http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=VS-547
新作情報100「花嫁奴隷 被虐の初夜」(シネマジック)主演:米倉瑞穂/梶原恭子、監督:雪村春樹
とうとう新作情報も100を数えることができました。この場を提供してくださっている麗華さん、「タコビデオ」という呼称を考え出して頂いたLarryさん、時々鋭い
ツッコミをくださる野田阪神龍美さん、悪文にもかかわらずお読み頂いている常連の皆さん、どうもありがとうございました。これからも続けたいと思います。よろ
しくお願い致します。
予告通り100回記念に相応しいタコビデオを紹介したいと思います。
ストーリーは一応追っていましたが、あまりのくだらなさに最後に出演者の名前が出たところで、頭が真っ白になってしまいました。おおよそ、以下のストーリー
だったと思います。
22歳の米倉瑞穂は若手の医者と結婚します。ところが、どういう訳か夫は妻とセックスしようとしません。夫は妻と契らぬままアメリカへ出張します。同居の義
父(山本竜二)との留守番となりますが、この義父が好色で、米倉のパンティを盗んだりします。ある日、元看護婦という妊婦(梶原恭子)が家に住み着きはじ
めます。夜な夜な山本は梶原と縄事にふけます。肉体を持て余す米倉は梶原に対し嫉妬心を覚えます。そして、義父はとうとう米倉にも手を伸ばし、米倉は義
父のとりことなってしまいます。しかし、夫との愛はかえって深まり、米倉は妊娠します。一方、梶原は階段から落ち流産してしまいます。苛立ちの中で見たせ
いか梶原と山本と夫の関係が判りませんでした。もし、見た方がいらっしゃったらフォロー頂けると幸いです。
主演の米倉は私の好みです。幼い顔立ちですが、胸は豊かで、身体のいやらしさとのアンバランスが良いです。また、脚がとても美しいと思いました。パッケ
ージの表も美しい写真ですが、裏面の蝋燭で責められている表情にそそられました。監督は雪村春樹。見る前から不安はありました。
責めの内容は以下の通りです。
1)冒頭、ミニスカートにエプロン姿の米倉が緊縛されて放置されているタイトルシーン。ミニスカートから伸びた脚が美しく、期待が高まりましたが………
2)ほぼ臨月に近い全裸の梶原を山本が後ろ手に緊縛。乳首をつまみ、母乳を絞ります。そしてフェラチオ。私は妊婦マニアでないので、退屈なシーンでした。
(尚、梶原は10年程前に『魔触獣』他、数本のSMビデオで活躍していた女優です。特に『魔触獣』での浣腸シーンはSM史上最高の浣腸シーンであると個人
的には思っています)
3)ウェディングドレスを着せた米倉を仰向けに寝かせ、山本が愛撫。ここでも、まくられたドレスから伸びた脚線の美しさに注目しました。性器を愛撫し、米倉
が可愛い声を上げはじめたところで、画面は変わります。
4)ドレスの米倉を後ろ手上胸縄縛りで緊縛。野田さんが書かれていた、雪村は「女優をかわいく撮ることにも秀でている監督」ということは認めます。ただ、可
愛く見せられるとかえって苛立ちがつのることもあります。
山本は米倉に首輪を施します。そして、自分にも首輪を装着し、米倉と縄で連結します。山本は実はMっ気もあり、緊縛された女性と首輪で繋がれ、その女性
に足で踏まれると興奮するという倒錯した性癖の持ち主だったのです。この段階で、何だか泣きたくなってきました。
5)緊縛の解かれた、パンティだけの米倉への鼻責め。鼻責めは苦手ですが、皮肉にもこのシーンが最もSM的でした。山本が米倉に鼻フックを近づけると米
倉は山本の腕を抑え抵抗します。結局、男の力に抗うすべもなく、鼻責めを受けてしまいますが、抵抗するしぐさ、涙を浮かべた表情が良いです。
6)米倉と山本のファック。中途半端なファックシーンで、射精以前にシーンが終わってしまいました。そして、画面は夫の帰宅シーン、米倉が大きくなった腹を
さすりながら幸福感に浸るシーンでビデオは終わります。
以上、完全なタコビデオですが、一番の問題は蝋燭責めのシーンがなかったということです。しかも、蝋燭責めはこの作品では、クライマックスであるはずで
す。これは完全な詐欺行為です。なぜ、蝋燭責めのシーンをカットしたのか、シネマジックに納得の行く回答を求めたいと同時に、シネマジックの経営陣に猛省
を促したいと思います。
ところで、米倉は、科白は棒読みで、演技は出来ません。しかし、鼻責めで見せた表情は優良SM女優としての素質を感じます。これからの活躍に期待しま
す。
尚、このビデオを見終わったとき、5年前神田のすずらん堂で雪村がSM雑誌を買っているのを目撃したのを思い出しました。この作品を見た夜は、自分の趣味
を視聴者に押し付け、タコビの山を築き上げてゆく雪村の小太りの姿が瞼にちらつき眠れませんでした。
BACK