会でも、こーゆー活動は価値があると思います。




大学も法人化ということで私立並にサービスを求められているわけですが、


学生が望むサービスを汲み上げるには学生サイドに意見をまとめる組織があったほうが都合がいいでしょう。



学生の生の声を伝えることができれば、大学側も真剣に考えるはずですから。





でも角間さん、なんか勘違いしてます



角間「学生が力をあわせれば、大学をも動かせるんですね!」






大学は動かされてるんじゃなくて、動いてるだけです





まぁまだ高校を出たばっかりじゃ世の中どう動いてるかなんてわかんないんでしょう。




まだまだ箱入り娘な角間さんに対して、


大学に三年間在籍し、自治会活動で社会に鋭い視点を持った大口副委員長のコメントは・・・




大口「そうそう!」






お前も勘違いしてんのかよ






大口副委員長の暴走は止まりません。




大口「さらにいま授業料の値上げが問題になっているでしょ?」

角間「あっ、知ってます。金沢大は今年四月からさらに値上げされるんですよね! ただでさえ高い授業料なのに・・・。」





じゃあ奨学金申請しろよ





俺は授業料親に払ってもらってる人間だから偉そうなこといえませんけど、


バイトしながら通ってる私立の人が聞いたら怒るぞ、マジで。




まぁ俺も授業料が安くなるならそのための努力を学生全体ですることはいいと思いますが、




大口「うん、学生にとってはほんと切実な問題。今こそ私たち学生は団結してがんばらなきゃね!」

角間「そうですね!」





学生が団結さえすれば大学に金が入ると思ってないか?






こいつらのやることは所詮「値上げ反対」の紙くず配りと騒音公害。



んなことより学生による節電・節水を徹底させたほうがずっと効果があるでしょう。




具体的にどうするかを一切考えず、


大学側が妥協するまでわめいてわめいてわめき散らす。




ただの駄々っ子となんも変わらん







さて本文に戻りましょう。



二人の会話はいよいよ本題です。




小泉政権の戦争政策にNO!


大口「ところで角間さん。自治会は学内の問題だけに目を向けているわけじゃないんだよ。」

角間「どういうことですか?」

大口「私たちは、時の政府が投げかける大問題についても討論を重ね積極的に行動してきたの」






嘘ばっかし







実際には政治の問題に対して





革マル派が指示するとおり従属的に行動してるだけじゃん



討論なんざ所詮出来レース。くだらねー。






こんなことは二ヶ月も金大に通えばわかることですが、


当然角間さんはそんなこと夢にも思いません。



角間「へーっ!」

大口「十月には各クラスの代表が集まる代議員会で「沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落・炎上事故に抗議する決議」をあげたんだよ。」

角間「えっ、大学に落ちた?」






こいつそんなことも知らんのか?





これが自治会が想像する新入生のステレオタイプだとしたら、



自治会は相当新入生ナメてますね





大口「うん、去年の八月にね。ヘリが墜落した沖縄国際大学の学生から『ともに抗議の声をあげよう!』と呼びかけられ、金大生に向けてのメッセージも届いたの。」





ほー、「ともに声をあげよう!」ね・・・



なんか偉そうやな。




大口「この呼びかけに応えよう、というので、代議員会で活発に討論し、決議をあげたんだよ」






オイオイ、



呼びかけに応えることが前提の議題で、



一体何を討論したってんだよ






さすがに自治会の木偶人形である角間さんも、


討論の内容には疑問があるみたいでして、



角間「なかなかやりますね! どんな討論になったんですか?」





と、


かなり偉そうに褒め称えながら質問します。




で、大口副委員長の回答。



大口「この事故は、沖縄の市街地をイラクに見立てての戦闘訓練中に起きたっていう話とか・・・」






それって討論じゃなくて解説じゃん





でも、


角間さんはそんなことには気付きません。




角間「えっ、沖縄の米軍がイラクに出撃してるんですか?」




と、




自治会にとって大変都合のいい方向に疑問を感じてくれました。




大口「そうなの。去年十一月、ブッシュ政権がイラクの都市ファルージャを猛攻撃したでしょ?」

角間「あっ、ニュースでちょっと見ました! モスクの中にいた怪我をしている老人を、米軍が射殺した映像とか・・・。」

大口「あの戦闘の最前線で戦っていたのが沖縄の海兵隊よ。」

角間「えっ、びっくり!」

大口「うん、だからイラク占領や日米安保にも反対しようって話しにもなったの。」





結局そこかい





討論討論言っておきながら、



いつも同じ結論の繰り返しじゃんか





イラク戦争とか日米安保関係なしに、




米軍にもっと気をつけさせれば事故は防げるはずだが




強引な理論で予定された結論に結びつけるのはやめてほしいものです。





で、この理論に関する角間さんの反応。



角間「へー、とても深い問題なんですね」






思考はかなり浅いがな






大口「うん。そして私たちは学内で討論するだけじゃなく、学外でも行動してきたの。」




つまり恥を晒してきたってことですね



大口「二月に陸上自衛隊約五百人の部隊がイラクに出発したでしょ?」

角間「えっ、いつのまに!」

大口「私たちはそれを黙って見過ごせないって思ったの。だから代表団を結成して、自衛隊が出発するその日に愛知県守山駐屯地で抗議行動に取り組んだの。そして全国の仲間とともに基地ゲート前で「自衛隊の第五次派兵を許さない!」ていう私たちの意志をつきつけてきたんだよ。」






