12/2



久々に自治会のチラシが手に入ったんでちょっと書きたいと思います。



今回のタイトルは



イラクへの自衛隊派遣の


どこが国際公約なの?




とのこと。






自治会はイラク自衛隊派遣にも反対なんだそうです。




まぁイラクへの自衛隊派遣ってのは、


ホントに頭のいい人の中でも賛否両論分かれてるわけですが、


俺はまぁ国際的地位、日米同盟、そして今も生活が安定しないイラク市民のためにも、


行くのが妥当じゃないかと思います。




で、そのチラシですが、



○○で反米デモに何万人



といった記事がいっぱい貼ってあって、


そこに自治会のメッセージが一言。










ブッシュと心中なんて







まっぴら御面

















お、おめん??!




ごめん【】A訪問・辞去・ことわり・あやまりなどのあいさつ語(新選国語辞典)











さてまぁ


そんな自衛隊派遣まっぴらおめんの自治会ですが、


その紙の裏には、今度は教官などのコメントが載っていました。




イラク派兵を問う学生投票によせられた、教官・文化人からのメッセージ



と題して、


金大からは教育学部教授の大澤善信先生と、


文学部教授の島岩先生のコメントが載っていたわけですが、



大澤先生の話は自民党の政治家を批判するだけで、


なぜイラクに自衛隊を派遣するのに反対か一切触れられておらず、


結局坊主憎けりゃ袈裟まで憎い式に反対してるという印象しか残らず、



一方で島先生の方は、


自民党が現行憲法の範囲を超えると危なっかしいという


意味不明の理屈しか唱えずに終わっており、




最終的な感想といえば、



両先生とも顔写真がプリントされてるけど、


印刷が悪すぎて白いシャツが全く写っておらず、



なんか生首みたいやなぁ


ってことぐらいでしょうか。








さて、


その二人の先生の他にもメッセージを寄せた方がいまして、




その人の枕詞は次の通り



『物理学』の教科書でおなじみの





この文句で誰だか見当がつく人は学生の鑑です。




つーか、



物理学の教科書の著者(?)に、



なじみの感を覚える人はだと思う。






ま、そんなわけで、


その教科書でお馴染みの人の名前は小出昭一郎先生。




東大名誉教授にして、


山梨大学の元学長さんだそうです。





さて、そんな小出先生のメッセージは次の通り。



 最近、私の小学校時代1933年〜1939年(昭和8〜14年)を振り返ってみる機会があって、現在と似ていることに改めて驚きました。ドイツでナチスが政権をとった年に入学し、それが結局第2次世界大戦に拡大したのが卒業の年の12月なのです。その間の1936年に日本陸軍のクーデタ2.26事件が起こり、その翌年には日本軍が中国侵略を本格化し、泥沼の日中戦争に入って行き、私たちの楽しかるべき学校生活は次第に軍隊生活に近づいて行ったのです。
 いま「有事」という言葉がやたらと飛びかっていますが、私たちの学生時代には「非常時」という言葉が事ある毎に叫ばれ、今は非常時なのだからということで、「欲しがりません勝つまでは」という耐乏生活が強いられました。天皇のために命を捧げるのが何よりも美徳だという「教育勅語」の考え方を徹底的に脳に刷り込むのが教育でした。人権だの個人の尊厳だのという言葉すら教えられませんでした。滅死奉公の精神に反することを考える者は非国民と罵られ、男は丸坊主になるのが忠誠心の証でした。「北」の「人民」は国の指導者の名を聞いたり言ったりするとき「将軍様」と威儀を正すようですが、それとそっくりのことが日本でも要求されていたのです。いま日本では「北」の悪口を言うことが流行していますが、日本のなかには、あのような秩序正しく整然とした一枚岩のように行動する「臣民」をつくるのが理想的な教育だと考えてる人が少なくないのです。徴兵の対象となりうる若い方々は、仮にも靖国神社へ行くようなことにならないよう、気をつけましょう。






