新作情報21「きせかえ人形 蛇縛の艶変化」(蛇縛・アタッカーズ)
麻生早苗主演の蛇縛の第5作です。紀州梅さんが書かれた通り、良くありませんでした。清水大敬と乱田舞がよってたかって、自分達の趣味でタコビを作ってしまった感があります。
前回麻生の「緊縛エクスタシー」(シネマジ)を紹介した時、麻生は悪くないので、是非、蛇縛の新作に出てもらいたいと書きましたが、まさか乱田も一緒に来るとは思いませんでした。清水も最近出てこず、遂に成仏されたかと安心しておりましたが、まさか期待のレーベル、蛇縛で復活するとは………。
ストーリーは、自分の容姿と肉体にコンプレックスを抱く清水が1年半前に結婚した麻生に相手にされていないと思い込み、そのコンプレックスを歪んだ形で麻生にぶつけるという、清水の為に出来たようなストーリーです。乱田は使用人の役で、清水の助手兼縄師を勤めます。
冒頭、黒いジャケットとミニの麻生を乱田が立ち姿で後ろ手で緊縛します。個人的に麻生の容姿は好きなので、美しいと思いました。緊縛が完了した時点で、清水が登場し、麻生へ恨みつらみを言いながら、ブラウスを脱がせ、乳房を愛撫したり、性器を指でいたぶります。この段階で麻生の演技にやる気が感じられません。紀州梅さんの気にされていた「やめて」はこのあたりの科白ではないでしょうか。
テーマは「着せ替え」で、麻生はこの後、婦人警官、レオタード、和式喪服、黒い下着と様々なコスチュームで縛られます。責める清水の目障りなこと、この上なしです。驚いたのは喪服のシーンで、清水は女装します、それもボディコン姿で。黒い下着のシーンでは、清水自身が緊縛され、ベッドに固定されている麻生を嘗め回します。気分は悪くし、性的興奮とはおよそかけ離れたシーンとなっています。
でも、印象に残ったシーンもありました。婦人警官のシーンで麻生を四つん這いにし、足の指を性器に挿入し、かき回すシーン。おそらく足の指は子宮口まで達していると思われ、麻生も痛そうです。また、喪服のシーンで、パンティー股縄でない股縄責めと股縄の間から小陰唇を思いっきり引っ張るシーンはぼかしの薄い蛇縛ならではのシーンだと思いました。
いずれにせよ、清水のタコビ制作能力を改めて評価した作品でした。ところで、麻生早苗ですが、紀州梅さんが書かれていた程悪いとは思えません。スタイルもいいですし、乳首は私の好きな陥没乳首ですし(笑)。今度は奇譚クラブにご出演頂き、あの物静かな調教師さんの乳房責めを受けていただきたいと思います。尚、私は本作品を15分のダイジェスト版にしてダビングしました。もちろん、清水の登場する部分や科白はカットしてあります。先ほど見直してみたら、結構楽しめました。紀州梅さんも一度編集し直してみたら如何でしょうか。
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