自分らの個人的な政治思想を表明するために、




いちいち自治会費で旅行しないで下さい






大体第五次イラク復興支援で、


まぁ確か最初の派遣団には抗議に行ってたような気はしますが、



残りの三回はなんで黙って見過ごせたんでしょうか?





ま、こっちとしては、



全部見過ごしてもらったほうがいいんですけど。




角間「私も、イラクへの自衛隊派遣には疑問があるんです。」





自治会の公費濫用には疑問が湧かないんでしょうか?




大口「政府は憲法九条を踏み破り、武装した自衛隊を戦地イラクに派遣・・・。日本は戦争のできる国に向けて突き進んでいるのよ。」





はい、出ました「恐怖の喚起」





あのな、普通の国は戦争できる国なんだよ。



なんでやる/やらないの選択権すら捨てようとするんでしょうか?


テポドンが飛んできたら嫌でも戦争しなきゃならなくなるのに。





そんな大口副委員長の言葉を、


純粋な角間さんは真に受けます。




角間「大変な時代ですね。私も大学生なんだから、これから社会や政治の問題にも目を向けなくっちゃ!」





今がどんな時代であろうと、


大学生ぐらいになったら社会問題は知識として知っとくべきみたいですね。




できれば自分の意見を持てればいいんじゃないでしょうか。


俺も今はそれを目指してるようなもんです。





ま、その点では自治会のいうこともいいと思うんだけどさぁ、、




大口「うん。この時代の転換点を生きる学生として、私たち一人ひとりに、政府の戦争政策をストップさせる義務があると思うの。個々人が抗議の意思を持つことはもちろん大事。そして互いに議論し、自治会のもとに自治会員の意思を結集して、ひとつの大きな力にしていくことが大切だと思うんだよね。」

角間「先輩、
スケールが大きいですね!






単にブッ飛んでるだけじゃん







学生一人ひとりに政府の戦争政策をストップさせる義務がある?




日本はいつ学生独裁国家になったんだ?






個々人が抗議の意思を持つ?





思想・意見を強制すんじゃねぇよ







そして何より、


「自治会のもとに意思を結集して、大きな力にする」だぁ?






自治会の下じゃ何百万人いても無理だよ







んなわけでひとしきり大口副委員長のイカレ演説が発揮されたところで、


まとめである最後のトピックス「自治・クラス活動を活発にすすめよう!」です。




大口「これで少しは自治会のことわかったかな。」





お前よりは現実がわかってるよ




大口「角間さんも積極的に自治会活動に参加しよう!」

角間「う〜ん、私なんかにできるのかなあ。」





安心しろ角間さん、



やる気さえあればどんな馬鹿でもできるぞ




大口「ようはやる気。それさえあれば何でもできるよ!」





よくわかっていらっしゃる




角間「やる気だけなら! で、どうすればいいんですか?」

大口「四月の『クラス・オリエンテーション』で運営委員になればいいよ。今までの自分のカラを破って大きく飛びだそう!」

角間「え〜い、やってみます。」

大口「よし、がんばろう。」





こうして今年も角間さんは、




革マルさんへの道を歩むこととなりました。







えーっと、今年の「君も今日から自治会員」ですが、


去年に比べるとネタにしづらかったかなと思います。




去年は大口副委員長がオウムの犯人そっくりなこと言ってたり、


角間さんの思考回路が明らかに飛んでたりしたんですが、


今年はちょっとまともになったかなーと思います。




まぁ、


記述者の浅はかな思考は垣間見えますけど。







ま、そんなわけで今年も自治会劇団には期待できそうです。




次回は他のページを取り上げます。





4/8



昨日に引き続いて「金沢大学の新しき仲間へ」のネタ。



今日は予告どおり「君も今日から自治会員」以外のページについてツッコミます。





えーっと、ではまず最初に


自治会が主催するイベントに関する「クラス活動をやろう!」のページから。




 4年間ともに過ごす仲間との関係は1年生の時のクラス活動が出発点です。クラス活動に積極的にとりくみ、学生生活を有意義なものにしていこう! また、クラス活動を通じてクラスの仲間との団結をを(ママ)つくっていくことが、力強い自治会をつくっていくことの基礎となるのです。ここでは、2年生の先輩の体験談を中心に昨1年間のクラス活動を紹介します。





だそうですが、



力強い自治会など存在しませんから。





んで、


以降自治会が指示するクラス活動が箇条書きになって紹介されます。




其の壱:クラス名簿・文集をつくろう!

