新作情報52「奴隷墜ち 7」(アートビデオ・アヴァ)
夢流zouお得意のシリーズです。このシリーズは4作目(桜井清美主演・昨年の私的ベスト10第2位)が最も良いと思いますが、本作品も丁寧
に作られており、アートビデオの面目躍如といったところでしょう。
主演は宮沢えり。6年ほど前に、シネマジックのSMビデオグラフィティのシリーズでバニーガールの格好で縛られ、緊縛のままファックされてい
ました。そのビデオはダビングしなかった為、確認出来ませんが、記憶では同一人物だと思います。美人系の女優でもう30才近いと思います
が、落ち着いた感じがして良いです。ただ、泣き顔はいまひとつのような気がします(この点は趣味の問題です)。
(中略)
責めの内容は以下の通りです。
1)黒い喪服で墓参りしている宮沢を子分が車に乗せ、「ちょっと遊んでいこうぜ」とファックシーン。発想としては悪くありませんが、初めからファ
ックというのはすこし安直な気がします。子分もサディストで、例えば身体検査だとか言って野外で緊縛しだんだんと裸にしていくようなシーンの
方が流れが良かったような気がします。
2)親分(山本)の前に連れだし、シャワーを浴びるよう命令。再びバスタオルだけの格好で引き出される。脚を拡げ、尻を上に上げるように命令
され、子分に乳房を愛撫され、山本にイクまで指責めされる。このシーンではバスタオルが有効な小道具になっています。乳房はバスタオルで
隠すことが出来るが、後ろから性器とアヌスが丸だしにされてしまうというのは、羞恥心をあおるという点で良いアイデアであります。
3)全裸でテーブルの上に仰向けに緊縛し、バイブ責め。陰毛をハサミで切り、乳房や腹に載せますが、肌が汚れ、逆効果だったと思います。
バイブは一回イカセタ後、アヌスと性器でまたイカセます。迫力はありますが、宮沢の声と顔が若干趣味と違います。ただ、口が裂けたり、笑い
出すというような怖いシーンはないです(笑)。
4)宮沢を全裸で後手胸縄縛りで椅子に尻が突き出るように拘束し、浣腸責め。緊縛姿がなかなかきれいです。浣腸はガラス浣腸器を使い、イ
チジクの中のグリセリンを使用するというオーソドックスなものです。グリセリン液の浣腸は3本注入します。便意に耐える宮沢の様子も良く描か
れていて責めの流れもオーソドックスです。バイブで栓をするのも悪くなく、抜いたとたんに液が吹き出すというのも浣腸シーンの王道を行くもの
でしょう。また、浣腸責めは女性の羞恥心をなぶるものですから、この作品のように大勢で責めたほうが設定として良いと思います。
続いて、開脚縛りにし、牛乳浣腸。ここらまでは、我慢して見ていましたが、その後、トマトジュースの浣腸となりますが、痔の出血が連想され、
気分が悪くなってしまいました。これ以降は見ていません。
全部見ずに新作紹介も気が引けますが、良心的な肛虐ビデオであります。やっぱり浣腸を主題とするビデオは雰囲気が暗いほうが良いです。
斉藤茂介さんやシネマジックのスタッフの皆さんもこのビデオを見て、SM的雰囲気を勉強して下さい。
ただ、宮沢はスチールの方がきれいかもしれません。夢流ZOUの作品のパッケージはきれいすぎます。
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