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新作情報111「汚された堕天使8」(アートビデオ・アヴァ)主演:相原ルミ 監督:斉藤茂介
新装開店初めての新作情報です。これからもよろしくお願いします。
いつも斎藤茂介の悪口を書いて、アヴァの方々には申し訳なく思っておりますが、今回も悪口を
書いてしまいそうです。
設定、主演女優、責めの内容でどれを取っても、これぞ斎藤監督といった作品であります。
主演は相原ルミ。この作品を見るまで、知りませんでした。あまり、好みでもなく、女子高生に
は見えないような気がします。ただ、喘ぎ声は悪くありません。パッケージを見て、悪からず
思われたなら、さほど外したという印象も受けないと思います。しかし、あの極端に短いセー
ラー服は不自然なので止めて欲しいです。
設定は、馬鹿馬鹿しいのであらためて書きたくありません。ホームページにある「みどころ」には
「瑠美は欲望を満たすため、インターネットで見つけた方法で教師(速水健二)を眠らせ、その
股間をむさぼっていたが、気づかれてしまう」とありました。インターネットでクロロフォルム
を手に入れる辺りなど時事的(笑)ですが、非常に不自然な設定です。また、教師を眠らせ、イ
チモツをしゃぶりつく阿呆な女子高生にSM的情感を表現しろということ自体無理な話です。こ
んな阿呆な設定、誰が考えたのだろうか?
責めの内容は以下の通りです。
1)セーラー服の相原を上手縛りに吊り、教室で鞭責め。ビデオはなぜ彼女がこんなお仕置きを
受けなければならないかという速水の独白で始まります。
2)股間をむさぼっているところを気づかれてしまった相原を速水が犯すシーン。
3)パンティを脱がされた制服の相原を教室の椅子に仰向けに拘束してのバイブ責め。バイブを
使い速水が相原を詰問するシーンは斎藤監督には珍しいSM的シーンではありますが、結局速水
のことを好きだと白状させるにすぎません。相原の喘ぎ声は良いです。エクスタシーに達する
表情も悪くありませんが、顔の肌荒れが気になります。遊びはほどほどにして、もっと睡眠時間
を取った方が良いです。あっ、余計なお世話か。
4)フェラチオ。お決まりのパターンですね。
5)全裸で後ろ手胸縄に緊縛された相原をベッドでバイブ責め。このシーンでは、相原は腰に縄
を着けられ、吊られています。先日紹介した「奴隷堕ち8」にもありましたが、腰を浮かされて
性器を露出させられるというポーズはM字開脚縛りより遥かに官能的です。ただ、バイブ責めが
何回も続くと飽きてしまいます。
6)胸への蝋責め。相原は熱に強いのか、低温蝋燭を使っているのか判りませんが、いまいちの
反応です。続いてバイブ責め。相原も責められ飽きたみたいです。それがこちらにも伝わって
きてしまいました。想像するに、フィニッシュは失禁で決めたいと斎藤監督は意図していたので
ないでしょうか。ところが、がんばっても排尿できなかったので、相原も白けた表情をしたのだ
というような気がします。
7)そのまま膝立ちにし、胸への蝋責め。フェラチオ付きです。
8)そのまま鞭責め。鞭は甘いです。「あと10発だ」と途中から相原に数えさせますが、数え
させるのも好きではありません。責めるときは、いつ果てるとも知れぬ責めの恐怖に女が怯える
といった設定が好ましいと思います。「あと10発だ」はこの設定の逆を行っています。
9)そして1)のシーンに戻り、着衣での鞭責め。この責めは全裸での鞭責めよりもきつく、
良い鞭責めシーンだと思いました。しかし、ビデオの最後なので、結局シーンが死んでしまって
います。
以上、相原がさほど好みでなかった為、冷静に見ることができましたが、いかにも斎藤茂介監督
といった雑な作品でした。ただ、全く楽しめなかったのかというとそうでもなく、着衣でのバイブ
責め、鞭責めを中心に10分程度のダイジェスト版を作りました。この作品はこの程度で良い
と思います。しかし、昨年猛威を振るった蛇縛が死んでしまった99年、SMビデオベスト10
はどうなるのか、今から不安です。

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