其の弐:ソフトボール大会にでよう!

其の参:
社会問題にも目を向け、みんなで学習・討論しよう!

其の:諸施設などの改善を大学側に要求し、実現しよう!

其の伍:金大祭に参加しよう!





数字はなんかカッコつけて大字使ってますけど、



四の大字表記の仕方は知らないみたいです。




まぁ難しい字ですけどね、「肆」って。




でも、



わかんないなら最初からカッコつけないほうがいいと思う。






さてまぁ今回ツッコミたいのは、



金大の住基ネットこと文集と、



一番自治会がやってほしい反戦活動についてです。





まず「其の壱:クラス名簿・文集をつくろう!」の説明文から。




 クラスの仲間と連絡したい・・・そんなとき欲しいのが、クラスの仲間の住所やケータイの番号を載せた名簿! みんなでクラス活動を進めていくうえでの必需品です。





携帯番号も知らないのに仲間ですか





大体クラス活動するのに、



住所なんか知らなくてもいいと思うのだが






まぁ何よりそれ以前に、



ソフトボールやコンパをするときは、




大学にある掲示板使うのが普通ですけど




 みんなの特技や趣味、自己アピールなどを載せてアイデアと工夫で世界に一つだけの文集をつくろう!





これって文集っていえるのか知りませんが、



その世界に一つだけの文集を、




自治会は各クラス三部ずつ提出させます

間違っても実家の住所とか書かないように。






さて続いて「其の参:社会問題にも目を向け、みんなで学習・討論しよう!」について。




 アメリカのイラク占領支配と日本の自衛隊派兵、憲法改悪の問題、パレスチナ問題、インド洋沖大津波、進む地球温暖化、教育現場の荒廃・・・。私たちを取り巻く社会では様々な問題が日々生起しています。





いや、そーなんだけどさ、



後半三つについて自治会が行動してるとこ見たことないぞ



むしろそっちのほうが多くの賛同を得られると思うけどね。




 大学生になったら、こうした問題にも主体的に取り組んでいくことが大切です。クラスの仲間と話し合い、考えを深めていこう! また社会に対し様々に働きかけていこう!





「主体的に」ねぇ・・・




革マル派に追従してるようにしか見えんがな。






あと「社会に対し様々に働きかけていこう!」って、




お前らデモぐらいしかすることないだろ






で、その文章の下に、


文学部人間学科の先輩がクラス内に配ったチラシ「決議あげませう通信」という名の、



「文学部人間学科1年 イラク攻撃反対のクラス決議上げました!」



という煽り文句のもと、


賛成34、反対2、保留5のもとイラク戦争反対のクラス決議があがったことを伝えるチラシが紹介されてます。





なんでも、文学部人間学科ではイラク戦争に賛成か反対かのアンケートを取って、


最終的にクラスで反対の決議をあげたんだそうです。




三年前に。






ちなみにそのときの文学部人間学科1年に在籍していたのが、




現副委員長の大口さんです






もちろん、




それ以降そんな活発な活動はありません







んじゃまぁ「クラス活動をやろう!」にツッコむのはこの辺にして、


今日は最後に、


去年まではなかったのに今年いきなり掲載された広告、



「自治会費を忘れずに払おう!」



に関して。




自治会費を忘れずに払おう!


 こうした自治・クラス活動を推し進めるためには、その財政保証が必要です。





ああそうだろうね、



でもみんなからそうやって税金みたいにカネを巻き上げる場合、




会計報告も当然必要なわけだが。




 文集の印刷などに使用する印刷機のメンテナンス、ソフトボール大会の商品など様々な物品の購入、金大祭のクラス企画への援助、他大学との交流、電話代など、様々な用途に使われます。






印刷機は自治会室になくても大学会館のを使えるようにすればいい。



ソフトボールは景品がなくても楽しめるんだから必要ない。



金大祭のクラス企画なんて今もほとんど自腹でやってるんだからほとんどかかってないはず。




他大学との交流なんてただの旅行だろ。




電話代ぐらい自腹切れよ






 金額は学生大会決定に基づき、全学部とも学生一人1,000円を納入することになっています。







その“学生大会”はいつ行われたんだよ







学生大会について、


冊子の最後にある「金沢大学教養教育学生自治会規約」にはこう書いてあります。




第4章 学生大会

第6条 学生大会は本会の最高議決機関であって執行委員長は
1会期に1回以上開催することを原則として、全会員の3分の1以上の出席をもとに成立する






120%やってませんね









ありもしない会議のありもしない決定をでっち上げて、




何も知らない新入生に強制ですか。






詐欺としか表現できません








で、


この「自治会費は1000円」というのに疑問の方もおられるでしょう。




実は一般に言う自治会費にはもう一つの種類があり、


それが金学文分担金です。




※金学文分担金の徴収について・・・

 この自治会費徴収と同時に金学文分担金の徴収も行います。

 金学文とは
「金沢大学学生学術文化会議」の略称で、教養自治会・各学部自治会・文化サークル連合の代表によって構成されている機関です。学生の学術・文化活動を行うことを目的に設立されています。