・・・・・・・




なんか寝ても覚めてもイラクのことばかり考えてる自治会の人々にはこの文章が、




自衛隊派遣を問う文章に見えるようです








イラクのイの字もないんだが











さてまぁ、


先にもちょっと書かれてありましたが、


自治会は今度自衛隊の派遣について、


賛成か反対かを決める投票をするんだそうです。





もちろん、



企画=自治会




選挙管理=自治会




開票・集計・発表=自治会






そして学内で唯一、1つの結論を望む団体が




教養自治会







つまり、



自治会が「金大の総意が自衛隊派遣反対ですよという体裁を立てて反米活動をやりやすくしよう」と考え、


そのため自治会が動いて反対票を集め、


そして自治会が自分らの思うように集計・発表できるという仕組みなわけです。








さすが上部組織が北朝鮮とつながってると言われてるだけのことはある。




選挙方法までキタ式ですね




12/3




なんか自治会が、


最近むやみやたらに頑張ってます。



というのも


昨日チラシを配ったかと思ったら、


何と今日は新作が2枚




まぁ自治会の皆さんも、


地球環境のために限りある資源の節約をしたいところなのに


心を鬼にしてネタを作ってくれてますんで、


せっかくだから片方ぐらいはツッコんどこうと思います。




えー今回のタイトルは、



労働者・学生・市民の声をひとつに!



今こそあげよう!


イラク派兵反対・憲法改悪阻止の声を



12・14 石川の集い





ということで、


なんか12月14日にまた左翼集会を開くんだそうです。




プログラムは


ビデオ上映 「許すな! 小泉政権によるイラク派兵を」


講演 「ブッシュと小泉が掘った墓穴に、我らが平和の旗を」


問題提起 「つどい」実行委員会代表


フリートーク 「職場・学園・地域からのアピール」




っていうことらしいです。



つーか、



穴の中に旗を立ててどーすんだ?





あとフリートークといっておきながら、



テーマが「職場・学園・地域からのアピール」って、



反論の自由が認められてないんですね。






さて、そんなわけで本文を読んでいきましょう。



自衛隊のイラク派遣をただちにやめよ!

 11月29日、イラク北部のティクリットにおいて、日本人外交官二人が、占領に反対するイスラム武装勢力によって銃撃され死亡するという衝撃的事件が発生しました。




ん?


未だ犯人がテロ組織なのか物盗りなのかはっきりしていなかったはずなんですけど、


そんなに決め付けちゃっていいんですかね。




まぁ日本政府は「テロの心証が強い」って言ってますが断定には至ってません。



いやぁ、



政府が「○○なんちゃうか」って言ったら、



「絶対○○だ!!」と断言できるなんて、




自治会はよほど政府を信じてるんですね



イラク全土では、米英軍による占領・支配を支えるためにイラク現地に軍隊派遣を決定した各国にたいして、イラク民衆の憎悪と怒りが渦巻いていることをまざまざと示しています。





ん〜、


木を見て森を見ない話というか、



まぁ確かにイラクの人々の多くが米英軍の占領を快く思っていないだろうとはいえ、



イラク民衆が、



全員過激派なわけないじゃん





いくらなんでもテロリストがイラク民衆の代表みたいに言われちゃ、


イラク人もたまったもんじゃないと思います。



 にもかかわらず、小泉首相は、「テロに屈してはならない」と「テロ」呼ばわりし、・・・






テロじゃん






たとえイラク民衆の支持を得ていようと得まいと、




暴力で政治主張を達成するのをテロというのだが






それとも何か?



自治会の人々は、




アメリカの味方なら殺しても暴力にならないと言いたいのか?








