新作情報53
「インモラル天使　36」(シネマジック)
http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=VS-517
このタコビシリーズもついに36に突入しました。１作目（相原めぐみ）が出たのが92年の春頃だったように記憶しています。あれからコンスタントに2ヶ月に1本のベースで製作されていますが、飛び抜けて傑作というのがありません。強いて言えば、ナイト2000さんの書かれた通り、3作目の西尾美樹が一番良いと思います。
なぜこのシリーズにタコビが多いか、下記のように考察してみました。
１）シリーズ全体的にＳＭという世界に憧れている少女をヒロインにしている。折檻という意味でのＳＭではなく、ひとつの愛のかたち（言葉にしたら寒くなってきた）としてのＳＭを描こうとしている。したがって、設定そのものの段取りが長く、責めのシーンが始まるまで時間が掛かる。また、責めそのものもハードではない。
２）ヒロインは全て女子高生だが、主演女優が女子高生に見えない場合が多い。
３）清純な少女という設定も多いが、処女が登場したことは１回もない（当たり前か）。
さて、本作品のヒロインは一応女子高生には見えますが、作品については上記の条件が当てはまっています。主演は長瀬麻衣子。個人的には阿木さゆりに似たところもあり、ＳＭ的容貌をしていると思います。
ストーリーは平勧介演じるＳＭ小説家が小説の中で姪の長瀬を緊縛し、愛撫するというのが前半。後半は机の上に置いたその原稿が長瀬に読まれてしまうが、長瀬から昔からおじさんが好きだったと告白され、ラブホテルの部屋でファック→ブルマー姿で緊縛し、股縄責め。
平は女子高生が憧れるような容姿をしておらず、ストーリーに非常に無理があると思います。
責めの内容は、あっ、もう書いちゃいましたね。（笑）
監督は川村慎一。前回の夏樹みゆの「インモラル天使35」,石川麻矢の「被虐のレースクイーンⅡ」等、比較的良い素材を使ってタコビの山を築き上げています。
まぁ、インモラル天使のファンだったら標準的なタコビですので、レンタルしても大はずれという感はされないとは思います。

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