新作情報41「蛇縛輪姦2」(蛇縛・アタッカーズ)
お待たせしました(笑)。蛇縛第7作目、最新作です。紀州梅さんが酷評された作品ですが、個人的にはさほど悪いとは思いませんでした。
このレーベルはぼかしが薄いというのが最大のウリで、股縄が恥丘に食い込むシーンを見るのを楽しみにしている方も多いと思います。しかし、
今回はそのようなシーンもなく、紀州梅さんが書かれた通り、股縄ファンにとっては不満の残る作品であるかもしれません。
主演は秋山みほ。アートビデオ「みほ18才」では、生理中の女子高生という設定で、印象はあまり良くはありませんでした。プロフィールは「秋
山みほ(あきやま みほ)、生年月日S.53年7月23日、血液型O型、身長153cm、サイズB.81 W.53 H.84、出身地神奈川県、趣味特技ピアノ・
カラオケ」。今年20才だですが、もっと若く見えます。サイズもまぁ嘘がないと思います。ペチャパイと紀州梅さんが書かれていましたが、ビデオ
では全体的に胸が絞られるような緊縛をしており、豊乳手術を受けているメイファの胸よりもずっと美しいのではないでしょうか。
ただ、SM向き容姿かどうかは意見の分かれるところでしょう。私としては、何となく川本真琴に似ているような気がして、SM向きではないよう
に思えます。一方では、「ビデオ・ザ・ワールド」の記者で「みほ18才」を手放しで絶賛していた人もいました。SM女優の評論はグルメ評論に通
じるところがありますが、ただ言えることは、「みほ18才」よりもこちらの方が演技、反応とも数段進歩していると思います。
ストーリーは援助交際で前の学校を退学になった不良女子高生(秋山)が清水大敬担任のクラスに転校してきます。退学になった理由はクラス
メートにも周知の事実であり、それを理由に体操着を隠されたり、裸にされたりの苛めにあいます。ところで、担任の清水は援助交際マニアで
す。ある日、秋山は清水が電話で約束を取り付けているところを発見し、それをネタに清水から金を脅し取ろうとします。その現場を体育教師の
速水健二に発見され、秋山は清水と速水から折檻を受けることになります。
責めは以下の通りです。
1) 制服で立ち縛りにした秋山を竹刀責め。制服は上はベストセーター、スカートは短すぎないグレイ、ソックスは紺のハイソで、アートのタコビに
出てくる不自然なミニではなく、好感の持てる制服です。服の上から乳房を竹刀で突いたり、尻を叩いたりしますが、秋山は我慢強いのか、結
構耐えています。清水もいつもの下品さがなく、不快ではありませんでした。
2) そのまま片足吊りにしてのバイブ責め。清水がパンティの上から性器を愛撫し、愛液のしみを確認してからパンティをはさみで切り裂きま
す。バイブは熊ん子タイプのものですが、ぼかしが薄いので、挿入される様子が一応は判ります。秋山は痛いんだか、気持ちいいのか判らない
ような反応を示しますが、むしろ自然で、最近のアートに出てくるバイブ責めの「イッ、イー。イックー」よりは遥かに好感が持てました。清水の責
めの間の科白「辛いか、苦しいか」も、このバイブ責めも折檻の一部であるということを明らかにしているものであり、好科白でした。
3) ハイソだけを残した全裸で後ろ手に縛り、水平吊りにしてのクリップ責め。クリップは乳房、恥丘に施されます。秋山はボール付ギャグをされ
ていますが、苦痛に耐えています。反応はまぁまぁではないでしょうか。
4) 背中の縄は吊ったままで、テーブルの上に膝をつかせ、両方の足首を吊り、身体を膝だけで支えるような形での鼻責め。一般的に鼻責めは
嫌いで普通早送りしますが、この作品では真面目に見ました。紀州梅さんの書かれた通り「ナイス」な鼻責めでした。鼻をフックで吊るのは良く
ある責めですが、この作品ではフックを、秋山がのけぞるまで吊って行きます。この縛りかただと、鼻だけで上体が起こされることになり上体の
かなりの重さが鼻に課されるのではないでしょうか。鼻責めは一種の羞恥責めだと思っていましたが、これは完全な苦痛責めだと思いました。
続く、フェラチオはないほうが良いシーンでありました。(鼻責めだけで、こんなに書いてしまった(笑))
5) 再び、全裸で後ろ手立ち縛りでの鞭責め。鞭責めそのものは普通ですが、最後に秋山はようやく涙を流します。
蛇縛ビデオにしては、いやらしさの少ない作品ですが、非常に良心的なSMビデオです。難解な責めはないし、オーソドックスな責めに徹してい
ます。ただ、本作品は秋山が好みかどうかで、評価が完全に割れる作品でもあります。名古屋では個室ビデオで見られますが、一般的にはセ
ルビデオです。アートを見て、秋山が可愛いと思ったら絶対に買いましょう。

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