新作情報4「親指姫・乳責め昇天」(シネマジック)
シネマジックの新レーベル「縄(じょう)」の記念すべき第一作です。
ストーリーを廃し、女性のM性を引き出すような作品を集めることがこのレーベルの目的のようですが、残念ながら、第一作は非常に不満の残る作品でした。
成瀬美佳という全く聞いたことのない女優を濡木先生が縛るだけという内容で、良くこれで1時間も持たせたなと変な感心をしてしまいました。
成瀬という女優は濡木より頭ひとつ大きいです。顔は好き嫌いがあるので、良くわかりませんが、私には原由子に少し似ているなと思ってしまいました。乳首を責めるときに少し良い表情をしますが、SMにはふさわしくない女優だと思います。
それから、濡木先生のやかましいこと。モデルを褒めたり、気持ち良いかとか、痛くないかとか。こんなことビデオの中で言う必要はないと思いますけど。縛られればある程度痛いのは当たり前だし、気持ち良ければ自然とよがり始めるので、別に聞くようなことでもないと思います。むしろ頭ひとつ小さいオジサンがそんなことをつぶやいている姿はSMクラブでやる気のないM女にごきげんを取っている姿に見えると書いたら怒られるだろうな。
要は前途に大いなる不安を抱えた新レーベルという印象でした。ビデオの最後の方にM女募集の広告があり、撮影が2日くらいで済み、ギャラは30万円以上ですって。なんだか、素人路線を狙っているようです。シネマジックの峰モノになりそうな気がして今夜は心配で眠れそうにもありません。
尚、親指姫という題名ですが、モデルが大女なのに不思議だと思っていたら、親指を縛ると感じる女だからという意味らしいです。ああ、腹が立つ。
BACK