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東京スポーツ 2001年5月11日より

フジテレビに1000人デモ行進
「小倉キャスターやめろ」轟くシュプレヒコール
「サクラ」発言に怒りのライブ関係者が20日に大挙結集

サッチー(野村沙知代さん)のライブに対して、フジテレビの「とくダネ!」で小倉智昭キャスターが「客はサクラ」発言して、サッチーらが謝罪を求めていた騒動で、話し合いが決裂。ライブを行った関係者が9月20日にフジテレビ前で「逮捕覚悟」の大規模なデモを行うことを決めた。騒動はついに“実力行使”に発展して新たな波紋を広げている。

【和解交渉は決裂】
 サッチーこと野村沙知代さんが、東京・新宿ロフトプラスワン(註)でロックバンド・ニューロティカとの共演ライブを行ったのは2月19日。フジテレビ「とくダネ!」の小倉智昭キャスターが、その映像を見ながら番組で「この若者たち(集まった客)はいくらもらってきたの?」「こんなふうにのれるのかってのがあるでしょう?」とコメント。サッチーらが激怒して謝罪を求め騒動になっていた。
 そうしたなか、新宿ロフトプロジェクトの平野悠社長は9日、本誌の取材に「20日にフジテレビ前でデモを行うことを決定しました」と宣言。
 実は、これまでに今回の騒動を収束させようと、平野氏、サッチーらと親交のある出版プロデューサー、高須基仁氏が仲裁に入り、同番組のプロデューサーと和解へ向けての話し合いを持った。しかし、交渉は決裂したという。
 平野氏は、今月17日に新宿ロフトプラスワンで行われるイベントに、小倉氏と同番組プロデューサーに「来て謝ってください」と呼び掛けている。もちろん小倉氏らが姿を見せることは考えにくく、20日の大規模デモは避けられない情勢となっている。
 平野氏を中心として、全国からインディース系のロックファンが集結。フジテレビ前で「小倉辞めろ!」コールを連呼する大規模デモでは、不測の事態も予想される。すでに、最低100人のデモメンバーを確保。「小倉謝れ!」「小倉辞めろ!」などという横断幕約30本に、拡声器も用意して準備は万端という。

【平野社長 逮捕も覚悟 !! 】
賛同者つのる

 平野氏は「インターネットでも告知して、来週はフジテレビ前でビラを配って、フジの社員でも我々の主張に賛同してくれる方のデモ参加は歓迎します。当日は200人なのか300人なのかどのくらいの人が集まるか想像もできません」と話し、場合によっては1000人もの大規模デモに発展する可能性も出てきた。
 9日、警視庁にデモの許可申請を行ってきた平野氏。20日の午後2時にお台場の潮風公園太陽の広場に集合後、フジテレビまで「宣伝カー、横断幕を前面に出してデモを行います。ガードマン、警察とももみ合うでしょうけど、これ以上やったら逮捕されるというギリギリまでやります」と爆弾発言。
 平野氏は「小倉さんが謝れば済む問題なんですけどね。その後、プロデューサーから、『あれはジョークだから(謝れという)要求にはこたえられない』との返事でした。テレビ局の言いっ放しであとは無視するという姿勢に、風穴を開けたい」と訴えた。     (平鍋幸治)

【もはや両者の修復不可能に】
 サッチーのライブに対して、小倉キャスターが“さくら疑惑”を指摘したことにサッチーが激怒。
 本紙の独占直撃に「アノヤロー(小倉キャスター)は感動というものを知らない。私に対してねたみとひがみがあって発言したなら許してやるが、そうでなければ絶対に許せない。最近は(小倉キャスターの)カツラのかぶり方が良くないから、きちんとかぶって出てきなさい」と小倉キャスターのカツラにまで言及した。
 フジテレビ関係者によると、小倉キャスターはこのカツラ発言に怒り心頭の様子だったようで、両者の関係は修復不可能となってしまった。
 さらに今度は、サッチーのライブ開催場所となった新宿ロフトの平野悠社長と、ロックファンも「侮辱された。絶対に謝れ」とこのバトルに緊急参戦。
 小倉キャスターをめぐるバトルは、平野氏らを中心に「小倉あやまれ友の会」が結成されて、メンバーたちがフジテレビ前で大規模デモを敢行することになり、ドロ沼化の様相を見せている。

註:正しくは「新宿ロフト」です。(WEBMASTER)

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