http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=CN-256
新作情報50「縄処女嬲り」(シネマジックノワール)
6月の終わりまでに何とか50本のビデオを紹介できました。これで、自分に課したノルマ(笑)SMビデオ100本紹介への折り返し地点に到達しました。常連の皆さん、これからもよろしくお願いいたします。
さて、高橋孝英監督の素人SM女優調教ドキュメントです。この高橋という監督、ノワールの方で大半のビデオを監督しています。特別、演出に特徴もなく、また監督作品にメジャーな女優も登場しないことから、まだ新人なのでしょう。
主演は尾崎麻衣。スタイルはまぁまぁですが、下唇が厚く、あまり好みではありません。SM女優でいいと思うのは、「えっ、こんな娘が縛られるの」的な容姿をしている女優です。尾崎の場合は、そのような意外性もありません。帯の宣伝文句には「初めての緊縛」とありました。ところが、尾崎はこのビデオとほぼ同時に発売されたアートの「秘悦天使奴隷4」(コメント301で、鼻好爺さんが紹介)にも主演しています。まぁ、別に気にしませんけど(笑)。
内容は縄師千葉曳三が尾崎に調教を行うものです。この千葉という縄師、名前は聞いたことがありますが良くは知りません。ご年配の方と思います。調教の途中で女優をリラックスさせるために、笑顔を見せたりします。こういう行為はあまり感心しません。SMは仮想上性的折檻であり、責め手と受け手の間には緊張関係がないと責めが中途半端になります。リラックスさせるために責め手に笑顔が必要であれば、編集の段階でカットすべきです。また、千葉は時たま、カメラと尾崎の間に立ちます。こういう無神経な振る舞いも避けるべきで、スタッフもこういった点は編集の段階で注意して欲しいです。視聴者の目は、スタッフが思うほど節穴ではないのです。
責めは、尾崎を着衣のまま後ろ手胸縄縛りで緊縛し、胸をはだけ、乳房への平手打ち。この責めは結構好きです。乳房は母性のシンボルであり、乳房への凌辱は、性器に対する凌辱よりもSM的です。続いて、パンストの上から股縄責め。尾崎はなかなか良い反応を示します。泣き声が悪くありません。
上手立ち縛りにして、バイブ責めと同時に乳房への平手打ち。せめて、イクまでやって欲しかったです。意味の無いファックの後に、水平吊り縛りにして、鞭責め。泣き叫びますが、時間が短く、中途半端です。最後に蝋燭責めもありますが、これも時間が短く中途半端でした。
尾崎はスチールよりも、責められている方が絵になります。ただ、このビデオに言えることは、全体的に作り方が非常に雑です。上で書いた通り、編集は雑ですし、責めも行き合ったりばったりの中途半端な印象です。結論を言えば、SMクラブの常連さんが、新人の女の子と嬉しそうにプレイするといった作品でした。酷を言えば、この程度の作品の監督であれば、誰にでも出来るのではないでしょうか?まぁ、この作品がこういった素人的路線を目指しているのなら、大きなお世話ですけど。

BACK