5/17



管代表の後継として意欲を示していた小沢一郎・民主党代表代行でしたが、


年金の「未加入」期間があったとして代表選を辞退。


江角マキコから端を発した年金未納騒動は、


巨大な台風となって政界をめちゃくちゃにしています。




恐らく小沢さんの頭の中には、


7月の参院選で岡田民主党大敗→代表就任というイメージがあるんじゃないかと思います。



管代表の往生際があまりに悪かったため民主党は劣勢に立たされているし、


せっかく首相に未加入期間が発覚しても再訪朝が追い風になること間違いなしで、


たとえ小沢さんが党代表でも次の選挙は惨敗だったでしょうね。




まだ安倍晋三・自民党幹事長が怪しげとはいえ、


主要な議員の納付状況が一通り判明したところで総括すると、


一番の当たりくじを引いたのは返り咲きの可能性を残した福田官房長官、


一番のはずれくじは岡田民主党幹事長でしょう。



福田さんなんていい人みたいに言われてるし。




一方岡田さんは、党の顔である二人(つかナンバー3も未納だけど)の尻拭いに走り回され、


次の選挙で絶対的逆境を克服できない限り辞任が待っているという、



まさにミスター・トイレットペーパー





一応この人、




年金払ってるんだけどね




5/19



政府による奨励政策も功を奏して、


近年日本映画をも凌ぐレベルにまで上がってきた韓国の娯楽映画。



『冬のソナタ』も話題になるなど、


日本発の文化は韓国でまた別の発展を遂げ、


韓国製エンターテイメントは日本に結構影響を及ぼすまでになっています。





さて、そんな中、


『猟奇的な彼女』でヒロインを演じたチョン・ジヒョンの新作ホラー映画『4人の食卓』に、


ホンモノの幽霊が映っているんじゃないかという噂が上がっています。




なんでも誰もいないはずの電車の中に、はっきりと謎の男の後姿が映っていたとのこと。



試写を観た人の複数がこれに気付き、


指摘された関係者が、映っているのはスタッフではないことを確認し、大騒ぎになったそうです。




さらにこの謎の人影を発見した女性が体調を崩して3週間も入院したり、


ノベライズを担当した男性が主人公と同じ怪我をするなど、


奇妙な現象が続いているそうです。




まぁ『リング』に人の顔が映ってたとか、


『エクソシスト』の主人公を演じた人が映画と同じような事故死をしたとか、


ホラー映画にはこういう話がよくあり、それがまた宣伝になるんですが、


作品を観た観客にまで危害が及ぶと考えると、



観たくはなくなりますね






つってもまぁ幽霊騒動もヤバい話ではありますが、



何より一番ヤバいのは、



男性の影が“はっきりと”映っていたのにも関わらず





編集段階で気付かない制作者だと思う





5/25



今年はどうだったか知りませんが、俺のときの金沢大学入学式では、


君が代もなければ日の丸もない、よくわからない入学式でした。




学校行事に関する君が代斉唱、日の丸掲揚の問題といえば、


数年前、日の丸・君が代の扱いを定める法律ができる前後に広島かどっかの校長が自殺し、


その影響で不起立や集団着席がブームになったことがありました。



しかし一方で、卒業・入学式での君が代斉唱は浸透していき、


今年は初めて全小中学校で君が代斉唱が達成されたんだそうです。





さてそんな話がニュースになる不思議の国、日本では、


数こそ減ったとはいえ、


「国旗&国歌=軍国主義」と捉える奇妙な人たちがいます。




日の丸・君が代法案が成立したときも、


自殺した校長を含め抗議したのは「軍国主義の復活」を叫ぶサヨクたちでした。


(まぁ中国や韓国が煽ってたってのもあるけど)