んな会議見たことありません。






ちなみに、


教養自治会の代表は大谷俊二さん、



文学部自治会(他学部に自治会はない)の代表は田口史啓さん、



文化サークル連合の代表は川村幸宏さん。





全員革マルです

(ちなみに全員留年生です)





もうお解りでしょ?




全額革マルの意のままです



たとえ自治会長が替わっても学生の自由にはなり得ません。





 金学文分担金は、主に金大祭、新入生歓迎祭などの費用として使われます。





まぁ金大祭は毎年やってるんだから全額革マル活動家に寄付されることはないでしょうけど、



金大祭には大学側から100万の援助があるそうです。




金大祭のクオリティの低さを考えたらそんなに使ってないのかもしれません。





 この会議の決定により、金大入学者は
                医学部/医学科・・・2,000円 (6年分)
                その他の学部・・・1,500円(4年分)を納入することになっています。
                こちらも忘れずに払いましょう。






ほー、


「自治会費」は形式上は学生全体で新入生からいくら徴収するか決めていたのに、


今度は金沢大学学生学術文化会議の三人が独断で決めることができるらしいですね。






つまり万が一学生大会が本当に行われて、



「新入生からは自治会費を徴収しない」という改正案が可決されても、





金学文が分担金を値上げすれば革マル派にダメージはないわけだ








いやはや、さすが「学術文化会議」。





詐欺もここまで来ると芸術です








昨日ちょっと紹介した「学費値上げ問題」。




学費が値上げになるのが賛成の奴なんていないんだから、


新入生の中には自治会の「学費反対運動」を支援するためならと納得して自治会費を払った人もいるかもしれません。



少なくとも自治会はそういう効果を狙ってるからこそ、学費値上げ反対を自治会のパンフに載せたんでしょう。





でもこの構図って、



「この銘柄は必ず儲かる」との宣伝文句で金を出させ、



実際には計画性のない売買をさも効果的に見せながら行う、




先物取引委託業者と変わりませんから。






次回はラスト、「私たちの課題」をツッコみます。




4/9




「金沢大学の新しき仲間へ」ネタ第三弾。




最後の今日は自治会の今後の活動を示唆する、


「私たちの課題」についてツッコみます。





自治会が勝手に規定した「私たちの課題」は以下の四つです。




1.<イラク占領反対・自衛隊撤退>の声をまきおこそう!

2.金沢大学から憲法9条改悪反対のうねりを!

3.国立大学の授業料値上げ反対!

4.高速増殖炉「もんじゅ」改造工事の9月着工に反対しよう!





自分の主張を金大生全体に押し付けるのが自治会流。





ちなみに最大の急務である、



「自治会と金大生の距離を何とかしよう!」



は盛り込まれてませんでした。






では、まず1のイラク問題から。




私たちの課題1
<イラク占領反対・自衛隊撤退>の声をまきおこそう!

自衛隊の第五次イラク派遣反対! 金大生たちあがる!

 二月五日、小泉政権は愛知県の守山駐屯地で五五〇人の自衛隊員(うち六五人は金沢の部隊)をイラクに送り出すための隊旗授与式を強行しようとしていました。





(語句解説)


自治会が反対することを政府が行うときは、



全部「強行」といいます。




駐屯地内は「任務遂行 安全祈願」という黄色い巨大な幕が垂らされ軍歌が響き渡っていました。一方、駐屯地外では右翼団体が日の丸と黄色い旗を振り「自衛隊がんばれ」と叫んでいる、まさに戦前の「出征式」を彷彿とさせる異様な雰囲気に包まれていたのです。





戦前の出征式は、




「安全祈願」なんて垂れ幕なかったと思うぞ





あと、



右翼団体とわかっているなら目くじら立てる必要もないんじゃないかな。





まぁ自治会的には、


右翼団体に市民権を与えないと、



対極の自分たちも無視されるからだろうけど





 これを許さないために、全国の学生たちとともに金大生は駐屯地前での抗議行動にたちあがりました。ゲート前を埋めつくし防衛庁長官・首相あてに抗議文をつきつけてきたのです。






自衛隊の無事を祈ることは許されないそうです





 午後一時、いよいよ駐屯地から自衛隊が送り出されようとしたその時、私たちは「自衛隊のイラク派兵阻止!」と怒りのシュプレヒコールをたたきつけてきたのです。午後には、中東へ飛び立とうとしていた小牧基地(愛知県)へのデモ行進にもたちあがりました。





もしかしてこの人たちは、



シュプレヒコールとデモ行進で「阻止」ができるとでも思ってるんでしょうか?






