新作情報87「緊縛レンタル妻 若妻、貸出し中8」(シネマジック)
主演は沢山涼子。初めて聞く名前なので、ベストビデオのホームページで調べたら「Ryouko sawayama さわやま りょうこ/昭和52年11月9日生まれ T16
6・B92・W62・H92/東京都出身」とありました。下半身が若干太いのが気になりますが、地味な顔立ちで、どちらかと言うと私の趣味には合っています。た
だ、長身なので責め手の男より背が高くなるという場面もあります。
設定は夫(山本竜二)の希望でアダルトビデオに出演するはめになった若妻(沢山涼子)の物語です。実は見たときに泥酔していて、アダルトビデオになぜ出
演するのかという根本的な理由が判りませんでした。沢山は夫の言うことを素直に聞いてビデオプロダクションを訪ねます。面接の結果、プロダクションは沢山
のビデオは作れないことを山本に連絡しますが、山本はノーギャラで良いから出演させて欲しいと哀願します。最後は愛想を尽かした沢山から離婚届けを渡さ
れるという結末です。
責めの内容は以下の通りです。
1)着衣の沢山を山本が後ろ手胸縄に緊縛し、椅子にM字で固定。パンティを脱がし指責め。恋人や夫婦間のSMプレイは好きではありません。まず、SMプ
レイの「プレイ」という言葉も嫌いです。やっぱりSMには折檻とか拷問とか、何らかの暗い要素を求めてしまいます。前戯としてのSMプレイなんてビデオにし
てほしくないです。
ただ、沢山は縄が似合うと思います。性器を露にされて、山本にイクまで責められるシーンはそれなりに悪くありませんでした。
2)ビデオプロダクションでの面接シーン。裸になるように言われ、1枚ずつ脱ぐところの羞恥の表情は良いと思いました。何枚かポラロイド写真を撮られます。
3)ポラロイドをネタに、山本から蝋燭責めのシーン。後ろ手胸縄縛りで尻への蝋燭責めです。おそらく、沢山は苦痛責めに弱いと思います。涙を流しながらの
苦悶の表情は嗜虐心をくすぐります。個人的には蝋燭責めで「気持ちいい」なんて言う女は信用出来ません。やっぱり、折檻では涙を流してくれた方が良いで
す。ただ、このシーンは尻だけです。仰向けに寝かせ乳房も責めて欲しかったけど、残念です。尚、このシーンはプールサイドで撮影されていて、水から反射し
た光線が沢山の身体を照らします。絵としては非常に美しいと思いました。
4)自宅に隣人を呼んで、沢山に料理を作らせ給仕させるシーン。パンティ1枚にエプロンという格好です。恥ずかしそうにする演技はうまいです。緊縛され、パ
ンティとエプロンを脱がされ、山本と隣人から割り箸で乳房を愛撫されます。足元には鏡が置かれ、沢山が下を向くと性器が映る仕掛けです。このシーンでは
沢山が羞恥に悶える姿を堪能できます。沢山の顔立ちは地味なので、こういったシーンに似合います。
5)フェラチオシーン。犬の格好をさせてのフェラチオです。
6)再び後ろ手胸縄に縛り、尻を高くさせ、濡れ手拭い責め。ここでも、沢山は涙を流します。ただ、最初の涙の一筋は見られませんでした。
7)(ノーギャラでも良いから沢山のビデオ撮影をして欲しいという山本の哀願のシーンの後)ビデオプロダクションのスタッフによるバイブ責め。緊縛されていな
いのが残念ですが、数名のスタッフに囲まれ全裸でバイブ責めを受けます。何度も書きますが、沢山は羞恥を表現出来る女優だと思います。ここでもスタッフ
の言葉嬲りの中でバイブに感じてしまい、涙を流します。バイブ責めも「責め」ですから、「気持ち良い、イク、イク」を連発されるよりも、こうやって涙を流してくれ
たほうが遥かに興奮出来ます。最後は沢山もイッテしまいます。
以上、夫婦間のSMプレイという設定に目をつぶれば、なかなか良心的な作品と思いました。1)→4)→6)→7)→3)→ファックシーンの順番で15分のダイジ
ェスト版を作ったら、かなり楽しめました。パッケージを見て、沢山が良いと思ったら見ても損はないと思います。
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