新作情報39「淫縛ナイトメア」(シネマジック)
最近低迷しているシネマジックのごく平均的なタコビデオです。監督は中野敏栄。この人の作品には女性を緊縛し、ペットボトルをむりやり一気飲みさせるという興奮できない責めが登場しますが、本作品にも登場しました。
主演は篠原さゆり。例によってKUKIのAVアイドル名鑑で調べたら「篠原さゆり Sayuri Shinohara 生年月日:昭和48年10月23日 出身地 :東京 血液型 :A型 身長 :162cm サイズ :B84(C-70)cm W58cm H88cm 靴 :23.5cm 趣味:歌」とありました。ビデオで見るより、数字の方がスタイルが良さそうです。この数字は信憑性が薄いです。
設定は上司(山本竜二)からレイプされたOL(篠原)が、それ以来悪夢にうなされ、セラピスト(中野D児)を訪ねるが、そのセラピストがサディストで、最後は自分から縄を乞うM女に調教されてしまうという、リアリティの乏しい内容です。中野を訪ねてからの責めの内容は以下の通りです。
1)緊縛してのフェラチオ→ファック。特に面白くないです。
2)バイブ責め。篠原の反応が非常に悪いです。おそらく、この女優はMっ気は全くないと思います。Mっ気がなくとも美貌や演技力でカバーできる女優もいますが、彼女の場合は無理みたいです。何と言っても目つきが悪いです。責められているとき、半目でカメラを捉えますが、その時の白けた表情は編集の段階でカットして欲しかったです。編集で思い出しましたが、SMビデオはこの編集という作業がおろそかにされているような気がします。例えば、アートビデオに良くあるスタッフの声、女優がイク前に終わってしまうバイブ責め、どういう訳かビデオの最後に出てくる着衣の緊縛シーン。この作品にもビデオの最後に篠原が着衣で緊縛されるシーンがありますが、挿入される場所を間違えたシーンだと思いました。
3)強制排尿。蝋燭を消させますが、篠原の表情に羞恥心は見られませんでした。
4)蝋燭責め。まぁまぁの反応を示しますが、フェラチオと同時です。
以上、平均的なタコビデオでした。ただ、篠原という女優、見方によっては可愛いかもしれません。レンタル200円程度の価値はあるのではないでしょうか。
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