新作情報45「淫乱スワップ若妻交換飼育2」(アートビデオ・アヴァ)
今年100本のビデオを紹介すると誓いを立てましたので、今月はあと5本紹介せねばなりません。今年は不作で、普通だったら絶対見ないであろうビデオも本数を稼ぐために見ています。この作品もその理由だけで見たビデオですが、やっぱりタコビでした。
ストーリーは幸か不幸か、題名が全てを表わしています。死夜悪の「生贄の損失補填」も題名がストーリーを表わしていましたが、脚本の良さもあり、筋にかなりの厚みがありました。この作品はストーリーがあまりにも薄く、ここで紹介する必要はないと思いますが、一応、帯の宣伝文句を書くと、
「日本人妻を持つ外国人バイヤーと商社マンの夫婦が繰り広げる変態スワップ天国!レズ・4P・麻縄緊縛・ムチ・熱ロウ責め等々」とのことです。何らかの理由があって、女房がいやいや他の男の調教を受けるというのはSM的ですが、この作品では4人が合意のもとでスワッピングSMを楽しむという設定で、プレイの前に4人が握手するシーンもあります。SMの陰湿さのかけらもない、ふざけた設定ではあります。
外国人バイヤー(日本語ペラペラの外人、名前知らず)の妻が本宮あきら、商社マン(英語を話すシーンもあるが、ひらがなの英語をしゃべり商社マンに見えず。この人も名前知らず)の妻が一木ニーナです。女優はふたりとも、シネマジックに出演作がなく、素人に毛が生えたような感じです。どちらかというと一木の方が清楚な感じがし、本宮の方がスタイルは良いでしょうか。でも、ふたりとも美人ではないと思います。
責めの内容は、あっ、もう書いちゃいましたね。(笑)
この作品は設定も女優もタコですが、もっとタコなのはカメラワークです。一木、本宮は同時に責められます。その間をカメラが行ったり来たりする等、落ち着きがありません。この作品では、ふたりの女優を同等に扱っていますが、むしろひとりを中心にし、脇役が責められるのを見せながら、主役の乳房でも揉みながら「次はお前の番だよ」といった設定の方が作品としても面白いのではないでしょうか。
レズビアンのシーンもありますが、その際、二人の男優がそれを見ながらイチモツをしごいています。監督(荒木Etsurou)のセンスを疑ってしまうシーンでした。
本作品はタコビですが、一木は私の知り合いの女に少し似ているところがあり、一木が責められるシーン(一応、蝋燭責めでは涙を流します)だけを編集して録画しました。まぁまぁ、楽しめました。200円程度だったらレンタルし、好みの女優の方だけのビデオに編集するというのが、本作品の一番の楽しみ方だと思います。
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