デモっつーのはあくまで意思表明の手段でしかなくて、




デモで政治が動くなら国会要りません





 こうして野党指導下の平和運動の沈黙を突きやぶり、私たちは九時間半にわたって「イラク派兵阻止!」の抗議行動をくりひろげてきました。





9時間半って、




誰か「もうやめようよ」って言わなかったんでしょうか?






まぁ人間、




趣味なら何時間でもかけられるでしょうけど。







さて続いてのトピックスは、



「学内からも反対の声広げる!」





「広がる」じゃないところに自治会の必死さが窺えます





 昨年十一月、駐留米軍によるイラク三十万都市ファルージャへの総攻撃=大虐殺が行われたときにも、直ちに自治会のなかから広く議論をまきおこしながら「一言抗議カード」を集め、「イラク占領反対!」の運動をつくり出してきたのです。





自治会って執行部限定だよな?もちろん





金大生全体じゃまったくそんな議論起こらなかったし、



自治会内部なら全然広くないわけですけどね。





このトピックスは以上のたった一文で終了



つづいては・・・




イラク人に銃口を向けるな!

 小泉首相は今もなおイラクへの自衛隊派遣を「復興支援のため」と言い張っています。しかし、今回派遣された部隊は対迫撃砲レーダーや市街戦用小銃で武装し、米軍と一体化してゲリラ戦を担うために、アメリカ本土において米海兵隊と共同での訓練を積み重ねてきているのです。





えーっと、軍事のことには詳しくないんですが、




レーダーも小銃も自衛のための最低限装備だと思うんだけど。







大体日米の合同軍事演習って、




イラク戦争以前からやってるじゃん





なんと昨年の式典では上官が「死ぬ覚悟、心の準備はできているか!」と訓示。銃剣で頚動脈をかき切る訓練も行われています。







んなわけねぇだろ





俺、三万円賭けてもいいわ。




絶 対 嘘





一体どこにこんなこと書いてあったんだ?





2chでもこんな低レベルな嘘ないぞ




所詮自治会の情報網などその程度ですかね。




三月のオランダ軍撤退後を見越して小泉政権は、自衛隊に治安弾圧の任務を担わせる腹づもりなのです。





あ、あの?




もう四月ですけど?







オランダ軍の撤退後のサマワの治安維持は、





イギリス軍が担当してますけど?




 自衛隊の本性を侵略軍だと見抜いているからこそイラク人民は「自衛隊は米占領軍の加担者だ」「自衛隊はイラクから出て行け」と怒りをあらわにしてデモをまきおこしています。私たちは、ほかならぬ自衛隊=日本の軍隊がイラク人民に銃を突きつけ、血の弾圧を行おうとしていることを決して許してはいけない!






どうやら自治会の人たちは、




自衛隊が法律に沿って動かなきゃいけないことを知らないらしい





イラク特措法でここまでできるわけねぇ




すぐに新法が出来るとでも思ってるんでしょうか?







さて課題1はこの先もちょっと続きますがあんま面白くなりそうにないんで割愛。




ですがここでこのページに掲載されてる写真について一言。




このページには香林坊で自治会がデモ行進をしている写真が載っています。



キャプチャーには


「四月の『反戦WALK』」と書いてあり、


「許すな!イラク占領 やめろ!有事7法制定」という横断幕を持って歩いてる人が写ってるんです。




で、


写ってる人のほとんどが帽子をかぶってるから顔がはっきり写ってないんですが、


無帽だったりたまたま光があたってたりして顔がはっきり見える位置にいる人が三名ほどいるんですが、


その三名の顔に、



ぼかしがかかってるんだよね




何何?




こいつデモなんて大それたことやっておきながら、




所詮顔出す度胸はないわけ?






結局「歩いたよ」って自己満足だけで、



自分の顔が警察に知られて将来苦労することが怖いのか?




だったら俺みたいにサイトでやってろ




まぁ匿名サイトでも警察や裁判所通せば一発でばれるけどな。






さて、


続いて「金沢大学から憲法9条改悪反対のうねりを!」に移ります。




私たちの課題2

金沢大学から憲法9条改悪反対のうねりを!