さて、


その後ちょっと文章が続いて、


やがて次の段落に移ります。



打ち砕こう! 改憲の濁流

 問題はひとえに、この日本の地におけるイラク派兵に反対する声があまりに小さいことです。「つよい日本」と「創憲」を旗印として衆院選挙で「躍進」した民主党は、イラク派兵については「反対」というものの、小泉政権の「日米安保同盟の堅持」「対米貢献」についてはこれを肯定しているのです。





ま、


それだけ民主党もバカじゃないってことですけどね




実戦経験がない自衛隊しか自前の対外防御手段を持たない日本が、


唯一傘の下に入れてくれるアメリカとの中を悪化させたらどうなるかぐらい子供でもわかるわけで、


社民・共産が大敗したのも日本人の危機意識がそれだけまともになってきたってことでしょう。




んで中略して、



 衆議院で「改憲」「創憲」「加憲」を掲げる改憲勢力がついに議席の9割を占めるに至ったという事態は私たちにとって決して放置することのできない危機ではないでしょうか。みなさん! 一体こんなことでいいのでしょうか。





いや、国民の総意ですから







だいたいこいつら学生ですよ、学生。



消費税ぐらいしか納めてない人間が、


国民が選挙で選んだ選択肢を変えられるとでも思ってるんでしょうかね。




このサイトでは初めて自治会を取り上げたときから何度も何度も書いてることですが、




もっかい民主主義習ってこい



「12・14石川の集い」にあつまろう!

 いまこそわれわれ一人一人が、イラク派兵反対! 憲法改悪・教基法改悪阻止! の大きな声を上げようではありませんか。





まぁ自衛隊派遣はともかくとして、


憲法改正に至っては、




国民一人ひとりが改正賛成の声を上げたわけだが。











さてさて、


その石川の集いに関して、



「私たちは呼びかけます」っていう提案者の名簿と、


「私たちは賛同します」っていう賛同者の名簿が載っていました。





まぁ金大の教官もいれば、


源氏物語輪読会主宰というわけのわからない肩書きを持つ人もいるんですが、


その中でもちょっと面白いものを抜き出してみたいと思います。


(一般の人もいるみたいなんでイニシャルで)







H・K(市民・金沢市在住)




無職の方でしょうか?












O・I(民衆




分身の術が使えるようです。















N・S(農民




江戸時代からタイムスリップしてきたようです














そして極めつけは、







S・H(大須事件元被告










何の権威も感じられないんだが

アレな人から見たら偉人なんでしょうか?




12/10



その年ユーモアで明るい話題を振りまいた人に贈られる「ゆうもあ賞」に、


タレントの清水章吾さん、ボブ・サップ選手、高見盛関が選ばれました。




アイフルのCMでお馴染みの清水さん、


本業はイマイチだったけどお笑い番組などへの積極的出演で人気だったボブ・サップ、


そしてユーモラスな気合の入れ方の高見盛と、


俺らから見たら納得の選抜だと思うんですが、



なぜか納得のいっていない高見盛本人のコメント。




「(私は)気合を入れて相撲をとっているだけ…」





どうやら高見盛、




本気でナメられてると思い始めたようです




12/11



今日も自治会がなんか変なチラシ配ってたんですけど、


今回は時間がないのか自暴自棄になったのか、


紙面の半分は新作で半分は前回と完全に一緒という内容で、



まぁ敢えて例えるならば、


かつて新日本プロレスの人気レスラーだった武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也のインタビューを集めた、


『烈闘生 〜傷だらけの履歴書〜』という本の続編を買ったら、



前作と同じ内容の本に「今年のインタビューコーナー」がついてただけだった



とき以来の衝撃です。

(しかもそのインタビューですら内容が発売当時とズレてる)




まぁいくら『烈闘生』のインタビュー内容が発売当時とズレてても、



思想が40年ズレてる自治会のチラシよかマシですが






そんなわけでそのチラシの新作部分を読んでみましょう。



日本人外交官殺害――米軍に数々の疑惑





さすが上部組織が、


「神戸連続殺人事件の犯人は少年Aじゃない!!」


なんて突拍子もないこと言い出し、


少年Aの人権を守るため、



その親の家を盗聴して逮捕されるだけのことはあります




今回はなんと先日殺害された日本人外交官の犯人を米軍にするつもりのようです。



 11月29日、イラク北部のティクリットにおいて、日本人外交官2名が銃撃され、死亡するという衝撃的事件が発生しました。小泉政権は、マスコミを活用して、「旧フセイン勢力によるテロ」であり、「卑劣なテロに屈してはならない」「彼らの遺志を継ぐ」という大キャンペーンをはっています。




