私選1998年度タコビ大賞
SMビデオベスト10は明日発表できると思います。実は1位と2位どっちにしようか非常に迷っています。
昨年と同様、SMビデオベスト10発表の前に1998年度タコビ大賞を発表します。
私なりにタコビを定義しますと、以下の条件を備えたビデオがタコビです。
1)好きな女優が出ていること。(例えば「奴隷秘書 22」シネマジック 篠原真女)
2)知らない女優であっても、パッケージがやたら綺麗でそそること。(例えば「インモラル天使35」「奴隷妻・飼育の部屋」両作品ともシネマジック 夏樹みゆ)
3)男優が下品か、騒々しいか、変に存在感があり、煩わしいこと。(例えば「インモラル天使35」の濡木痴夢男、及び清水大敬が登場するビデオ全般)
4)訳の判らない責めが登場し、かつそれが長々と続くこと。(例えば「奴隷妻・飼育の部屋」での包帯縛りの放置責め)
5)靴の上から足を掻くような責めが長々と続くこと。(例えば「奴隷秘書 22」シネマジック 篠原真女。雪村春樹の監督する作品にこの傾向が強い)
6)設定がどうしようもないこと。(例えば「奴隷妻・飼育の部屋」では山本竜ニはホモという設定だった)
まぁ、一言で言うなら期待させた割には内容の無いビデオをタコビと定義しております。パッケージが大したことがなく、女優も好みでないビデオはタコビにはな
りえません。もともとそんなビデオは見たり、買ったりはしませんから、タコビに比べたら罪はありません。
1998年度のタコビ大賞は以下の3作品が争いました。
「奴隷秘書 22」(シネマジック)篠原真女主演 雪村春樹監督
「奴隷妻・飼育の部屋」(シネマジック)夏樹みゆ主演 雪村春樹監督
「インモラル天使35」(シネマジック)夏樹みゆ主演 川村慎一監督
つい最近までは、本編中には大した責めはないのに、ビデオの終盤に蝋燭責めのシーンがフラッシュのように数秒間映されるという非常に憎い編集をしてくれ
た「奴隷秘書22」をタコビ大賞にしようと思っていました。しかし、その後篠原真女の主演作品が増えてきた為、彼女の作品そのものに希少価値がなくなりま
した。すなわち、「奴隷秘書22」も彼女の数多い主演作のひとつと捉えられるようになりました。(彼女の主演作がこれともう1本程度であれば、これが文句な
しのタコビ大賞です)
したがい、98年度は夏樹みゆという可憐な少女を使っているのにもかかわらず、作品にホモを登場させ、かつ彼女を包帯巻きにし表情を隠してしまった「奴隷
妻・飼育の部屋」に98年度のタコビ大賞を差し上げたいと思います。
尚、雪村監督は非常にタコビ打率が高いです。また、川村監督はストーリーの段取りに気を取られ、作品は丁寧だけど、責めがおろそかにされるという傾向が
あります。ただ、今年の「奴隷姉妹3」や不朽の名作「生贄の季節」を作る人でもありますので、彼の嗜好が良い方に出ると、作品が傑作となる可能性もありま
す。
タコビを避けるのも難しいものです。
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