 今通常国会において小泉政権は、憲法「改正」のための国民投票法案や国会法「改正」案を上程し、その成立をはかろうとしています。こうした下準備を整えつつ彼らは、十一月にも自民党会見草案をまとめようとしています。いま小泉政権は、九条の改定に本格的に乗りだしているのです。






憲法改正の焦点は九条だけではありませんが、


いよいよ九条改正の世論が高まり、


第一党の民主党も積極的に改正の思索を練っています。





 この小泉に最大野党・民主党は「ぜひ憲法改正の主導的立場をとってほしい」(鳩山)などとエールを送りつつ、自民党と競い合うように三月、独自の改憲草案を出そうとしています。





もう四月ですが、そんなもの出てません




ただこれは来年の三月って意味かな?


ちょっと知識不足でわかりませんけど。




また日本経団連などの財界も九条改定を次々と提言し、自民・民主両党に改憲を競わせているのです。





なんか二大政党って感じでいいですね〜。





でももちろん、



自治会は納得してませんけど。




 このような九条改定の大濁流に私たちは警戒心をとぎすまさねばなりません。





そりゃ改憲は国民が慎重に行うべきですが、




濁流と断定するあたりがさすがです




 政府はこの数十年間、日米同盟の強化にもとづき、自衛隊を世界でもトップレベルの軍隊へと強化してきました。「戦力の不保持」をうたった憲法九条をなし崩しに解釈改憲しながら。そしてついに昨年は戦後初の戦地への海外(イラク)派兵を強行したのです。

 なおもそれにあきたらない小泉政権はついに明文改憲にふみきろうとしているのです。





オイオイ「あきたらない小泉政権」って、




小泉さんが趣味で改憲してるわけじゃねぇだろ





ま、



趣味で反対してる人にはわからんだろうけど






さて私たちの課題2はこんなもんにしたいんですけど、


この次のページに金大の教官・元教官の改憲反対の声明が載ってるんです。




まぁ改憲に反対なら反対でそれを新入生に表明するのはいいと思うんですけど、



なんでよりによって自治会の冊子上で?






自治会とつるんでる時点で誰も耳を傾けないし、




この人らはこの人らで、




詐欺の片棒を担いでる自覚はあるんでしょうか?






ま、いーや、



続いて私たちの課題3に移ります。




私たちの課題3

国立大学の授業料値上げ反対!

 新入生のみなさん、入学おめでとう! 晴れてみなさんは金沢大学という国立大学法人に入学したわけです。私立大より学費が安いから、という理由で国立大を選んだ人も多いでしょう。しかし入学手続きでお金を振り込む時などに「けっこうお金かかるじゃん!」と思った人もいるのではないでしょうか。それもそのはず初年度納付金(入学金+一年間の授業料)で八一万円以上! これは三十年前に比べてなんと五十倍!






おーい自治会さん、





物価変動ってご存知か?






で、ちょっと中略して、


ここからが自治会の本領発揮です




 そもそも授業料の値上げは、政府の方針に決定されています。政府は国家予算からの大学への交付金を大幅に削るために、〇五年予算案で、国立大学授業料の標準額をひきあげました。(今年度は大学への交付金は九十九億円減。今後五年間で四百五十億円削減するという)その一方で軍事費はだしおしみしていません。いま政府はイラクに自衛隊を派兵したことをステップとして憲法9条を変え、日本をアメリカと「対テロ戦争」をともに担っていく軍事大国に飛躍させようとしています。






授業料引き上げという学生にとって身近な問題を、




無理やり自分らの妄想に結びつける手法は大胆です





そんなに学生の生活が心配なら、




自治会費を集めなきゃいいと思うけどな








さて本文は後略しますが、



補足として「コラム1 国立大学法人って何?」を紹介しときます。




 各国立大学は04年から政府・文部科学省の監督のもと、独立採算・自主経営にもとづく法人に再編された。国歌財政赤字が主な目的。だが同時に経済危機突破のために、「21世紀の基幹産業」を創出するための「人材」=エリートを育成する、という独占資本家の要請に応えたもの。(後略)





・・・・・・





なんで独占資本家がエリートを必要としてるんでしょうか


むしろ愚民が多いほうが助かる人々なのに









さてでは最後、


「私たちの課題4」に移ります。




私たちの課題4

 高速増殖炉「もんじゅ」改造工事の9月着工に反対しよう!


 去る二月、福井県知事が「もんじゅ」改造工事を了解したことをうけて政府・核燃料サイクル機構は、今年九月に改造工事に着手し、二〇〇八年にも運転を再開しようとしています。
 一〇年前、「もんじゅ」は、炉心を冷却するナトリウムが噴出し、爆発炎上するという大事故をひきおこしました。高速増殖炉開発は技術的破産をつきつけられたのです。労働者・地域住民から反対の声がわきあがり、高等裁判所でも国が出した「もんじゅ」の「設置許可」は無効である、という判決がくだされました。政府・核燃は完全に展望喪失におちいったのです。
 しかし彼らは運転再開にむけて大きく踏み出したのです。
ふたたび「もんじゅ」を運転させるならば、再度の大事故や核惨事をひきおこすことは必然です。ここ金大からも「もんじゅ改造工事着工反対!」の声を大きくあげましょう!





