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新作情報38「黒いズボンの女」(縄・シネマジック)
新レーベル「縄」の3作目で、1作目と同様、濡木夢痴男が実に気持ち良さそうにモデルを縛っています。因みに2作目は雪村春樹が担当していましたが、女優がパッケージだけで良くないのが判ったため見ませんでした。
女優は山口珠里。初めて聞く名前で、インフォシークで調べてもプロフィールが判りませんでした。先月のシネマジックの新作「百合奴隷」で桜木亜美と共演しています。多少癖はありますが、美人と言って良いでしょう。線が細く、長い髪という私の好きな条件を一応満たしています。縛られた姿は、着衣、全裸とも美しいと思います。
さて、ビデオの内容ですが、1作目と同様、縄だけで女優を責めるというコンセプトを忠実に守っています。縛りは着衣での後手縛り、吊り縛り、股縄縛り、褌縛りと
続きます。責めらしい責めといえば、中盤での鼻責めと羽根責め、終盤での鞭責め(ほんの2分程度)くらいです。ファックも、フェラチオも出てきません。
この作品で一番いけないのは、緊縛の際、濡木が女優をリラックスさせようとくだらないおしゃべりを続けることです。グラビアの撮影等、緊縛された結果を楽しむメディアの制作には、女優をリラックスさせることは必要でしょう。しかし、本レーベルは「縄」という名前が示す通り、緊縛を楽しませることを目的としています。画像が動くビデオですから、当然、視聴者は緊縛の結果だけではなく、女性が縛られてゆく過程も期待すると思います。緊縛されていく過程で微笑む女など、金を払ってまで見たくないというのが個人的な感想です。濡木はグラビアの撮影が長かったせいか、本作品がビデオであることを全く気づいてないようです。
結論を言えば、本作品は濡木のワンマンショーのタコビです。ただ、羽根で責められる時や乳首を責められる時の山口の悶えと喘ぎ声は色っぽく、完全には無視できません。終盤、乳首を責められる時、山口の鼻から長い鼻水が垂れ、山口は音をたててそれを吸い上げるというシーンがありますが、個人的には非常に不快でした。
山口さんには是非、他のSM作品に出演して頂きたいと思っていたら、大洋図書の明智の作品に登場したみたいです。今度見てみます。

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