知人からある日突然「月下美人」を頂きました。やっと根がついた葉っぱ１枚が植えてあった植木鉢。それがみるみる大きくなって、頂いた年から花を咲かせました。写真にとったものは２年目の花。月下美人の名の通り、夜(必ずしも月があるかどうは別ですが)にわずか２〜３時間だけ花を咲かせるというまぼろしの花。いったいどんな花が咲くのだろうと最初の年は本当に期待わくわくでした。３年目の冬に枯れてしまうまでに全部で５つくらいの花を咲かせてくれました。咲きはじめてから１時間ほどすると、部屋中にほんとうにいい香りがただよいます。えもいわれぬ香りと言う人もおられるようですが、まさしく！
ゆっくりゆっくり花を開かせていく時にわずかに葉っぱがふるえる。咲きはじめて２時間ほどの頃が満開でしょうか。それからゆっくりゆっくりしぼんでいきます。翌朝にはおおきなつぼみのようになります。
月下美人はサボテンの一種ですから、水に結構気をつかいました。やりすぎてもいけない、足りないのもいけない、ですね。けれど、うちには猫がいて、そして一軒おいて隣の白ねこちゃんがベランダづたいにやってくる。この２匹の猫がなぜかときどき、この月下美人の鉢の土を掘りはじめ、冬、一番水やりの難しい時期にどんどん枯れていってしまいました。
いつかまた挑戦したいけれど、私はハーブの花畑が作るのが夢なんです。ハーブはベランダでも育てることができるけれど、できたらでっかい花畑があったらいいな。
月下美人の写真はあまりいい写真ではないのがちょっと残念です。
写真をクリックすると大きな写真を表示します。
(１)咲きはじめ１時間くらいの頃。
(２)かなり開いたところ。
あたりはとてもいい香りでいっぱいになります。
(３)ほぼ満開。
(３)咲き終えると花はしぼんでしまう。
これは三杯酢で食べることができるそうな。
そこまでは試しておりませんが。
この２匹の猫たちが、月下美人の植木鉢をときどき掘りかえしてしまいました。３年越しに育ててきた月下美人でしたが、猫にやられ、そして何より大きくなりすぎて植木鉢の土だけでは持たなくなってしまったようです。枯らしてしまったのはとても残念ですが、いつかまた挑戦したいと思います。
目次に戻る
back to Home Page
