新作情報35「浣腸テニスギャル・恥じらいのスコート」(シネマジック・ノワール)
http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=CN-251
苦手の浣腸ものですが、「テニス」、「スコート」という言葉に惹かれて見てしまいました。白いテニスウェアを着た女の子を緊縛し、だんだんと裸にするのが好きです。
最近、シネマジックは浣腸ものは全てノワールで制作しています。女優は、シネマジックのレーベルに比べるとかなり落ちます。視聴者としては、美人の女優が浣腸責めに悶える姿を見たいものですが、この1年程、シネマジックの作品で浣腸責めのある作品には出会っていません。
浣腸責めは、女性に浣腸液を注入し、強制的に排泄させるという一種の羞恥責めだと思います。ガラスの嘴管をアヌスに挿入し、グリセリン溶液を注入するという行為もSM的ですが、むしろ浣腸責めの目的は排泄を必死で耐える女性の姿を見ることにあります。ところが、ノワールで作られる最近の作品は「脱糞行為」に重きが置かれているように思えます。羞恥はSMですが、脱糞はスカトロです。別な言葉で言うなら、SMとスカトロ愛好を混同して作品が作られています。
本作品もその方向です。設定はテニス部の女の子がコーチに浣腸の折檻を受けるというものですが、その折檻の理由がコーチのおならを女の子が笑ったからという、SMとは遠い理由になっています。浣腸は空気浣腸、エネマシリンジ、イリルガートルの3種類出てきます。女の子は一応緊縛されていますが、羞恥心は表現されず、おならや脱糞に重きが置かれています。とくに最後の脱糞のシーンは、標的に向かって脱糞させるというものでした。こんなのはSMではありません。
浣腸責めが出てくるシネマジックの作品で好きなのは「魔性の柔肌」(松田知美)、「愉芽の絆」(岡本百合)、「Mという玩具」(音羽まこ)、「被虐のカルテ」(林こずえ)それからSMグラフティのどれかに柴田かおりが和服で浣腸されるのがありました。これらは一応浣腸される女性の羞恥とか哀しみが表現されていたように思えます。女性の羞恥を表現するなら、ある程度美人女優を使わないと不可能かもしれません。したがって、浣腸ものをノワールで制作する限り、女性の羞恥心を表現するのは難しいといえます。美人といえば、KUKIビデオの「奈落のアイドル」で田崎由希の浣腸シーンがありました。田崎を磔にし、浣腸し、排泄させるというものですが、液は注入されていないし、一目でカレーを使ったインチキだと判りました(笑)。また、シネマジックで姫ゆり、加賀恵子、刹那紫之が出演しているのも見ましたが、これらはもう折檻というよりも見世物であり、SM色が非常に薄くなっています。
本作品をSMビデオとは呼んで欲しくないと思います。尚、主演の矢野美穂という女の子は好みにもよっては可愛いと思う人もいるかもしれません。ただ、パッケージの方が数段美人でした。姫ゆりを若くしたような感じの娘で、あまり好みではありませんでした。

BACK