いや、「必然」って断言されてもわからんし






事故があったのが10年前なら、



今の技術ならかなり事故率を減らせるんじゃないの?




なんで改良工事を反対してんの?





自治会の言ってることはイマイチ意味がわかりませんが、



中略しての次の文章を読めば動機だけはわかります




核燃料サイクルの確立にかけた政府の野望を暴きだせ!

 いま政府はブッシュ政権の強力な要請をうけて、戦乱のイラクに自衛隊を出兵させつづけるだけでなく、ブッシュ政権が全世界的にすすめる「対テロ戦争」に参戦する軍事大国へと日本を飛躍させようとしています。これに対して中東の人民や石油産出国の政府からも反発されかねないと恐怖しているのが小泉政権なのです。彼らは、
日本を軍事大国に飛躍させることにとってこのエネルギー供給基盤の不安定さを弱点と観念しています。だからこそ彼らは、原子力やプルトニウムの利用に活路を見出しているのです。さらに、いま国会議員のなかから「核保有しても違憲ではない」という声がふきあがっています。政府権力者は、核兵器保有の野望をたぎらせているのです。そのためにも、プルトニウムの保有と核兵器開発技術を獲得しようとしているのです。






え〜っと、




なんつーか、ここまでくると、




もはや病気だな






何なのこれ?




自治会の理論だと、





風吹けば日本が軍事大国になるみたい






どうやら自治会に言わせると、






日本を軍事大国にするために政府があって、




政策はすべて軍事大国にするためらしいです








もはや宗教と変わらん、なんも変わらん。





教団外の人々は皆サタンに支配されてると思ってる、



統一協会と何にも変わらん










ということで新入生のみなさん、






カルトにだけは、気を付けて




4/12



今度無責任編集で、


「金沢の飲食店情報」をやろうかと思ってます。




テーマは、


「金沢にしかない、イカレたお店」





もし「こんなイカレた店知ってるぜ★」って人がいたらメールください。


ぜひお願いします。





いや〜、


知り合いにちょっと聞いてみたけど案外ないもんなんですね、変な店って。




皆さんどこでもいいからぜひ教えてください。




ただし、



ベイビーフェイスはもうお腹一杯ですから



4/13




俺はもう教養的科目は全部取っちゃったんですけど、


今日自治会のチラシが落ちてないかと総合教育棟に行ったら、


なんか結構前に配られたらしいチラシが手に入りました。



今までは古いチラシはあんま紹介しなかったんですが、


ちょっと大ニュースなので紹介しましょう。




タイトルは



田中教育機構長を先頭にした


金大当局による自治会費徴収の妨害に抗議する








ナイス当局!!






いや〜、当局もやっと重い腰を上げてくれましたか。



今までどれほどの新入生が詐欺に遭ってきたことか。





では、実際に当局がどのように新入生を守ったのか、


以下超偏向報道ですけど、


チラシに書いてあることを読んでみたいと思います。




 四月七日、総合教育棟で行われていたクラス・オリエンテーション開始直後、共通教育機構長の田中教授(大学院自然科学研究科)が突然「エントランスホールの看板をどけろ」と“実力行使”にのりだしてきた。「自治会費・金文学分担金未納の新入生」に納入方法を提示した看板の「撤去」を強要することそのものが、自治会費等の徴収への妨害以外のなにものでもない。われわれはこれに断固として抗議するものである。






いや、




詐欺の防止以外の何者でもないと思うが






すでに、学内の多くの教員からも「いきなり実力行使はいかんね」「まず話し合いでしょ」という声があちこちからまきおこった。






詐欺を取り締まるのに警察が話し合いからするか?






はっきりいってそれ言ってる教員、悠長。




ちょうど自治会が金を騙し取ろうとしているところだろうが





だいたい話し合おうとしたところで、




デモにしかならんだろ







それはともかくこんな発言してる「多くの教員」って誰だ?



なんで名前出してねぇんだよ。





ま、いーや、続きです。




 時あたかも、戦争狂ブッシュにつき従う小泉政権が「戦争のできる国づくり」のために憲法改悪に一気に突き進んでいる。政府・文部省はその先取りとして、学生の利益を守るために政府の諸政策に反対する拠点である学生自治組織そのものを破壊しようと画策している。






自治会はいつの間に巨大野党になったんでしょうか?





もし、自治会が日本のリベラル層を代表する野党だったら、


政府による自治会潰しの謀略もわかりますが、




自治会の支持率、0.15%ですから







あともう一つ言わせて貰えば、




いつの間に学生の利益を守ってたんだ?


守るのは革マルの見得じゃないのか?





