12/16



今日見たら、


大学会館の近くに新しく自治会の看板が立っていました。




それにはこんなことが書かれていました。




12・25小牧基地抗議闘争へ






どうやら自治会はクリスマスの日に愛知県は小牧基地まで赴き、


左翼仲間と抗議するみたいです。





いやはや、



クリスマスにいちいち醜態を晒すなんて余程の物好きとしかいいようがありません。



・・・と、いつもならバカにして終わるんですけど、





しかし!




クリスマスにろくな予定がないというただ一点において、





今日だけは彼らを同志と呼んでもいい











さぁ同志たちよ・・・






ヤンキー文化にオルグされた

カップルどもを総括せよ




ちなみに俺はやらん



12/18



大量破壊兵器拡散は犯罪認定、米が安保理に決議案提示




アメリカ政府は17日、テロリストによる大量破壊兵器使用を防ぐため、


国連安保理に対し


大量破壊兵器の拡散につながる行為を「犯罪」とみなし、国連加盟国に禁止させる


という決議案を、非公式で常任理事国に提示したそうです。




まぁ大量破壊兵器がテロリストの手に渡ることはあらゆる国家にとって危険なことなので、


国連がそれを未然に防ぐ対策を施行することは当然ではありますが、


現段階では「国境管理を厳重にする」などといったことしか具体的な内容が公表されていないわけで、


このまま「大量破壊兵器の拡散につながる行為は犯罪である」なんて曖昧な国際法が出来てしまえば、


「大量破壊兵器」や「拡散につながる行為」についてやっぱりアメリカあたりが都合のいい解釈で独善的措置を取りそうです。



ま、どーせ国連にはあんま公平性を期待してないんで、


本当に公平でかつ大量破壊兵器の拡散を防止できる法ができれば儲けもん程度に思ってますけど。





しかしこの「大量破壊兵器拡散につながる行為」ってのは本当に曖昧な話で、


北朝鮮みたいな国に兵器を輸出してる国がそれに該当するってのはわかりますが、




大量破壊兵器を持ってテロ支援国家を威嚇してるという点では


アメリカも敵の兵器が強力になるのを助長してると思うのだが。






まぁそんなこと言ったら


長嶋さんは強盗がセコムの人をも倒す武器を持つことを助長してるっつーことになっちゃって


自治会式水掛け論でしかならないわけですが、


実際大国の搾取によって生まれた弱国の人間がテロリストになってるわけで、


「テロ支援国家」だけでなく様々な国が複雑に絡み合って9・11みたいな悲劇につながってると考えれば、


曖昧な基準で「犯罪国家」を決めることは横暴以外の何物でもないでしょう。


なんかこの決議案が、次の戦争を早めそうな気がします。





ま、そんなわけでどこまで公平かつ効果的なものになるのかわからないこの決議案。


クリスマス前でここんとこコラムのネタもワンパターンにならざるを得ない俺としては、


こんなもの可決されるぐらいならいっそのこと



悲壮感の拡散を犯罪認定して


曖昧な基準でカップルに武力行使したいです




12/23


え〜、世間じゃもうすぐクリスマスだのなんだのと言ってますが、



皆さん!今日は天皇誕生日ですよ!!






いくら休みだからって今日はデートなんかしないで、


万世一系の歴史を噛み締めろってんですよ、家で





だいたい俺はキリスト教も信じてない奴がクリスマス意識するのも変だと思うんですよ。



結局大概の日本人は唯一神の存在に馴染めないわけで、


キリスト様も八百万の神々の一人として無意識に考えてるみたいですけど、


それって本気でキリスト教を信奉してる人にはいい迷惑だと思うんですよね。



キリスト教徒の人はクリスマスにはミサに行き、


貧しい人への施しも特別にやるわけで、


その覚悟がないとクリスマスを楽しむべきじゃないんじゃないかと思います。





と、いうことで皆さん。


もし恋人とクリスマスを楽しもうと思っているのでしたら、




キャンパス屋上から1ドル紙幣をバラ撒いて


恵まれないに施しをしてください




12/25


なんかすげー売れているということで、


ちょっとだけ興味があった『バカの壁』を今更になって読みました。




「話せばわかる」なんて大うそ!


