コーヒーミルクの安眠

 

夜のネオンに溶け込んだ孤独に

僕も身を溶かしてしまいたい

コーヒーミルクのように

ぐるぐると

とろとろと

やがて拡散していって

見分けがつかなくなるくらいに

そうして紛れた中に

真の孤独を垣間見て

僕はやっと静かに眠る