新作情報85「汚された堕天使 7」(アートビデオ・アヴァ)
http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=1780
斉藤茂介監督のごく標準的なタコビデオです。期待しなかったので、大して腹も立ちませんでした。
主演は小野美晴。今年一押しのSM女優と思いますし、主演作も多数ありますが、残念ながらいわゆる傑作がありません。今年の本格的SMビデオの主演作
は「インモラル天使37」、「仮面の花嫁」、「奴隷姉妹3」(シネマジック)、「どすけべ女教師・禁断の生尺汁(笑)」(サクセスエンターテインメント)、そして本作
と5本になります。短期間でこれだけのSMビデオに主演した女優は過去に例がないと思います。(奇譚クラブは同じ女優を使い毎年数本のSMビデオを作りま
すが、違うレーベルで1年間に5本のSMビデオに主演したのは小野が初めてではないでしょうか。尚、この5本のビデオの中では『仮面の花嫁』が一番良いと
思います)
ところで、SM女優が歴史に残るには、出演作はそれほど多くはないが大傑作に1本主演しているというのが条件のような気がします。島崎里矢の「生贄の季
節」(シネマジック)、亜梨沙の「奴隷・亜梨沙」、高瀬広美の「肉ただれ」(アートビデオ)、島崎梨乃の「インモラル女高生」(シネマジック)というのがその例で
しょうか。考えてみると「歴史に残るSM女優」という定義もはっきりとはしませんが、これらの作品は神保町で今でも高値で売買されていて、「歴史に残」って
いることが証明されていると思います。
さて、本作品です。アートのホームページでは「卒業間近の美晴は近所に住む親しい中年に恋の悩みを相談するふりをして近づいた。子供の頃に見たあの光
景は年頃になった美晴の淫らな性がうずき始めた」と紹介されています。親しい中年でSMマニアは速水健二が演じます。非常に臭い設定ですが、小野が速
水に恋の相談をするまで、10分以上の時間が費やされます。したがって、このビデオを見るなら最初の10分は早送りした方が良いです。
ストーリーは上記の紹介文でご想像頂ける内容ですので書きませんが、責めの内容は以下の通りです。
1)不自然な超ミニのセーラー服の小野を後ろ手胸縄に緊縛し、スカートとパンティを脱がし、ベッドの上でバイブ責め。最近、小野のバイブ責めのシーンはかな
り見ており食傷気味です。
2)同じコスチュームでM字開脚縛りにし、再びバイブ責め。斉藤監督の作品って、どうしてこうもバイブ責めが多いのでしょうか。しかも1)と同じコスチュームな
ので余計な感じがします。
3)全裸で後ろ手緊縛した小野にフェラチオをさせながら、尻に蝋燭を垂らす。フェラチオと蝋燭責めの並行責めはやめて欲しいです。表情が見えません。ま
た、ご丁寧に小野は目隠しされています。
4)そのまま小野を仰向けにし、ファック。同時に蝋燭責め。SM的責めとファックの同時進行は好きでありません。実際にプレイをする時でも、苦痛責めを終え
てから、「どうだ、今日の責めは辛かったか」と聞きながらファックした方が据わりが良いような気がします。小野はここでも目隠しされています。
5)全裸で緊縛された小野を水平吊りにし、再びバイブ責め。もう、バイブは止めろと言っているのに。
以上、タコビデオでした。今回はダイジェスト版も収録しませんでした。小野美晴はおととい発売された「奴隷姉妹 3」に期待したいと思います。
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