というのが帯についてる煽り文句なんですが、


著者の養老孟司さんの説明はなかなか面白いものがありました。




仮に脳に入ってくる外的要因、たとえば「ボールが飛んできた」という情報(入力)を「x」とし、


それに対する身体・感情の反応、たとえば「避ける」「怖い」「捕る」といった反応(出力)を「y」とすると、


y = ax という一次方程式が成り立つんだそうです。



この比例定数aの値は入力によって変化し、


犬が嫌いで猫が好きな人は、


犬を見たらaがマイナスに、猫を見たらaがプラスになるんだそうです。




つまり俺のクリスマスに対する値は大きくマイナスですが、


『明石家サンタ』に対する値はプラスになります。







さらにこの人が猫より馬の方が好きだったら、


猫を見たときのa>馬を見たときのa ということになり、


全然興味のないもの、たとえば移動中の電柱に対するaは、


ゼロないしゼロに近い値となり、まったくの無反応になる。


こーゆー人に電柱の話をしたって絶対聞いてくれないんだそうです。



a=0 の真逆になるのがaが無限大の状態で、


たとえばイスラム原理主義者はアラーの言葉が絶対であり、それに反するものには絶対に耳を傾けようとはしない。




余談ですが、


俺は初恋の人に対しa=無限大でしたが、



相手は俺に対しa=ゼロでした。



男女の仲なんてそんなものです。

そう信じたいです。






このaの値とは当然人によって差があって、


それを埋める必要なんて全然なく、むしろそれが“個性”だと養老さんは言います。



養老さんは現在の「個性的であれ」という教育を非常に批判的に見ていて、


人間元々他人とはどこか違うんだから、常識から逸脱した社会不適合者を生むより、


「他人の気持ちをわかるようになる」子供を育てるべきだと主張しています。




私は養老さんが主張するこの部分に賛成します。



我々はもっと他人の気持ちを理解できるように努力すべきです。



アメリカが自分とは違う意見をすべて排除する昨今、


このままでは世界はダメになってしまうことは想像に難くありません。






そこのあなた!



あなたが彼女と楽しんでいるそのときに、




さんまに電話して泣いてた男もいるんですよ







今の教育を続けていては、


いずれ日本はダメになってしまう・・・





私は主張する。



全国の中学校の道徳の時間に『明石家サンタ』のビデオを流し、



クリスマスは『人間失格』か『こころ』を読む日に指定すべきである!








あ、ちなみに

「お前は自治会の意見理解しようとしてないじゃん」というツッコミはご遠慮願います(汗・汗



12/26



武富士が役員報酬を一部返上



なんか盗聴で問題になった武富士ですが、


その責任をとって役員16人が報酬を一部返上するんだそうです。




まーこういう形で反省の意を示すっていっても、


結局その金が会社に帰ってくるだけであって、


会社には責任取っても社会的に責任取ってないってのは明白で、


まだまだ一般世間の信用(サラ金に信用もクソもないが)を取り戻すには時間が掛かりそうです。




ったく、


武富士には早く信用を回復してもらわないと困るんですよね。



あのダンス見れないからね





武富士に勤めてるわけでも、借金してるわけでも、株券持ってるわけでもない俺としては、



ぜひ返上したその金で




ダンサーの質をより上げてほしい限りです



12/31


えー、本年も残すところあと数時間。


ということで2003年最後の更新となります。




今年は阪神タイガースの18年ぶり優勝という大きな話題がありまして、


おかげさまでもう18年は生きられそうです




当サイトオープンから早くも半年が流れ、


一度更新ストップがあったとはいえ、ここまでやって来れたのは


ひとえにご来訪してくださった皆さんと、



ツッコミやすいボケをくれた自治会のお陰です。




ご来訪いただいた皆さん、


来年もよろしくお願いいたします。





自治会の皆さん、


早く消え失せてください。






従然草半年間のログを省みると、


やはり自分の稚拙さが目立ちます。




特に自治会に対する批判がどうも論理的におかしいもの、


批判のバックグラウンドとなる知識が甘いものなど、


今距離を置いてみるとその稚拙さが浮かび上がって恥ずかしい限りです。




しかしあえて訂正はしていません。



「一学生が社会に対して考えたことをそのまま表現した」というコンセプトなら間違いもそのまま残すべきだと思うし、


なんか自分の考え方の変化がつかめる気がするし、


めんどくさいし。



まぁどんなに稚拙といっても、


自治会よりマシだから別にいいです。

目糞にも鼻糞を笑う権利はあると思います。





まぁそんなわけでテキストサイト従然草、


2004年も政治、スポーツ、大学生活、そして自治会を、従然(じゅうねん)なるままに笑い飛ばして行く所存です。


来年もよろしくお願いいたします。



では、


よいお年を






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