新作情報18「瓶詰女陰・女子校生ゆり子」(SPIDER・ハリウッド)
http://home.kuki.co.jp/OLD_KAV/TANK/T9512/9512/T_951215.HTM
紀州梅さんの書き込まれた蛇縛の新作が見当たらず、セルビデオの本作品を見ました。
最近、セルビデオのSM進出が目覚しく、マニアとしては嬉しい限りです。この作品は「サイコ・スプラッターSMビデオ」とでも呼びましょうか。作品の傾向としては、あまり好きではありませんが、80分を超える大作であること、責めの内容がバラエティに富んでいることより、ぜひ紹介したいと思います。主演は遠藤悠美。SM作品としては、シネマジの「奴隷秘書」、アートの「悠美のお尻を犯してください」に出演していました。アートは峰モノでタコビでしたが、シネマジでは中野D児からきつい鞭責めを受け、涙を流していました。容姿はまぁ、一般受けするタイプではないでしょうか。(上記のURLアドレスは他の作品のパッケージです。彼女の情報が見付からなかったもので……)
内容は遠藤に片思いのサイコ野郎が遠藤を監禁し、いいようにおもちゃにし、最後は女陰を切り取り、瓶詰めにするというものです。責め手がサイコ野郎ですから、責めの内容もTOHJIROを超えるものもあり、早送りにしてしまった場面もあります。
冒頭、上手縛りで立たされた遠藤を裸にし、指で遠藤が処女かどうかを確認します。このサイコ野郎は彼女を夜な夜な思い、オナニーをしたときの精液を瓶に溜めておくというとんでもない奴で、その瓶を取り出し、遠藤に塗りたくります(この場面は早送り)。次に遠藤をテーブルに寝かせ、両脚を吊ります (さすが、セルビデオと思いましたが、この時、遠藤の割れ目がかなりはっきりと見えます)。この段階でバイブ責めでも始めるのかと期待しましたが、例の精液の瓶を取り出し、遠藤に塗りたくります。これが飽きると生卵を塗りたくり、最後はゆで卵を遠藤の膣内に挿入します。個人的に食べ物を使った責めは嫌いで、早送りしました。遠藤は完全に涙顔で泣きじゃくっています。誰だってこんなことをされれば涙を流したくなります。見ている方は興奮できず、不快な思いをしただけでした。
その後、全裸の遠藤を後ろ手に手錠を掛け、首輪をし、首吊りの状態で汚れた体を洗いますが、首輪がかなり食いこんでいます。 これもきつそうで、洗うというよりも完全に「責め」となっています。遠藤の泣き声も良く、意外に興奮できるシーンでした。
このサイコ野郎は潔癖症で、遠藤の膣内のばい菌が気になるようです。ばい菌を掃除機で吸い取ろうと、恐ろしいことを思いつきます。子供の時、父親のSM雑誌のイラストに「そそうをしたメイドは膣を掃除機でお仕置きされ…・・」というのが出てきましたが、実写でみられるとは思いませんでした。M字に開脚されて、あらわになった膣に掃除機を当てられるというものですが、痛いらしく、遠藤は泣き叫びます。(不満だったのは責めの最中で、膣ばっかりにカメラが集中し、遠藤の泣き顔が映らなかったことです。可愛いのだからもっと映してほしかった)遠藤は一回脱走を試みますが、失敗します。その折檻がサイコ野郎「特製シート」です。普通の木製の椅子の座るところに穴があいていて、ハンドルを回すとそこから大型の張り型が上下にピストン運動をするものです。この責め具もSM雑誌では何度も見たことはありますが、実写で見られるとは思いませんでした。良く作ったと感心してしまいました。遠藤の目の前でハンドルを回し、これからこの椅子で責めることを宣言した時の遠藤の怯える表情と演技がなかなか様になっていました。
全裸の遠藤を前縛りにし、椅子に座らせ、遠藤の膣に張り型が挿入され、ピストン運動を繰り返します。これも、かなり痛いみたいです。 ローションも何も塗らずに、むりやり挿入するのですから痛いはずです。遠藤も演技する余裕がないみたいですが、このビデオの中では最も興奮できるシーンでした。また、ぼかしも薄く、ピストン運動と恥丘の動きも何となく判ります。掃除機のシーンとこのシーンだけで、このビデオを見る価値があると思います。
その後の展開は気分が悪くなりそうなので書きませんが、エネルギーのある作品でした。「瓶詰女陰」はシリーズで、他に何本かありました。パッケージに女優名が出ていないのが不満ですが、もう1本くらいは見ようかなと思います。蛇足ですが、このビデオの音楽の担当は「瓶詰シスターズ」です。最後に笑ってしまいました。

BACK