大キャンペーンだかなんだかわかりませんが、


もしかして自治会は彼らの葬儀の席上おいて小泉首相に、



「君たちが殺されたことでテロリストも本気なんだってわかったから言いなりになることにしたよ」


とか


「君たち死んじゃったもんは戻らないんだから自衛隊だけでも死なないように君たちの遺志は諦めるよ」



って言ってほしかったのだろうか。。




などと考えながら次の段落に入りましょう。



 この事件直後に共同通信は、「銃撃された日本人外交官の車両のすぐ後を米軍車両が通り過ぎていった」という地元住民の証言や「現場には薬きょうが落ちていない」という驚くべきことをあきらかにしています。




私銃器のことには詳しくないんで、


なぜ現場に薬きょうが落ちていなかったのかわかりませんが、


仮に米軍が撃ったと仮定しても普通に薬きょうは残るもの。



なんかよくわかりませんが、


米軍にできることはテロリストにも出来るっつーことです。




アホ臭いのは「銃撃された日本人外交官の車両のすぐ後を米軍車両が通り過ぎていった」という証言。



仮にこの証言が事実としても


こんなの必然中の必然で、


銃しか持たないテロリストが軍用車を襲えるわけがない。



ま、こんな理屈も理解できないお子様には、


俺が考える「軍力のある国ほど戦争に巻き込まれない」理論は理解できないんでしょう。




で、その後に続く記事が



しかも、米軍当局は、「二人は食料を買おうとしたときに銃撃された」というデマ情報をリークして物取りの犯行にみせかけようとしました。さらに事件現場に日本人大使館員が行くことを許さず・銃撃を受けた車両も証拠隠滅のため隠したままです。米軍が日本人外交官を誤射し殺害し隠蔽した疑惑が深まっています。





まぁ実際に不可解な点もありますが、


何といってもそこは戦場。我々の想像外の事情があるとも考えられます。




まぁ常識的に考えれば米軍誤射説なんて荒唐無稽ですが、


可能性としてはゼロじゃないってことは言えそうです。




ただはたしてこの人たちの情報がどこから来たものなのかが気になりますね。



1つは当然革マル派の人が教えたか、解放の記事を鵜呑みにしたかってのがありますが、


当然それではソース(情報源)としての信憑性はゼロに等しい




やはり自治会も革マルの信頼性の無さを知ってるのか、




誰でも知ってるあの有名紙をソースとして引用しました








それは・・・















日 刊 ゲ ン ダ イ







信憑性はマイナスに等しい




12/15



イラクでついにサダム・フセイン元大統領が拘束されたわけですが、


これですぐにテロがなくなってイラクに平和が訪れるというわけはないとはいえ、


徐々に治安回復に向かって行くんじゃないかと思います。




まぁだからといってイラク自衛隊派遣にそれほどの追い風になるとも思えませんし、


ましてアメリカのイラク戦争が正当化されるわけもなく、



イラク市民によるフセインの処刑という


所詮欺瞞に満ちたキャンペーンが行われるんじゃないでしょうか。

(ある意味それはイラクの民主化のためとも言えるかもしれないけど)





さて、


フセインの拘束の瞬間が米軍により世界の報道陣に説明され、


今日のニュースステーションでも特集されたわけですが・・・




そのコーナーに入るときの久米宏のコメント







(髭面で痩せたフセイン氏の姿は)



アメリカ人には煙突から落ちたサンタクロースに、



日本人には麻原彰光に映ったのではないでしょうか








ふっ サンタクロースか・・・



そういえばもうすぐクリスマスですね・・・






別に虐殺も圧政もしてないけど、





サンタは人道に反する罪で処刑したい





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