何でも彼らの論によれば、


君が代は天皇を称える歌だからダメ、


日の丸はアジアの人々に侵略の歴史を思い返させるからダメなんだそうな。




まぁ法案成立当時、強固に反対していた社民党なんかは、


将軍様を称える歌を歌ってる国はノーコメントだったわけですが、


日教組や朝日新聞なんかは今でも上記のスタンスですね。





まぁささっと反論すれば、


君が代の「君」はもともと天皇のことではなかったし、


明治以降「君」を天皇ってことにしようと決まったあとでも、「天皇が治める万世一系のこの国」を称える歌。


アジアの侵略の歴史に気を取られてたら日本という名称まで消えてしまうわけで、


多少後ろめたい歴史があったぐらいで、2000年も前から脈々と受け継がれてきた伝統を否定することはないと思います。






さてさて、


教育の現場には確実に俺とは意見の違う人がいまして、


「君が代」「日の丸」「天皇」という日本の三大シンボルを打ち破るべく、


生徒や学生に、左傾した教育を施してる人がマジでいます。



俺もある教官が「新潟大は入学式に国旗を掲げたから、学問の自由を放棄した」みたいなことを言ってるのに呆れ、


その日の講義は方程式がどーのこーのだったので、感想に



「国旗+国歌+天皇=軍国主義」という方程式しか知らない人間にはなりたくないと思いました



と書いて、二度とその講義には行かなくなったことがあります。




まぁその教官は極端な例ですが、


日教組みたいに、


中高生の多感な時期に左寄りの考え方を注入しようという勢力は今でもけっこうあり、


思想の自由とかなんとか理由をつけて、


卒業式や入学式での国歌斉唱で生徒に起立を強要しなかったり、不起立を促したりする教師がいるようです。




このような現状に対し東京都ではこのたび、


大量の不起立や式への不参加の生徒を出した教師57人に、


「指導不足」ということで厳重注意などの処分を加えたそうです。




んで、


このニュースを報じた朝日新聞の記事の一部。



間接的に生徒の行動を縛る恐れがあり、教員側には強い反発がある。





いや、恐れとか懸念とか以前に、




学校が生徒の行動を縛るのは当然だろ






朝日新聞、また反対している教師たちの論によると、




学校行事で生徒に行動を指示してはいけなくて、




授業中着席することを強要してはいけなくて、




サボってても叱ってはいけないんだそうな








君が代斉唱に反対するあまり暴走する教師たちよ、



学問の自由、教育の自由、思想の自由を決して放棄しまいとするのはかまわないが、




「教育」そのものを放棄してどうするんだよ




5/28



イラク・バグダッド近郊で、


日本人ジャーナリストとみられる二人が銃撃され、


亡くなりました。




「殺害された」ではなく「亡くなった」と書きました。



理由は二つです。



1つは、俺自身が前々から「戦場で人が死ぬのは日常茶飯事だから、人が死んだら亡くなったと書こう」と思っていたこと。


もう1つは家族の方が、会見で「襲撃されて亡くなった」と表現したことです。





テレビに映る限りではありますが、


家族の方々は非常に凛として、淡々とコメントしていました。




本音はすごく悲しいでしょう。政府に文句の1つも言ってやりたいかもしれません。


でも決して不満を漏らすことなく、


「覚悟していましたから」とコメントできる家族には頭が下がります。





人質事件による自己責任論が一段落したとき、


もし死者が出たら自己責任論が再燃するのか判断つきかねていたんですが、


今回では世論を二分するような事態には決してならないでしょう。




人質事件の家族・被害者と、


「自己責任」を家族にまで貫徹させた橋田さん、小川さんとの違いは大きすぎる。




彼らの行為と同じことをしたいとはさらさら思わないし、


彼らの政治的主張は俺とは違っているようですが、


俺は彼らの仕事に対する姿勢は強く支持したいし、尊敬したい。




危険を重々承知していても、


信念とプライドを持って活動するジャーナリストやボランティアにとっては、


自己責任なんて当たり前の話なんでしょうね。





俺も彼らみたいに、自分の行動には責任を持てる男になりたい






さて、まぁそれとは全っ然関係のない話ですが、




誰か俺がサボるとき代返してくれね?


まぁ自己責任はあくまで目標ってことでw



5/30



金大最寄の書店である「勝木書店」では、


DVDコーナーに売り上げランク順で新作が並べられています。




一位は順当に『ラスト・サムライ』。


まぁ当然ですね。




で、二位だけど・・・






『スカイハイ 劇場版』








マジかよ?!



釈由美子ファンの心からの感想





スカイハイの劇場版は当然のことながら俺も行ったんですが、


既に書いてあるとおりあちゃちゃ〜って感じの出来。



映画の良し悪しが売り上げにはほとんど影響しないのは百も承知ですが、



俺が観に行ったときは一週目の日曜だったにもかかわらず、



客は20人ぐらい




さすがに寂しいとは思いましたが、


映画の出来を考慮すれば仕方ないとすら思いましたよ。




ま、俺は2度観に行ったがな






しかし上映のときにあれだけコケた映画が、


DVDになってここまで売れるとは驚きです。





6090円もするんだぜ? 6090円




はっきりいってアノ出来にしちゃ絶対高すぎるぜ?





まぁつっても




俺も当たり前のように買ったわけだが






さてそんなわけで、


収録されている北村監督のインタビューを観てみました。





「僕は“究極の愛”をテーマに映画を撮りたかったんだよねー」



「実は悪役も主人公も行動原理は一緒なんですよー」



「“究極の愛”を貫いたらどうなるかってのを色々な角度から表現したかったんだよねー」



「ハリウッドみたいなぬるいラブストーリーじゃなくて、観る人に問いかける作品を作ろうと思った・・・」





いや〜、北村監督、




頭の中では超傑作だったみたいです






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