新作情報84「インモラル天使 38」(シネマジック)
丁寧に作られていますがSMビデオとしてはタコという川島慎一監督作品です。
主演は横倉里奈(Rina Yokokura)。日焼けした健康少女という印象です。趣味の問題ですが、容姿もまぁまぁではないでしょうか。プロフィールを調べたら生年
月日:昭和55年02月14日、出身地:神奈川県、血液型:A型、身長:154cmサイズ:B83(C-65) W57 H83、靴のサイズ:23.5cm、趣味:料理、特技:スキー・ピ
アノ。もうすぐ24才ですが、実際より若く見えます。私の通勤時に見る女子高生よりずっと女子高生らしいです。
設定は横倉扮する女子高生が知らない男から手紙をもらったり、体育の授業の時に制服を盗まれたりします。手紙の内容は横倉がランジェリーショップで買い
物をしているところを尾行したこと、白い木綿のパンティを買ったのを見て嬉しかったことが書かれています。横倉は犯人は同級生のアキヨシという男子生徒と
思っています。
それを追求しようとした横倉は逆にアキヨシに倉庫で縛られてしまいます。白い体操着、エンジのブルマー姿の横倉を上手に緊縛し、柱に拘束し、脇の下の臭
いをかいだり、鼻責めをしたりとイタズラします。訳の判らない責めですが、横倉は涙を流します。また、鼻責めの時も涙を流しますので、マニアの方にとっては
良いかもしれません。
このことを横倉は憧れていた担任の日比野先生に相談します。日比野の家に行き、横倉と日比野は男女の仲になってしまいます。横倉は偶然、日比野の家
で女子高生の制服、ブルマー、靴等が整然と陳列された部屋を発見します。そして、そこには盗まれた横倉の制服も置かれていました。犯人は憧れの日比野
先生だったのです。
しかし、横倉は日比野を拒絶せず日比野の頼みにしたがい彼のお気に入りの制服を着せられ、股縄責めを受けます。横倉の反応は悪くありません。横倉は
緊縛され、股縄責めが続きます。横倉の頬を涙が伝わります。
日比野は横倉をパンティ1枚にし、ボールギャグを施し、上手吊り立ち縛りにします。試験管に横倉のよだれを集め、日焼けした皮膚をピンセットで採集します。
これも責めとも言えない行為ですが、横倉は涙を流します。日焼けした皮膚を採集するという行為には個人的には何の性的興奮もえることが出来ませんでし
た。
再び横倉に制服を着させ、緊縛。股縄。顔が半分近く隠れる猿轡付きでした。ビデオは横倉を監禁した日比野が逮捕されたというテロップで終わります。
以上、ストーリーは陳腐ながらもしっかりしていますが、責めは時間も短く、訳の判らない行為だけのタコビデオであります。
個人的にはストーリーを軽視せよというのではありません。最近のSMビデオは安直なドキュメンタリーモノが多く、そんな中でこういったストーリーのきちんとし
たビデオを作るのは評価出来ると思います。また、横倉も科白はしっかり話すし、冒頭の手紙の朗読もうまいと思いました。ただ、ビデオを見るのはSMマニア
なのですから、責めをあくまでも重視して欲しいのです。それから、ビデオの中で横倉はあまりにも簡単に縛りを受け入れてしまいます。せっかく、責めまでの
段取りをきちんと表現しているのだから、横倉の責めに対する怯え、恐怖感、拒絶といったものを表現してSM的要素を重視して欲しかったです。
見所としては、パンティに食い込む股縄でしょうか。股縄のシーンだけを6分間のダイジェスト版として収録しました。
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