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新作情報86「奴隷姉妹3」(シネマジック)
川村慎一監督久々のヒットです。いわゆる「いやいやSM」ではありませんが、主演女優がふたりとも良く、良心的なSMビデオとなりました。
一般的に女優がふたり登場するビデオにはあまり印象的なものがありません。今回の作品が成功したのは、川村監督の丁寧な演出に拠るところが大きいと
思います。
主演は今年の下半期、SMビデオに多数出演している小野美晴、そして個人的には優良SM女優と思っている篠原真女。ふたりとも美人と言ってよく、連縛さ
れている絵も美しいものになっています。篠原が姉、小野が妹という設定ですが、これはふたり並んだときの体型のバランスが良いのだと思います。
それぞれの簡単なプロフィールは
篠原真女 昭和49年11月10日生まれ T160 B88W60H88
小野美晴 昭和51年12月18日生まれ T156 B84W58H85
姉の方が身長が高く、かつ身体の線も女らしいというところがポイントだと思います。
ストーリーは両親のいない姉妹の姉(篠原)にはサディストの恋人(日比野達郎)がいて、一方妹には中年の愛人(中野D児)がいます。ある日妹は姉の手首
に縄目の跡があることを発見します。そのことを中野に言うと、中野は妹を縄師(濡木痴夢男)の屋敷に連れて行きます。濡木は妹を縛り、妹が股縄に悶えて
いると、妹を探しに来た姉が濡木の屋敷に現れます。姉妹は濡木と中野に調教されることになります。
責めの内容は
1)姉が日比野にブラウンのスーツ、ミニスカートで後ろ手胸縄縛りで緊縛されるシーン。緊縛されて放置され、悶える姿には色気があります。(途中、妹と中野
のファックシーンに入れ替わりますが、これはストーリーの説明の為には入れざるを得ないシーンでしょう)。放置の後、そのまま上手縛りにされ、床に仰向け
に寝かせられ、服の上から乳房を日比野から踏みつけにされます。乳房を足で嬲るというシーンは非常にSM的だと思いますが、あまりありません。もっと多
用して欲しいものですが、このシーンも短いです。そして、股縄責め。責められる姉の目線に嗜虐感を覚えます。ブルーのパンティに食い込む股縄も良いです
が、もうちょっと表情も長い時間撮って欲しかったと思いますが、まぁ良しとしましょう。
そして、ファックシーン。日比野にしては早く終わったような気がします。
2)濡木による妹の緊縛シーン。妹は白いブラウスに紺色のブレザー、赤いタータンチェックのミニと「汚された堕天使」で着せられた不自然なセーラー服よりず
っと可愛らしい服装です。濡木に緊縛されますが、やっぱり濡木は煩いです。「痛くないからね」「おっ、可愛いなぁ」。着衣のまま後ろ手に緊縛され片足を吊ら
れ、だんだんと白いパンティが見えるシーンは可憐です。この日、妹は生理中でナプキンを着けていますが、続く責めには支障がありませんでした。
3)白いブラウスの妹に股縄を施し、姉が登場するシーン。姉も縛られますが、妹の悶え声のする中で縛られるという設定は非常に良いと思います。姉は黒系
のスーツ姿、妹は白いブラウス。色の取り合わせも良いです。
4)着衣のままで、姉を立ち縛り、妹を座り縛りに1本の柱に拘束し、妹への鼻責め。鼻責めは苦手ですが、今年見た鼻責めでは「蛇縛輪姦2」に匹敵するくら
い良かったです。中野の「お前らはこんなことをされる為に、育ったのか」という科白の後、妹の鼻に鼻責め用クリップを着け、鼻吊りを行います。妹は涙を流し
ます。良かったのは、その妹の惨めな格好を見て流す姉の涙です。非常にSM的なシーンと思いました。
5)上半身裸にされた姉を高手縛りにして膝立ちにさせ、ブラジャーとパンティを着けた妹も高手縛りで仰向けに寝かせ、姉への鞭責め。この構図だと、お互い
が顔を合わせることができます。最初、中野は妹の周辺を鞭でたたき、威嚇します。妹は怯え、それを見た姉は「私を打って。妹は打たないで」と懇願します。
中野はそれにしたがい、姉を鞭で責めます。姉の反応はもちろん、妹の反応が秀逸だと思います。姉に鞭が降ろされる度に、あたかも自分が叩かれているご
とく、妹は身体を痙攣されます。これは演出なのか、小野美晴の自然な反応なのかは、判別しませんが、とても嗜虐的なシーンです。鞭は厚手のゴム製でけ
っこう苦痛を与えると思います。姉が涙を流しながら悶えるのを見て、妹も涙を流します。「どうだ、お姉さん、きれいだろ。お姉さん、きれいよと言ってみろ。さも
ないと、お姉さんはもっと辛い目に遭うんだぞ」という中野の科白。泣きながら、その言葉を言わなければならない妹の表情、その妹を涙目で見つめ、次の責め
を待つ姉の姿。素晴らしい構図だと思います。
6)姉の左手、妹の右手を縛り付け、四つん這いにさせての蝋燭責め。この責めは突然始まります。鼻責めと鞭責めは責めに行くまでの過程が良かったのに、
このシーンではその過程がなかったのが残念です。蝋燭責めは姉妹同時に行います。姉がしっとりと泣くのに対し、妹は泣きじゃくります。この対比はとても良
いです。また、好きなのは、姉が責めにのけぞり、豊かな胸に蝋燭が垂らされるのを妹が涙目で盗み見するところです。その表情には、姉を美の競争者として
見るジェラシーのようなものがあるように思えます。これも、演出か小野の自然な演技なのかは判りません。時間が短いのが残念ですが、興奮できる責めでし
た。
以上、個人的には非常に気に入った作品となりました。篠原のシーンを中心にした「奴隷姉妹・姉」という15分のダイジェスト版と、先に紹介した「汚された堕天
使」のバイブ責めと合わせ、小野のシーンを中心にした「奴隷姉妹・妹」という、これも15分のダイジェスト版を作りました。
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