新作情報74「仮面の花嫁」(シネマジック)
http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=VS-534
小野美晴のシネマジック主演2作目です。
最近、KUKIのプロフィール検索が有料になってしまいました。他のAV女優検索( http://www.iyokan.co.jp/catalog/index2.html)で調べたらオノミハル
T156-B84-W58-H85 76/12/18生まれとありました。前作でLARRYさんが紹介されたように、美人ではありませんが責められているとき嗜虐心をくすぐる表
情の出来る女優です。また、身体もきれいで、これからも活躍してもらいたいと思いますが、次回作はアートビデオのタコビシリーズ「汚された堕天使」(斉藤茂
介監督)です。
設定は婚約したレディコミックの漫画家(小野)担当の編集長(平口広美)が実は小野のSMプレイの相手で、作品は結婚式の為に準備したウェディングドレス
を着た小野と平口の一時のSMプレイを描きます。したがって、この作品もどちらかというとヒロインが積極的にSMの世界に入り込む設定で、小野が股縄オナ
ニーをしながら過去のプレイの思い出に浸るというシーンもあり、LARRYさんが前作の紹介の際に希望された「嫌々責められる役」ではありません。しかし、責
めはそこそこあり、設定がシンプルな分、前作の「インモラル天使」よりは良かったと思います。
責めの内容は
1)ウェディングドレスを着た小野を平口が緊縛。小野のドレス姿は美しいと思いました。今年22才とあり、セーラー服姿よりずっと自然です。また、平口はその
存在感から煩いという欠点が一般的にはありますが、本作では寡黙で、下手な演技をしない分よろしいです。
緊縛後の責めはドレスの中に平口がはいり込みパンティを脱がし性器への愛撫。この責めは宏岡みらいの主演した「緊縛ウェディング」(大洋図書)にもありま
すが、あまり面白くありません。小野の責めに悶えている表情が映っているときは、平口が映らず、平口が小野の性器に指を突っ込んでいるときは小野の悶
え声が聞こえるだけです。要は責め手と受け手の間が断絶されてしまい、嗜虐シーンであることが視覚的に理解できないという事態が生じてしまいました。
2)ウェディングドレス姿の小野を階段でM字開脚にし、スカートをまくりパンティの中から指責め。小野は青いボールギャグを施されていて多量のよだれを流し
ます。SM的には良いシーンだと思いますが、よだれが性器を責めている平口のスキンヘッドに盛大に落ちます。少しやりすぎでしょうか。指責めは一応小野
がイクまで行われます。悶え方が自然な感じがして悪くありません。
3)そのままの小野を階段で尻を高く持ち上げるようにし、パンティを脱がしてのバイブ責め。バイブ責めの反応も良いです。大人しい印象もありますが、アート
のイクイクという大袈裟な悶え方より、こちらの方が興奮出来ます。アートの新作でもバイブ責めはあるはずですから、比較してみると監督の嗜好の違いがわ
かって面白いかもしれません。
4)ブラジャーとパンティの小野を後ろ手胸縄縛りにし、別の男によるペッティング、ファック。普通のシーンですが、小野の反応が可愛らしく、これも一応は評価
出来ます。
5)パンティ1枚の小野を前手縛りにし、鞭責め。鞭責めの前に平口が、床に寝かされた小野の顔を足で踏みつけます。SMではこの「踏みつける」という行為
が大切と思いますが、一般的にSMビデオでは軽視されています。手による愛撫は愛情であり、足による愛撫は凌辱につながると書いたら大袈裟かもしれま
せんが、足で女性の命である顔や乳房、性器をいたぶるのは非常に嗜虐的と思います。
鞭責めはゴム製の長い尾の九尾鞭が使用されています。これはかなり痛いと思います。1発目から強く叩き、小野の尻に鞭の跡が出来ます。小野も痛いらし
く、泣き声も半ば本気です。小野の尻に数本のミミズ腫れが出来たところで、鞭が数発間断なく降ろされます。この時、小野がキレテしまい、急に立ち上がり
涙でぐっしょりになり、「もういや、もうやめて」と本気で泣きじゃくります。設定は積極的にSMの世界に入るというものでしたが、このシーンではそれを忘れさせ
てくれます。視聴者としては、鞭責めをもっと続けて欲しいと思いましたが、平口はなだめるように小野を抱きかかえます。この行為は感心出来ません。
以上、不満はありますが、前作のイモ天よりは楽しめる作品だと思いました。因みに私は1)の緊縛シーン→2)(スキンヘッドによだれの垂れるシーンは除く)
→3)→5)→4)の順番でダビングし、13分のダイジェスト版を作りました。小野が好みの人は見て損はないと思います。尚、監督は若月美廣。相原リサの「奴
隷秘書」の監督ですが、作り方は比較的癖がないようです。
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