新作情報12「蛇縛の淫麗コクピット」(蛇縛・アタッカーズ)
仕事で忙殺されており、久々の新作情報です。
蛇縛の4作目、持田薫の本格的SM出演の2作目です。蛇縛の1作目と同様、女優が好みかどうかで、評価が分かれる作品だと思います。持田薫はいわゆる巨乳を売り物としている女優のひとりですが、美乳ではありません。乳房は下がりぎみで、乳首にも品がありません。しかし、顔は意外に清楚な感じがし、SM向けの表情が出来る女優のひとりだと思います。また、巨乳のわりには、太ってはおらず、縄が映える体つきをしています。本作品はセルビデオです。持田が好きかどうかはシネマジック「奴隷女教師・背徳の旋律」をご覧になって購入されたら如何でしょうか?因みに私はこの女優は結構気に入っています。したがって、以下の紹介はあくまでも、ご参考にとどめておいて下さい。
ストーリーは加藤鷹扮するレーサーが芸能界入りに憧れる持田薫をだまし、芸能プロデューサーの速水健二と組んで調教するというものです。凝ったストーリーでもなく、比較的入りやすいストーリーだと思いました。最後にテレビ出演の契約書と偽って奴隷契約書にサインさせてしまうのは、ご愛敬としましょう。
責めはきついです。最初はレオタードの持田をベッドに固定し、バイブ責め。ぼかしは薄く、バイブが性器に挿入される様子が良く分かります。持田が嫌がる様子も良く、責めの前に加藤が「こんなもので感じるなよ」と言ってから、責め始めるのも気に入りました。バイブは黒い「熊ん子」ですが、熊の舌がクリトリスにあてがわれている様子も何となくわかります。持田の反応も臭くなく、イクイクと叫ぶ女優よりは興奮出来ます。次はこぶ縄渡り。この責めは、女に自ら責めを積極的に受けることを強要するタイプの責めですが、演技力のある女優だと絵になります。こぶのひとつひとつがレオタードの下の持田の性器を責める様子はなかなか良いと思いました。
次は、別のレオタードを着せ、M字開脚縛りで椅子に固定し、速水がはさみでレオタードを切っていきます。股の所を切るとパンストにしみが出来ていて、昔のビニール本を思い出しました。
圧巻は大きな乳房へのクリップ責めと、続く鞭責めです。最初のクリップが持田の右の乳首に装着される時の泣き声が可愛らしく、嗜虐心が刺激されます。クリップは乳房、腹、性器と10個以上装着され、それを鞭で叩き落とされます。この責めはきついらしく、持田も涙を流しながら許しを乞います。シネマジの「奴隷女教師」でも、クリップ責めはありましたが、これに比べれば責めとは言い難いものでした。やっぱり責めるなら涙を見るまで責めない迫力がありません。
結論を言えば、SMビデオの良心が見られるようなビデオでした。責められている女の悶えを楽しんでいる時に、男優の顔がドアップで出るということもありませんし、照明を変に暗くし、画面を見づらくするということもありません。当たり前の配慮が充分されている数少ないビデオの1本です。持田ファンは迷わず買うべきです。
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