新作情報68「調教処女」(GASH・MAX A)・
ほぼ、2週間ぶりの新作情報です。今回もタコビを紹介しなければなりません。
主演は野田阪神龍美さんもお気に入りの北原まゆみ。昨年の彼女の主演作、「インモラル女子校生 6」と「女子校生監禁カルテ」(両方ともシネマジック)は
私選ベスト20のそれぞれ8位と12位に入選しました。彼女は特別美人という訳ではありません。胸も小さく、どちらかというと幼女体型だと思います。しかし、
縛られたとき、その表情と体型が何とも言えぬ嗜虐的ムードを生み出します。「インモラル」では制服のままパールロータを挿入され、クリトリスを股縄で刺激さ
れるという責めを受け、「女子校生監禁」では、これも制服のままバイブを挿入されていました。どちらの責めでもエクスタシーを迎えるときは顔が涙でぐしょぬ
れでした。SMビデオでは鞭や蝋燭での涙のシーンは少なくありませんが、色責めで涙が見られるシーンはまれです。考えてみると、バイブ責めでは女性にと
って一番大切な性器を露にされおもちゃにされるのですから、反応としては「イクー、イクー」と悦ぶよりも、この北原のように涙を流す方が自然であり、ずっとS
M的だと思います。ただ、この新作では北原の涙のシーンは全くありません。
ビデオの内容は3つの部分に分かれます。
1)北原へのインタビュー。厚化粧です。スーツ姿ですが似合っていません。縛られたことがあるかという質問に「ありません」と答えますが、完全に嘘ですね。
そういえば、このタイトルも嘘です。
全裸となった北原を四つん這いでお尻をカメラに向けさせ、自分で尻を広げるように命令しながら、軽くスパンキングをします。ビデオでは服を脱がせるところは
収録してありますが、四つん這いでお尻を向けさせるところは収録していません。こういったところに女性の羞恥心が出てくるのにと苛立ちを感じてしまうシーン
でした。
2)全裸で上手(うわて)立ち縛りの北原をクリップ責め。シネマジのビデオではクリップ責めがなかったので、このシーンは価値があると思いました。しかし、こ
のシーンの冒頭で、すでに北原の左の乳房にクリップが1つ装着されていました。クリップ責めの醍醐味は最初のクリップを装着するときにあると言って過言で
はありません。また、北原は目隠し、棒型のギャグをされていて、表情が判りません。目隠し・ギャグを施せばSMになると考えるのは非常に安直です。
クリップ責めは3名の男がクリップを装着したり外したりしますが、この方法は良いです。クリップを付けたままだと、身体がクリップに慣れてしまって痛みを感じ
なくなりますので、この方法は正しい責めかたです。また、乳房から責め、最後に乳首に装着するのも正しい方法です。乳首がやっぱり一番痛いそうですか
ら。でも、表情が判らなければ欲求不満が残ります。
クリップ責めの後はフェラチオ。早送りしました。
3)拘束具を使い、北原を狸開脚に拘束。この拘束具は「ファックミー」という名称だったと思います。右手右足、左手左足を拘束し、性器とアヌスを丸見えにす
るという拘束具です。どういう訳か、北原は前頭マスクをされています。これを見たとき、キレそうになりました。責めは指責め、マスクを外し、ファックと続きま
す。
以上、北原ファンの私にとっては耐え難いタコビでした。北原の、縛られて責められる少女の哀れさみたいなものが全くなく、彼女の魅力が完璧に封じ込めら
れています。
もし北原に関心のある方はシネマジの2本をご覧ください。アートの峰モノにも出ていますが、この作品よりは数段マシです。

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