これに突き動かされた全国の国公私立大学当局が学生自治破壊にうって出てきている。






全国の大学当局が自治会を破壊するのは、





自治会が左翼の巣窟になってるからだが







てか、




私立大がなんで政府の要請に従うんだよ





今回の自治会費等の徴収の妨害こそは、金大当局による学生自治会・文化サークル運動にたいする破壊である。






文化サークル運動にはあんま支障ないはずだが。

どーせ文サ連あんま金配ってないんだし。




 金大生のみなさん、そして新入生のみなさん! ともに抗議の声をあげていこうではないか! 大学当局による自治会つぶしに抗して、自治会・クラス活動を活発におしすすめよう!






ほとんどの金大生は当局を応援すると思うぞ






んで、


この続きに田中教授の活躍の詳しい説明が載ってました。




「こんな看板どかせ!」「オレが決めたんだ」とわめき散らす機構長

 七日午後二時半、オリエンテーションの開始直後に学務係から「田中先生が看板を撤去しなさいと言っている」との通告を受けた新歓祭本部実行委員がエントランスホールに駆けつけた。すでに機構長は看板を裏返しにし、開口一番「こんな看板どかせ!」と言い放つ。抗議する学生にまともに応えない。ただ一方的に「どけろ」と叫びたてるだけで、およそ話し合うという姿勢すらない。「どこで決まったんですか?」との問いに「オレが許可しないと看板は出させん。オレが決めたんだ」と平然と言ってのけ、問答無用とばかりに居直るのである。






かっこいいぜ田中機構長!





所詮事なかれ主義の会議じゃ過激派に楯突くという英断ができなかったのか、


それとも自治会に通じる人間が当局にいるのかわかりませんけど、


とにかく周りが動かないから、批判を覚悟で自分が動く田中機構長。




たとえ自治会が何を言おうと、




俺はあんたを応援してます







この田中機構長の活躍に対して、


自治会は次のように批判します。




自治会費、金学文分担金の徴収は田中機構長が金大に着任するはるか以前の六〇年代から学生の手によって堂々として行われてきたものである。また、エントランスホールの柱に看板を立てかけることも「これまでも行事がある場合には認めてきた」と学務係が明言しているではないか。今回の田中機構長による看板撤去命令は一から十まで根拠のないものである。





と、




革新派のくせに伝統を唯一の楯にしています







さて以下は略すとして、


ここで私の感想を述べさせていただこうと思います。




これは自治会の記述であり、


田中機構長がどの程度までこの記述の通りの行動をしたかはわからないものの、


田中機構長が自治会の詐欺を食い止めようとしたのは恐らく間違いないでしょう。




この記述を信じるならば、確かに田中機構長の行動はスマートとは言えません。



しかし、相手はかつて無数の殺人事件を演じてきた過激派です。




もちろんヤクザと同じで一般人には滅多に暴力は振るいませんし、


一時期に比べて随分軟化してきたとはいえ、


犯罪組織が相手である以上、手段に囚われるなどナンセンスではないでしょうか。





私は、田中機構長の行動を強く支持します。



何より、自治会費徴収という詐欺行為を問題視し、


それを行動に移してくれる人がようやく現れたことは、


私にとって自分の活動が多少でも意味のあることであったという自負を抱かせるとともに、


一金大生として、母校の正常化のきっかけが訪れたという喜びを感じさせるものでした。





とにもかくにも、がんばれ田中教育機構長。




いでぢ@従然草は、正常化を目指す金大当局を応援しています。






ただ問題は、



もし自治会がなくなっちゃうと、




このサイトのネタがなくなっちゃうんだよね




4/25



思えば10日以上更新してませんでした。ごめんなさい。




さてもうすぐゴールデンウィークですね。



帰省される方、家でゴロゴロする方、彼女とデートしてフラれる方、色々いるかと思います。





さて一年生は帰省する方が多いと思いますが、


GWが明けると大学にいる人数が激減します。




ま、辞める人は少ないですけど、


一ヶ月もすればサボり方覚えますから





そんな人はやがて森ペリキャンパスに転学したりするんで、



俺は彼らをグリーンウェルと呼んでいるんですけど、



実は俺も半分グリーンウェルだったりします。





まぁ中にはガイダンスとテストだけ出れば単位もらえる授業もあるんで、


その辺はうまいことやればいいと思うんですけどね。





大学って研究機関としての役割は十分なんですけど、


教育機関としては最低の部類に属すると思います。



大学の教官って学問を研究することは一流だけど、


教育がしたくて教授になる人はまずいないでしょ?




国立大が法人化されることでその点がどう改善されていくかわかりませんが、


少なくとも今の現状はまずいですよ。





だって俺、




絶対高校時代の方が社会人っぽかったもん






まして、



専門外の勉強に関しては、



受験勉強中のほうが頭よかったし








なんつーか、




金払ってダメ人間になってる気がします




みんな、グリーンウェルにはならないようにね・・・




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