新作情報7「緊縛エクスタシー」(シネマジック・ノワール)
http://av2.jav.co.jp/package.phtml?ItemCode=CN-241
土曜日、休日出勤の帰りに見たシネマジックノワールの新作です。新レーベル「縄」が出た後も、ノワールの新作は出るみたいです。題名は「緊縛エクスタシー」。たぶん「緊縛パーフォーマンス」(美里リナ)、「続・緊縛パーフォーマンス」(細川百合子)、「SMエロトマニア」(愛田るか)の流れを汲むシリーズのようです。
上記のシリーズでは数人の縄師がそれぞれの特長を生かした責めを行うというものでしたが、なんとなく責めも中途半端に終わってしまった感があります。特に美里リナは好きなので非常に不満が残りました。
今回は監督、縄師とも乱田舞。良くライブをしている人ですね。ライブのビデオを見たことがありますが、濡木先生ほどしゃべらないので、嫌いではありません。
主演は麻生早苗。ビデオ雑誌の月間人気女優ベスト10にしばしば登場する女優です。今回SMは初めてとのこと。プロフィールは「生年月日:昭和50年11月2日、出身地:東京、血液型 :O型、身長  :162cm、サイズ :B90(E-75)cm W60cm H86cm、靴:24.5cm 趣味:ショッピング、旅行、スポーツ:ダイビング」。かなりの美人で、スタイルも良好です。ただ、肌が白くないのが難点かな。
内容はどうでも良いインタビューで始まり、途中にも何度かインタビューが挿入されます。個人的にインタビューは嫌いですが、こんなに多いのを考えると好きな人も多いのかもしれません。
責めは黒っぽいロングのスリップを着た麻生に目隠しをし、椅子に座らせ、背後から乳房をゆっくり愛撫することから始まります。洋服でも下着でも、布の上から乳房を愛撫するのは大好きです。布の上から尖がってくる乳首を感じたり、見たりするのは結構興奮出来ますが、SMビデオではあまりないですね。
愛撫の後、丁寧に後ろ手で緊縛。はさみでスリップを切り、だんだん裸にしていき、指やバイブで性器を責めるといった「良くある責め」が続きます。全裸にした後、立ち縛りのまま鞭責め。鞭はあまり本気で叩いておらず、鞭もビニール製なので、あまり絵としても美しくありません。
その後、目隠しを取り、全裸にし、ベッドに大の字に寝かせ、ローションを全身に塗り、性器への指責め。合計4回程エクスタシーを迎えます。エクスタシーの時の表情も声もまぁまぁです。乱田が「集中しろ。集中しろ」と言いますが、SM向きの科白ではないと思います。何度も書いている通り、SMは一種の折檻ですから、「痛いか」「こんなに感じて恥ずかしくないのか」とか、「もっと、上手に悶えてみろ」とかの科白が欲しいです。
最後に吊りもありますが、何となく迫力不足でした。責め手と受け手の間に緊張感が感じられない1時間でした。インタビューの中で麻生が乱田のことをランちゃんなんて呼びますが、それもあまり感心できませんでした。
この1本には、同じ監督・女優で近々続編が発売されるらしいです。予告編を見ましたが、たぶん似たような1本になるのでしょう。

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