新作情報32「蛇縛の巡礼折檻」(蛇縛・アタッカーズ)
一時間前に見た待望の蛇縛新作です。作品的にはタコビでしたが、何だかこのレーベルは一刻も早く紹介しなければならないというような使命感みたいなものがあり(笑)、早速紹介します。
主演は桜沢菜々子。2年ほど前、シネマジの「奴隷秘書」に主演しました。この時の監督がTOHJIROだったので、作品も責めも難解でした。したがって、この女優とは相性が悪いと思い、次に出た「喪服奴隷」も見ませんでした。ホームページで経歴を調べましたが、見付かりませんでした。容姿の知りたい方は、他の作品ですが、http://home.kuki.co.jp/OLD_KAV/VINL/V9604/FRONT/V960423F.HTMをご参照下さい。まぁ、美人といえるのではないでしょうか。菜々子という名前も松嶋菜々子からむりやり取ったのかもしれません。
ストーリーは青森支社から東京本社に転勤になった桜沢がそこの課長(平賀勘介)と主任(速水健二)にだまされて調教を受けるというものです。まず、OLが果たして転勤になるのかという素朴な疑問が生じます。桜沢は訛りが強く、仕事をさせてもコピーはまともに出来ず、お茶汲みも失敗するというどん臭さです。美人で姿勢の良い桜沢には、こういったキャラクターは合わないと思います。どうしてこんな不自然な設定としたのか、最後まで理解出来ませんでした。
責めは、まず手錠で後ろ手を拘束し、だんだんと裸にしてゆきます。抵抗が比較的よかったです。また、裸にされながら、乳房を愛撫されますが、きれいな乳房でした。パンティもいっぺんには脱がさず、毛や恥肉をパンティから引き出しながら脱がしてゆくという蛇縛ならではのシーンでした。続くバイブ責めは全裸の桜沢を大の字にベッドに固定し、乳房から性器へとバイブを這わせて行きます。このシーンは見ごたえがありました。桜沢の抵抗とだんだんと感じてゆく様子が良く表現されていたのと、ぼかしが薄いの桜沢の割れ目も判るし、バイブが挿入される瞬間、熊ん子の舌がクリトリスに触れる瞬間と、その瞬間の桜沢の反応が良く判りました。
ここまでだったら、優良ビデオになったと思いますが、バイブ責めの後、桜沢にモンペを着させます。モンペが好きな人もいると思いますが、SMとモンペはどうも遠いような気がします。もともとモンペを着なければならない女性をモンペのまま縛るというのはしょうがないと思いますが、青森出身だからという理由でモンペをわさわさ着させるという発想が気に入りません。モンペを着させ、緊縛し、モンペの上から股縄を施し、次に割烹着だけの姿で緊縛し、直股縄を施して放置し、最後にフェラチオを強要するという「責め」とは言えないようなシーンが続きます。ただ、直股縄は、恥肉の谷間に縄が食い込んでいる様子が良く判りました。
以上、タコビでした。桜沢ファンにとっては、傑作かもしれません。桜沢のことを知らない人はシネマジの作品を見てから、本作品を購入しましょう。尚、個人的にはこのような職場を舞台にしたSMモノは好きです。大洋図書の「羞恥の午後」(ピンクの制服の桐島もも子主演)が気に入っています。
ところで、蛇縛の発売は基本的に一月一本でしょうか。次回を期待しましょう。
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